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ゆるーいエッセイ  作者: 樋口諭吉


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ツイッターをやってみて思ったこと

 SNSの後発組って不利だよね。


 初期状態でネットワークがないから『見下される』状況から入らないといけないもんな。


 フォロワー数0か。ゴミめ。みたいなw


 相手からするとただ乗りみたいな感じに見えるんでしょうね。


 ぼくは、現時点で弱者であるぼくに手を差し伸べてくれた人に、いつか大きなネットワークができた際宣伝して恩返しをする。そうきめた。


 相互評価じゃないぞ。「宣伝で」だ。


 それはさておき、ちょっと毒を吐きますよ?


 ツイッター見てるとさ。政策なんかを両面待ちしていて、どっちに転んでもブーブー言いそうな人らを数万人単位で見ることができます。


 いやどっちを採用するにしても結局貶すやん? みたいな。


 デカイものを相手に貶して喜ぶ分にはまだいいんだけど、相手が芸能人とかの個人になると完全にいじめだよね。


 そういう人が数万人単位でいるのだ。


 怖やー。


 こういう人らは、叩けそうなものを探しているだけでホントの意味でポリシーを持っているわけではないのだ。


 叩かれる人が悪いわけじゃなくってさ。


 そんな人らに、ぼくは、『呆れ』と『ツッコミ』をもって返すことにしよう。


 ところで、『知ったかぶりをしたり、あるいは根拠なく他の人を貶めたりして、他の人から呆れられる』のと、逆に『他の人から根拠なく見下される』のってどっちがマシなんでしょうね?


 集団に属している場合は、見下される方が辛いのかな?


 集団主義的価値観に居ると、日々是競争みたいな状況ですやん?


 呆れられる低確率よりは、とりあえずは確実に他人を叩いてスッキリできる方を選ぶみたいな?


 ぼくはどっちも嫌だけれど、むしろ見下される方がましかな。


 ちっちゃい頃から、『大人が子供に求める答え』を考えながら生きてきたからさ。


 昔から、やたらと見下されるのだ。


 いや、『そんなの子供に求めんなよ』って話なんだけどね。


 おかげで、今もその頃の癖が抜けきらない。


 理不尽なことに、見下す人って、相手の能力に関わらず見下してくるんだよね。


 自分が優位に立てそうな比較不能な尺度をどこかからパクってきて好き勝手に定量化してお構いなしにあてはめて勝った気になっている。


 もうこの時点で、アホの所業としか言いようがないんですけどね?


 同じ手段によって相手もマウントを取れる分野があるだろうってことに知恵が巡らない。


 他人を見下す理由は、見下す側の人が『狭い了見で物事を見ている』からなんですけれど、見ている世界が狭くなる背後には、知恵を縛る『こだわり』がたくさんあって、そのこだわりの近辺に『コンプレックス』が山程あるんですよね。


 実のところ、好んでやらないだけで、殴られたときの報復自体は容易くってさ。


 今まで報復されていない理由は、ひとえに相手の温情だけかもよ?

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