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ゆるーいエッセイ  作者: 樋口諭吉


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過集中を得る方法


 今回は、過集中を普通なぼくらが会得する方法を考えてみたい。


『繰り返しがこだわりを生み、こだわりが過集中を生み、過集中が発達障害をもたらす』


 エッセイで何度か、この話題にアプローチしてると思う。


 一応理解しやすくするために因果っぽい表現にしたが、実のところ脳は因果を判定しないので、並び順は順不同だ。


 プラシーボって現象を見てわかる通り、基本的に脳は『理由』を重要視しない。


『なぜ』好きか? そんな問いの答えは全て後付なんだ。


 脳の振る舞いは、ある種量子的と言える。


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 それはさておき、差別意識をもたらし、マウントやらなにやらでぼくらを苦しめる脳。


 たまには、こっちから逆に利用してやろうとぼくは思った。


 必要なときに、過集中を都合よく引き出せたら便利だと思いません?


 今回は、過集中を都合よく発生させようっていうメソッドなのだ。


 やり方は簡単。


 まず、繰り返す動作を決めます。


「ぼくはやれるぞ!」って心のなかで何度も思うとか、忍者ポーズを決めるとかなんでもいいです。


 その反復動作をとことん『こだわり』を持ってやってください。


 集中したいときに、毎度儀式のように行ってください。


 頭の中で「ぼくはやれるぞ!」と発話するときの声の大きさとか、忍者ポーズを決めたときの合わせた人差し指の押し付けるときの強さとかね。全力の70%だぜ! とか、こだわることはなんでもいいんです。


 繰り返しとこだわりが定着すれば、その所作で過集中ゾーンに入ることができるようになります。


 そう。


 今回は、スポーツ選手とかがよくやる、ルーチーンの秘密についてのお話なのだ。


 人間を苦しめるプロセスを、逆に有効利用してやろうってわけです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] そう、強い意志を持って まずは繰り返し動作 え、ええっと…… ひつじがいっぴきひつじがにひきひつじがさんひきひつじが [一言] ぐぅ。 いや面白かったです。 「自己暗示の呪文を決めて…
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