おまけ
本編完結記念のオマケの回です。気楽にお読みください。
※深く考えてはダメな回です。
リーン「いやー。とうとう完結したねえ! 僕ちゃん、嬉しいようで寂しいような変な気分だよ! みんな、今までありがとう! 今回は本編て書けなかったことを少し紹介するね!」
リューク「リーン! 生きていたのか!?」
リーン「あ、いや、ごめん。今回は、本編無視したお遊びの回だから……」
リューク「なんだ。死んでいるのか……(ぽろぽろ)」
リーン「ええええ!? 泣くの!? 泣かないでよ!」
リューク「泣いてない! これは……目から髄液が溢れているだけだっ!」
リーン「病気! もはやそれは病だよっ! んもう、そんなに悲しんでくれるなんて、僕ちゃん嬉しい。……えーっと……そんな優しいリュークに大変申し上げにくいのですが……あっちの世界でサラちゃんと結婚してごめんなさい」
リューク「む! そうだったな。だが、なぜ謝る? 向こうでサラもリーンも幸せになったのなら、俺は嬉しい。俺は向こうの世界には行けないからな。リーンが居るなら、サラの死後も安心だ」
リーン「リューク……! なんていい子なんだ、君は! 一体誰が育てたんだろうね!?」
リューク「リーンだ」
リーン「てっへー! 僕ちゃん、お手柄!」
リューク「それより、向こうの世界では何をしているんだ? 大魔術師か?」
リーン「ううん。若い頃はモデルをやってたんだよ。雑誌とか、WEBとかショーとか出てたんだ。でも人間関係に疲れちゃってね、故郷から遠く離れたニュージーランドに移住したんだ。そこではツアーガイドをしてたんだよ」
リューク「ツアーガイド??」
リーン「えーっと、エルフの恰好をして、トレッキングの案内をするの。めちゃくちゃ人気だったんだよ!」
リューク「トレッキング? 山登りか? 新米冒険者の引率みたいなものか?」
リーン「あ、うん。それでいいや。そんでね、たまたま休みの日に湖に遊びに行った時に、サラちゃんに会ったんだよ。実はそれまで前世の記憶なんて無かったから、人生が360度変わっちゃった!」
リューク「一周回って変わってないな」
リーン「そんなことないよ! 昔からやたらと霊感強いなあって思ってたけど、霊感じゃなくて魔力だって気付いてから、色々魔法が使える様になったしね! 生活がずいぶん楽しくなったよ」
リューク「? サラやパルマが、向こうの世界では魔法はほとんど使えないと言っていたのだが……」
リーン「大魔法は無理だよ。こっちと違って魔素が少ないからね。でも、僕ちゃんほどの大魔術師になると、ちょっとの魔素でも工夫次第で何でも出来ちゃうんだよねえ。流石に人前では使えないけど……まあ、記憶を消しちゃえばいいから、時々派手に使ってるけどね。てへ」
リューク「向こうにもドラゴンはいるのか?」
リーン「いないよ!?」
リューク「いないのか!? じゃあ、河童は!?」
リーン「かっぱ!? なんで河童!?」
リューク「サラが選ぶ『三大魔物』だからだ」
リーン「何ソレ! ドラゴンと、河童と、あと何?」
リューク「……『ガオーさん』だ」
リーン「ガオーさん!? 何ソレ!?」
リューク「とにかく『怖い』らしいが……知らん」
リーン「知らんのかい!」
リューク「それより、リーンはもうこっちの世界には生まれ変わらないのか?」
リーン「うーん。向こうに転生できたのも、女神様の思し召しだからねえ。本来なら、扉の中で消滅するとこだったんだよ。僕の魂はボロボロだから、永い時間をかけないと行ったり来たりは無理だろうねぇ」
リューク「永いって、どれくらいだ!? 明日か!? 明後日か!?」
リーン「早っ! 遠足を心待ちにする子供みたいに言わないでよ。少なくとも数千年……下手したら数万年単位で……って、泣かないでよ!」
リューク「リーンのいない世界など、今まで想像したことがなかったのだ……寂しい」
リーン「キュン!」
リューク「アルシノエも荒れに荒れて、魔王になるところだったぞ」
リーン「うそぉ!」
リューク「幸い正気を取り戻して事なきを得たが、古代龍はほとんど眠りについていたし、『異界の扉』が閉まった後だったこともあって、皆油断していたからな……危なかった」
リーン「うちの娘がすみません」
リューク「はっ! 娘で思い出したのだが、俺にも子供が生まれたのだ!」
リーン「サラちゃんから聞いてるよ? 四人も生まれたらしいね! おめでとう」
リューク「凄いぞ! 人間は、卵を産まない!」
リーン「エルフも産まないからね!? 大概の人族は哺乳類だからね!?」
リューク「ドラゴン族は卵を産むぞ。ランヒルドも卵を産んだぞ」
リーン「ランちゃん、産卵したんだ!? ちょっとショックだよ!」
リューク「そういえばアルシノエも……」
リーン「え!? アルちゃんに何かあったの!?」
リューク「それは言うなと言われているので、言えない」
リーン「ええええ!? 知りたいよ、父として!」
リューク「……。ぐー」
リーン「寝たふりした! 君、誤魔化しかた下手だねぇ! いいよ、いいよ、番外編で書いてくれるんでしょ。そっち読むからいいよ」
リューク「すまないな。むにゃむにゃ」
リーン「寝言のふりもいいから。……はあ。気になる……」
リーン「そんなこんなで、番外編は続くので、これからもよろしくお願いします!」
いつもご覧いただきありがとうございます!
ガオーさん、ググって下さい(笑)
子供には分からない怖さです(笑)




