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70話 あなたの野蛮な実の姉

【エリー視点】


「お待たせー、クラッグ」

「おう、待ったぞ」

「このヤロウ」


 ぽかぽかと晴れ渡る陽気な日、いつも泊まっているホテルの前で僕はクラッグと待ち合わせをしていた。フィフィー以外に知られていはいない事だが、勿論僕は王族が貸切っている特別塔で寝泊まりしている為、ホテルの部屋から一般塔の入り口には少し距離があった。

 まぁ、男性の支度は女性よりも短いというのもあるようだけど。

 しかし、そこは『いや、今来たとこだ』って言うもんじゃないんかねぇ?ま、いいけれど。


「髪跳ねてるじゃないか、クラッグ?寝癖直してないのかい?」

「そんなもん、気にしねーよ」

「全く……直してあげるから動かないでよ」

「いいって、いいって」


 クラッグの火傷の包帯は大分取れてきている。まだ体のあちこちに包帯が見え隠れするが、もう少しであの『幽炎』との戦いの傷は完全に癒えるだろう。


 今日は2人での英雄都市の調査である。これまでは都市の強い人に会い話を伺ってきたけど、今日は都市を歩き回っての調査である。これまた地味なお仕事だけど調査というのはいつだって地味だ。


「どこら辺回る?」

「フィフィー達が都市の端のあまり栄えていない場所を探るって言ってたから僕達は高級繁華街を回るのはどうかな?」

「オッケー」

「クラッグが高級繁華街とか……全然似合わないんだけどさ…………」

「うっせ」

「僕は似合うけどね!高級繁華街!」

「D級冒険者が何言ってやがるんだ」


 だって行き慣れているしね!


「そうだ、一応フィフィーに今日回る予定の場所を地図に書いて貰ったんだ。大丈夫だと思うけど、確認してフィフィー達の調査範囲と場所が被らない様にしよう」

「そんなもの貰ってたのか?」


 フィフィーに貰った地図を広げる。ペンである部分が丸く囲われており、そしてその横に…………


『デートしないで、ちゃんと仕事しなよ?』


 と書かれていた。


「ふんっ……!」


 僕は地図を引き千切った。


「あいつめぇっ!調子に乗ってぇっ!あの脳内恋愛娘がぁっ……!」

「…………フィフィーはいつも自由だなぁ」


 クラッグは呆れ顔をしていた。

 あいつめっ!学園生かよっ!?思春期真っ盛りの恋愛大好き娘かよっ!?余計なお世話に熱心になって自分が楽しむ学園生かよっ!?別にそんなんじゃないからっ!ただの仕事のパートナーだからっ!

 あんにゃろーっ!フィフィーのやつのニヤニヤした顔が頭に浮かぶっ!僕の事をからかいやがってぇっ…………!っていうより、僕よりあっちの方が問題だろっ!あっちは(れき)としたカップルなんだからっ……!


「なぁ、エリー。お前とフィフィー、いつの間にそんなに仲良くなったん?」

「……いつって?」

「いや、だってさ。ついこの間まで敬語で余所余所しく喋ってたじゃん?」


 確かに、神殿都市に行く前はフィフィーさんには敬意を持って喋っていた。だって、彼女は若くしてS級の地位に座る有名な実力者だったからだ。

 ではいつ気安い友達になったのか…………


「そりゃ……神殿都市でのあの事件からだよ…………」

「………………」


 BL本騒ぎからである。


「…………なぁ、ほんと、その事件って何なの?俺だけ詳細知らないままなんだけど?……一体何があったんだ?」

「……僕の口からは……とても…………」


 彼女の名誉に関わる。あの経験をしたら、もうフィフィー『さん』なんて呼べなかった…………いや、趣味は別にいいんだけどさ……誰がどんな趣味持っていてもいいんだけどさ…………


 でも、あの調査に僕は自身の命の危機に怯えながらフィフィーを追っていたのだと思うと…………彼女の事をタメ口で呼んでも完全に許されると思う…………

 あれからなんだかんだ言って、僕とフィフィーは一緒に酒を飲み語らう仲になっている。


「クラッグは……知らない方がいいよ…………」

「めっちゃ気になる…………」


 クラッグがうんうん唸っていると、僕たちは目的の場所についた。

 煌びやかな装飾が店の前に彩られ、その店の雰囲気を艶やかにしている。都市の他の場所よりも道や建物が綺麗に整備されていて、そこを歩く人もお金の掛かった良い服装をしていた。

 ここは高級繁華街だった。


「ぐっ……!ぐぐぐっ…………!」

「ど、どうしたの!?クラッグ!?」


 クラッグがこの場所に着いた途端、突然胸を抑え苦しそうに呻き声をあげた。なんだろう!?前の戦いの傷が痛みだしたのだろうかっ!?


「俺は……バカだった…………っ!」

「何があったの!?大丈夫!?クラッグ!?」

「俺は…………ここに来るべきじゃなかったっ…………!」

「どうしてっ…………!?」


 クラッグは顔をしかめながら呟いた。


「ここには……俺の嫌いな貴族がたくさんいるっ…………!」

「ほんとバカだよっ!」


 そりゃそうだ。高級繁華街なのだから貴族がたくさんいるに決まってるじゃないか。当たり前だ。ほんとバカだよっ!

 くそっ……僕もバカだった。クラッグに貴族のたくさんいる場所の調査をさせるとか、不適格に決まってるじゃないか。高級繁華街なら僕が適任だろうと思ってたけど……クラッグが全くもって適任じゃなかった。


「……ていうか、俺まだ包帯外れきってないから周りから不審な目で見られてるんだけど…………不審がられたら街の調査しにくいんだけど…………」

「そこら辺は仲間の皆、もう既に諦めてるから気にしなくていいよ」


 今回の調査、包帯が取れるまではクラッグは戦力に数えられていない。そりゃそうだ。しばらく僕たちの調査は気軽にぶらぶらと街を歩き回るだけになるだろう。


「クラッグの仕事は非常時に皆の壁になる事じゃない?

「ひでーな、こんな痛々しい姿をした俺を可哀想だと思わないのかよ?」

「思わないよ」


 それでも多分、今回雇った冒険者の誰よりも強いのだから、世の中不公平と言うものである。


「でも調査の仕事がメインになるのに俺を雇ったのはイリスティナのミスじゃね?あいつバカじゃね?」

「………………」


 ……このヤロウ、言ってくれるじゃねーか

 さて、どんな攻撃をぶつけてやろうか…………

 と思っていた時、ある声が聞こえてきた。


「あーっ!?その包帯姿っ……!?お前、何故ここにいるっ!?」

「ん?」

「え?」


 背後から叫び声が聞こえてくる。動揺と困惑が混じる声であった。

 その声は僕にとっては良く聞き覚えのある声であり、その声を聞いただけで僕の頭の中にはその子の顔が浮かんでくる。

 僕達は振り返った。


「お前は…………」

「リチャード?」


 そこには私の弟であるリチャードが供を連れて立っていた。

 第六王子リチャード。年は12歳であり、体はまだまだ未発達で小柄であった。父親譲りの短い金髪であり、傲慢不遜、ある意味とても王族らしい王族であった。この弟が今度アリア様と婚約を結ぶ予定の子である。


「ここは貴族たちがよく通う高級繁華街だぞっ!?貴様の様な下劣な人種がいていい場所ではないぞっ!」

「そうなのですわっ!わたくし達高貴な人間がいる場所に冒険者なんて野蛮で汚らわしい人間がいるなんて耐えられませんわっ!身の危険を感じますわっ!空気が汚れてしまいますわっ!」


 リチャードの傍には第七王女のジュリもいた。この2人は双子であり、ジュリはリチャードと同じ色の金色の髪をしており、ふわりと広がる髪が肩先まで掛かっていた。気の強そうな鋭い目を持っていた。


「まずそもそもとしてっ!王族に話し掛けられたのだから、地面に頭を擦り付けて拝謁の栄の喜びを示すべきなのではないかっ!?無礼であるぞ!蛮人はそんな事も分からないのかっ!?」

「おぅおぅ、出会った途端随分な言い草じゃねーか。俺とお前たちの仲だ、そんな照れんじゃねーよ?」

「うわぁっ!来るな!来るなっ!野蛮人!余に近づくんじゃないっ!」

「いやぁっ!信じられませんわっ!?王族であるわたくし達に敬意の欠片も示さないなんてっ!」


 リチャードとジュリは怯えながらクラッグに罵声を浴びせ掛けている。前にリチャードは不用意にクラッグに近づき手痛い目にあっている。この阿呆は何をやらかすか分からないから危険である。猛獣危険なのだ。


「よぉし!前会った時からまるで成長していないな!俺がまたたっぷりと教育をしてやろう。なにがいいかぁ?どんな教育なら喜んでくれるんだぁ?」

「わー!わー!来るなー!」

「近寄らないで下さいましっ!」


 クラッグは指をワキワキしながらリチャード達に近づき、弟たちは怯えながら身をたじろがせた。2人の護衛が慌てて前に出て、弟たちを守ろうとする。


「まぁまぁ、落ち着いてください、リチャード様、ジュリ様。こんな野犬と関わってはいけませんよ。ほら、クラッグも退いた退いた」

「でもよ、エリー。男には引けない時ってのがあんだよ。俺の天敵は王族なんだよ」

「はいはい、王族相手に1人相撲とらないでよね」


 僕はその場を制し、クラッグの首根っこを掴みずるずると引っ張った。


「僕のパートナーが失礼致しました、リチャード様、ジュリ様。この無礼どうか寛大にお許し頂きたく存じます」

「………………」

「………………」


 僕は弟たちに小さく頭を下げた。

 僕はリチャード達のお姉様だからね、このクラッグの魔の手から弟たちの安全を守ってあげなきゃいけない。身分を隠しながらリチャード達に頭を下げるのは少し不思議な感じがするけれど、まぁこういうのも新鮮で悪くはない。


 ほら、弟たちはクラッグから守ってあげた僕の事を尊敬の眼差しで…………


「頭が高いっ!」


 …………は?


「無礼者っ!その包帯男のパートナーかっ!所詮はお前も下賤な血を宿した冒険者なのだなっ!一切礼儀がなっておらんぞ!」

「そうですわっ!なんですのっ!?その小さなお辞儀はっ!地面に擦り付ける程、もっと頭を下げ強く許しを請うのが当然の所作でしょう!?」

「………………」


 ………………あん?


「その野蛮な男のパートナーなのだから、お前にも責任があるのは明白だっ!あんまり礼儀知らずだと不敬罪に処してやるぞっ!」

「ほんと、どのような生まれと育ちならそんな下品でいられるのでしょうっ!同じ人間だとは思えませんわっ!」

「………………」


 …………ビキビキッ!


「あ、あれ……?エリー……?」

「………………」

「も、もしかして怒ってるのか…………?」


 クラッグが心配そうに僕を覗き込んでいた。


「大体貴様は女としての品性が足りないっ!やはり庶民は駄目だなっ!佇まいから発せられる気品が初めから足りていないのだ!」

「下民特有の下品な臭いが漂ってきますわー?やはり劣等な人間は血が腐っているのですねー?」

「全く、イリス姉様は何故こんな下劣な冒険者を雇っているのか……下民などと関わっていては気品が汚れるというのに…………」

「う゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ…………!」


 僕は怒った!


「さっきから黙って聞いていればっ……!誰に口をきいていると思ってんだよっ……!?」

「ひっ!?」

「怒った!?」


 リチャード達の前に立つ護衛をぽいと投げ捨てるっ!訓練を怠った貴族騎士なんかが僕を止められると思うなよっ!?散々生意気な口をききまくったバカ弟共めっ!冒険者生活で培った関節技のお仕置きをくれてやるっ……!


「ぐわあああああああぁぁぁぁぁっ……!?痛い痛い痛いっ……!?」

「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁっ……!?な、なんなんですのっ……!?」

「優しくしてれば付け上がってっ!このっ!生意気なバカ共っ!汚い口をきいたことを反省しなさいっ!」

「痛い痛い痛いっ……!や、やめろおおおおぉぉぉぉぉっ…………!」


 慌てて近寄ってくる護衛共を足で蹴り飛ばす。正直貴族騎士たちは僕の敵ではないっ!


「こ、こんなことをしてタダで済むと思っているのかっ……!?よ、余に手を上げれば王族が黙っていないぞっ…………!?」

「大丈夫に決まってるだろっ……!」


 その王族が技を掛けているんだからっ!君達の権限で僕を罰することが出来る筈ないだろっ……!


「せ、世界で一番偉大なわたくし達にこんなことをするなんて……ゆ、許されませんわぁっ…………!」

「前から言おう言おうと思ってたけど、それ!真っ赤な嘘だからねっ……!」


 私の犯した間違いをそのままなぞるんじゃありませんっ!


「お……おいおい……エリー…………王族相手に直接手を出すのは流石に不味いんじゃ…………」

「クラッグは黙ってて!」

「…………はい」

「ひっ!?」

「ひぃっ!?」


 僕の叫び声に何故かリチャードやジュリが怯えだした。クラッグに向けたはずの怒気がリチャード達にも降りかかり、身を震わしてしまったのだ。周囲の護衛もびびっている。僕の怒気に当てられて誰も近づくことが出来ない。

 でも丁度いい!今日は流石に怒った!まさか弟たちに侮辱される日が来るだなんて思わなかった!このまま殺気をぶつけながらじっくりと説教してやるっ!


「大体だっ……!全く!生意気に育って……!王族はなっ!その権力の分だけもっと謙虚にだなっ……!勤勉に自分を客観的に評価できる能力を養うべきでなっ……!全く……!僕の幼い頃よりも生意気になって……!」

「ぐわああああああぁぁぁぁぁっ……!痛い痛いっ……!放せぇっ……!このクソ女ぁっ…………!」

「『ごめんなさいっ!放して下さいっ!』だろっ!言葉遣いがっ!なってないんだよっ……!このバカ共……!王族たる者いついかなる時も品性を持って言葉を使えぇっ…………!」

「あいだだだだだだだだっ…………!も、もっと痛くするんじゃないわぁっ……!だ、誰か助けてぇっ…………!や、野蛮人に襲われているわぁっ……!」

「こんな時までっ……!生意気な口をききながら、誰かが助けてくれると思っているっ……!その甘え切った根性を叩き直してやるっ……!さぁっ!言えっ!言えよっ……!自分たちの態度を悔い改めてみろっ……!誰に口をきいていると思ってるんだよっ……!」

「あぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁっ……!ご、ごめんなさいぃぃぃっ……!放して下さいぃぃぃぃっ…………!」

「い……命だけはあああぁぁぁぁぁっ…………!いやああああぁぁぁぁっ…………!」


 バカ弟たちの凄惨たる悲鳴が品性のあるこの繁華街に響き渡った。


「エリーが……俺よりも過激だ…………」

「一緒にすんなっ!クラッグっ!」

「はいっ……!」


 クラッグでさえ唖然とするその様子が、その場の混乱の大きさを物語っていた。

 僕の殺気はこの繁華街全体を包み込み、僕はこの場の支配者で女王となっていた。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ…………!」


 王族の美しい悲鳴が青い空にどこまでもどこまでも広がっていくのだった。




* * * * *


「あの……イリス姉様…………」

「…………どうしました?リチャード、ジュリ」


 あれから時間が過ぎ、夜、ホテルの特別塔の中、リチャードとジュリが小さくなってイリスとしての私の部屋を訪ねて来ました。


「あの……姉様が雇われている冒険者がですね……とても……その……素行にとても問題があると言いますか…………」

「あの冒険者達は姉様の元で働くにはふさわしくないのですわ……だから……その……今すぐにでもあの者達をクビにするべきだと思うのですわ…………」

「………………」


 …………要するに自分から文句を言いに行くのが恐くて私に泣きついて来た……と…………

 ちなみに僕はあの後警察の厄介になったのだが、ドッペルメイクの(イリス)の口利きでさっさと釈放されていた。(イリス)の決定にはリチャード達は文句が言えない。


「リチャード、ジュリ……ちょっとそこに座りなさい」

「はいっ……!?」

「相手に怯えて、自分から物を言う度胸も失くし、より強い権力のある者に縋りつこうとするなど王族どうこういう前に人としての器量に欠けます。胆力が足りません、胆力が」

「………………」

「………………」

「いいですか?権力というのは血に宿るものではありません。その者の器と実力、人望が権力に真の形を作り、人を導く力となるのです。つまり、権力を持つ者はその力を正しく品性を持って扱えるようになる為に、常に自身を鍛えていかなければいけないものなのです。いいですか?分かりますか…………?」

「………………」

「………………」

「大体ですよ?リチャード、貴方は近い内にアリア様と結婚するのですから、そんなままではいけませんよ?私はアリア様と最近親しくさせて頂いておりますが、あの方はとても優しく良い方です。しっかりとあの人を幸せに出来るように、一人前の男にならないといけません……分かりますか……?」

「………………」

「………………」


 説教を小一時間程続けた。あれだけでは全然言い足りなかったのだ。大体だ!実の弟や妹にクソ女などと言われるとは思わなかった!まだまだ私の怒りは収まらないぞぉっ!

 今日はリチャード達には災難な日なのであった。


 お説教と共に夜は更けていくのだった。


関節技系お姫様


次話『71話 香り立つ権力の臭い』は3日後 5/2 23時に投稿予定です。

暫くの間、時間はちょい不定期

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