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113話 王への謁見②

【イリス視点】


 時計の音がカチコチと響いている。

 雲ひとつない快晴は窓から朗らかな陽気を連れてきて、部屋全体を暖める。まるで今日婚約を結ぶ人達を祝福するかのように太陽は燦々と輝いていた。


 しかし、私の表情は輝いていない。

 怒っている訳ではない、緊張しているのだ。私の体は強張り、朗らかな陽気を感じ取れないでいる。


 私は今まさにお父様……この国の王様から重大な話を伺おうとしていた。

 ずっと追い求めていた『叡智』の秘密。それはとても身近なところにあって、そしてその秘密がお父様の口から語られようとしていたのだ。


 部屋には私とお父様の2人だけ。2人、向き合って座っている。

 他の護衛の方達はこの部屋を出て、隣の部屋に待機している。親子水入らずの秘密の話をしようとしていた。


 この部屋には防音の魔法がかけられており、外部からの音を拾わないし、内部からの音を漏らさないようになっている。

 婚約式の為に集まってきた人々の喧騒もこの部屋には届かない。ただ、時計の音がカチコチと響くだけであった。


「さて、何から語ろうか……」


 向かい合っての沈黙はお父様の呟きのような語りで破られた。私は姿勢を正し直す。


「……まだ式典の開始までは十分に時間があります。私は長丁場のつもりで臨んでいます」

「そうか、それなら多少話が長くなってもよいな」

「はい、望むところです」

「分かった。では脱線もある長話に付き合って貰うぞ、エリー」

「はい、かしこまりまし……」


 ……ん?


「え……?」


 今、何て言った? お父様、私の事何て呼んだ?


「ハッハッハッハッハッ!」

「…………」


 お父様は大仰に笑った。


「ま、まさか……。お父様、気付いて……」

「全く、舐めてくれては困る。私はお前の父親だぞ。なぁ? 冒険者エリーよ?」

「~~~~っ!?」


 顔が赤くなる。体が熱くなる。お父様は自慢気にニヤニヤと笑っている。

 バレていたっ!? 私が冒険者エリーとして活動していることがバレていたっ!?


 私は今、紛うことなくイリスの格好をしている。髪は長く伸ばし、式典用のドレスを纏い、王族然として立ち振る舞っている。

 なのにエリーと呼ばれる……。バレていたのだっ!?


「い、いつからっ……!?」

「お前が冒険者登録をして、2ヶ月くらいだ、バカ者め」

「~~~~っ!」


 結構早くからバレてるっ!


「全く、お前達兄妹はすぐに親に隠し事を作って、それがバレないでいると思っている。エヴァだってそうだ。あの軽薄な口調を好んでいることを隠し通せていると思っている.……」

「エヴァもバレてるっ!」


 エヴァは私の妹、第5王女エヴァドニだ。

 彼女は長い黒髪をしており、人前では清楚でお人形のような可愛らしい女性なのだが……兄妹や極一部の人の前だと急に人が変わり、街の若者達の間で流行っているギャル言葉になるのだ……。


 彼女いわく、清楚でお淑やかな雰囲気を演じているのは両親や周りが喜ぶからであって、ギャル言葉の方が楽しいしラクなのだと言う。

 両親にチクらないでよ、と言われているが……まさかチクる以前にバレているとは……。


「……と言っても気付いているのは私とマイヤリーナだけだかな」

「マイヤリーナ母様……」


 マイヤリーナ母様というのはエヴァの実の母親で、お父様の正妻である。私達の母は3人いて、私の母はスティーナという名前である。


「……ショックです。2年間、上手くやれていると思っていたのに……」

「お前はこういう騙し合い、(はかりごと)は下手くそだ。自覚しろ」

「ぐぅ……」


 ぐぅの音しか出なかった。


「全く……。お前は本当に兄に似て困った奴だ」

「兄に?」

「アルのことだ」


 私がなんの事か分からずキョトンとしていると、お父様は大きなため息をついた。


「アルもふらふらと街に出ては偽名を騙って冒険者として活動してたんだぞ?」

「えぇっ!? アルフレード兄様が!?」

「なんだ、知らんのか?」


 アルフレード兄様は私と同じ母親を持つ兄で、第2王子に位置していた。

 ……ロビンの村の事件で亡くなってしまったけれど。


「ア、アル兄様がよく街に繰り出して普通の方達と遊んでいるというのは知ってましたけど……冒険者やってたんですか!?」

「あぁ、お前と同じで変身魔法を使ってな」

「…………」


 唖然とする。

 アル兄様が私に旅に出ろと言ったのは、それが私に大事だからというわけではなくて、単に彼の趣味だったからなのだろうか?


「やっていることは同じ。隠している秘密も同じ。そして、探っているものも同じとはな……」

「探っているもの……?」

「『叡智』の力だよ」

「……!」


 そうだ……。そうだった。私はそれを聞きに来たのだ。


「いいか、イリス。これから話すことは本来王位継承者にのみ伝えられる秘文だ。まだ長男のニコラウスも知らん。話しておらん。それは心に留めておいてくれ」

「……かしこまりました。他言無用という訳ですね」

「いや……この情報をどう扱うか、それはお前に任せる。この情報はお前が良いと思った通りに使うが良い」

「……良いのですか?」


 私は聞く。


「お前が何かの調査を行っていることは知っていた。このように私に聞いてくるという事は、この情報が必要になったからなのだろう」

「…………」

「お前は賢い子だ。きっと間違えず、情報を使ってくれることと信じる」


 重い責任を託される。王家のトップに伝わってきた情報をどのように扱えばいいか、そこから深く考えないといけない。


「それに、今から話す情報はもう既に漏れている」

「え……?」

「お前の兄のアルだ」

「……アル兄様?」


 お父様は少し上を見上げ、過去を思い出すかのようにぽつぽつと喋り出す。


「……あいつも同じように王家の秘密を探っていたんだ。全く、鮮やかに抜き取っていったよ。王位継承と共に受け継がれる書の存在を嗅ぎつけ、私を揺さぶり、その言葉の端々からその書の在り処を推察して見せた。……全く分かっていない振りをしながら、私の注意を誘導し、書を見つけ出して、覗き見た」

「…………」

「全く、一流のコソ泥だ、あいつは……。お前にもアルの様なしたたかさが必要だったな」

「ご、ご勘弁を……」


 私は愚直に秘密を尋ねてしまっている。王族に必要なのはそういうしたたかさなのだろう。王族落第点だ。


「これからお前に話すことは、その王位継承の書に記載されている事だ。よく聞きなさい。そしてその情報を上手に活用して、王族の為に役立てなさい」

「……はい」

「まず、この国での『叡智』の力に対する対応と見解についてだ」

「…………」


 お父様がこの国の秘密をゆっくりと語って下さった。


「この国の国王と一部の人間は『叡智』の力の存在を当然把握している。そして、表向きは何もしていない様に見え、裏では対処を行っている」

「……対処?」

「『叡智』の力の暴走による災害の収束の為の行動と、『叡智』の力を持つ者の殺害だ」

「殺っ……」


 私の体がびくっと跳ねる。


「この国の北のウェリベル地方にあるノースベルト要塞は知っているか?」

「は、はい、歴史の長い要塞ですよね。とても大きな要塞ですが、現在周囲は争いも無く平和ですので、要塞は観光用の施設となっているところです」

「その要塞……ほとんど機能していないように見せて、実はとある大きな騎士団の活動拠点地となっている」

「へ……?」


 お父様は語る。


「この国の王の直轄の秘密組織だ。『叡智』の力や、表の軍隊では処理出来ない事象の処理を主な任務としており、国王と一部の人間しか知らない秘密の巨大な騎士団だ」

「…………」

「名前だけなら、もう聞いたことはあるか……?」


 そして父はその名を口にする。


「バルタニアンの騎士」

「……っ」


 私の顔は強張った。

 知っていた。名前だけは見たことがあった。


「へぇ……。本当にこの名前を知っているのか、流石だな。普通は絶対に表に出ない名前だ」

「…………」


 『バルタニアンの騎士』。それはナディア様とメリューの秘密文書の中に載っていた名前であった。

 秘密文書の中には『アルバトロスの盗賊団』『ジャセスの百足』『バルタニアンの騎士』という3つの団体が『叡智』の力に関わっているとされていた。しかしその実情は全く把握出来ておらず、どういう行動意識で動いている団体なのか、その文書では何も分かっていなかった。


 その3つの団体の内の1つ、『バルタニアンの騎士』が国王であるお父様の口から語られる。私は息を呑んだ。


「ノースベルト要塞の騎士達は平時において周辺地域の治安維持のための活動をしているが、その実、『叡智』の力を探り、その力が原因で引き起こされる災害の排除を主な仕事としている。私の命令を第一とする秘密組織だ」

「…………」

「『叡智』の力は隔世的に遺伝している事は分かっている。その力を宿す者を殺害することが『バルタニアンの騎士』の仕事だ」

「殺害って……それは、酷いのではないでしょうか……?」


 私はそう言っていた。

 私は知っている。『叡智』の力を宿していたっていう人も普通の人間だった。ロビンに、メルセデス。いや、ロビンの村が『叡智』の力を宿す人たちを保護する村だと言うのなら、私が出会っていた人の中にも他に『叡智』の力を宿す人たちがいたのだろう。


 メルセデスは逃げ続けることに疲れたと言っていた。『アルバトロスの盗賊団』から逃げていたと言っていたが、もしかしたら『バルタニアンの騎士』からも逃げていたのかもしれない。


 皆、普通の人だった。暴走していないで、普通に生きていた。


「王である私には国を最も効率的に守る義務がある」

「…………」


 お父様は極めて冷淡な言葉を発した。しかしその言葉は何も間違っている部分などなく、私は何も反論出来なかった。


「……王位継承の書に記載されている文書には、『叡智』の暴走による被害が記録されている。……それはとても酷いものだ。『叡智』の暴走は、とてもとても恐ろしいものだ。国を守る為に『殺す』という選択肢が最も効果的なのだ」

「……はい。国王の責は、理解しているつもりです……」

「イリス……」


 少し曇りのこもった声で名前を呼ばれる。悲しい事実に私は少し俯きかけていたのだが、お父様のその声で、私ははっと顔を上げた。

 お父様は少し申し訳なさそうに、眉をひそめて私に語り掛けた。


「……お前は私に誠実を求めた。だから誤魔化しなく、真実を語りたいと思う」

「え……?」


 その声は神妙で、どこか痛みを孕んでいた。嫌な予感がして、私の心臓がバクバクと早鐘を打ち出す。額から汗が垂れる。

 誠実という言葉が重く、お父様から突き返されていた。


「……7年前、お前が10歳の頃、ロビンという子と知り合いになった、という話をいつか聞いたな」

「え? あ、はい……」


 私は家族にエリーとしての話はしていない。しかしまだ10歳の頃、それもロビンの村での事件が起こる前、家族に旅行先でロビンという子と友達になったと話したことがあった。

 まだあの村の特異性も、ロビンの中に眠っている『叡智』の力も知らなかった頃である。


「そのロビンという子は……『叡智』の力を宿していたのか……?」

「……こ、子供の頃、そのような話を聞いたことがあります」

「……やはりか」


 お父様は口に手を当てて少し俯いた。肩を落とし、お父様は少し痛々し気な表情を見せる。この人が何を話そうとしているのか……、私の体はどんどん緊張していく。


「……ブロムチャルド家の建設中だった城が化け物に襲われ、周辺の村も焼かれてしまったことは当然知っている。……そのずっと後で、お前が話したロビンという子と、過去の『叡智』のとある災害に関連性がある事が『バルタニアンの騎士』の調査によって判明した」

「……え?」

「……今から13年前、とある村の子供が『叡智』の力を暴走させ、強力な魔物を作り出した。その魔物はiいくつかの村や町を襲い、たくさんの被害者が出た。その子供が……お前の言うロビンという子である可能性が高いとされている……。そういう報告を『バルタニアンの騎士』から受けている」

「…………」


 ……ロビンが『叡智』の力を暴走させていた?


「ちょっ、ちょっと待って下さい。13年前? そんなに前? それじゃあ私が4歳の頃? 私がロビンに出会う前にロビンは何かをやってしまっていた? え……?」

「聞きなさい、イリス。その子と友達であったというお前には辛い話かもしれんが……」


 お父様は話を続ける。


「『叡智』の怪物は『バルタニアンの騎士』が何とか討伐をした。その後すぐ、騎士団は周辺地域の捜索をして、暴走した『叡智』の子を発見。処理を開始しようとした」

「しょっ……」


 ……処理?


「……しかし、報告はそこまでしか受け取れていなかった」

「……?」

「『叡智』の子が隠されていたとされる村を『バルタニアンの騎士』は攻撃した。攻撃はしたが……全滅をした。故にその村で何が起こったのか、誰にも何も分かっていない」

「……え?」

「残されたのは村の残骸。攻撃をした『バルタニアンの騎士』の全員の死体がそこで確認されており、それと同時に村の人間も大量に死亡していた。村が丸々全滅したと言える程の人数が死亡していた」

「…………」


 ……あ。


「『バルタニアンの騎士』とその村の人間が戦いになり、相討ちの末全滅。そうなったのだと推測される。……その『叡智』の子の死体は発見されなかった。故にその子は逃げたのだと判断された……」

「……あ」


 あぁ。

 そうだ。言っていた。

 ロビンの村の村長、ヴィリージアさんは言っていた。


 私の視界がぐにゃりと曲がる。平衡感覚が分からなくなる程の怖ろしい何かが、私の中で繋がりつつあった。椅子に座っている感覚がなくなる。天地が逆さまになっていく。


 ヴィリージアさんは言っていた。今から数えて13年前の時、私と出会った時よりロビンがもっと小さかった頃、ロビンは何者かに襲撃されたと言っていた。


「あぁ……」


 その時にあの子の本当の両親は殺されたと言っていた。その村の人間は皆殺しにされたと言っていた。唯一生き残ったのはロビンとロビンのお兄さんで、その後にヴィリージアさんの村に引き取られたのだと言っていた。


 ロビンはその時の事を忘れていると、村長は言っていた。多分、きっと、それは酷いショックで……。

 ロビンは村長の事を実のお爺さんと信じていた。


「あああぁぁぁ……」


 全て、王家の行いだったのだ。


「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」


 立ち上がって、叫ぶ。


「殺してたっ……!」

「…………」

「王家が、殺してたっ……! ロビンの家族をっ! 村をっ! 殺してたっ! 私達が殺してたっ!」

「落ち着いてくれ、イリス」

「うるさあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ……!」


 喉が破れてしまいそうな程叫ぶ。本当に喉を破いてしまいたかった。

 目から涙がぼろぼろと零れだす。喉を破いて自分を傷つけてしまいたかった。


「ロ、ロビンの家族を……お、王家が……こ、殺してっ……!」

「…………」

「こ、ころっ……!」

「…………」

「うううううううううぅぅぅぅぅっ……!」


 気付けば膝が床についていた。足に力が入らない。ただただ涙が溢れ出す。

 体が寒く感じる。どうしたらいいのか分からなかった。倒れ込みそうになる体を、床に手をついて支えた。


 殺していた。

 私と出会う前のロビンの家族を殺したのは『バルタニアンの騎士』だった。それはつまり、ロビンの家族を殺したのは王家であったということだ。

 ロビンの家族を殺したのは私の家族だった。


「お前には済まないと思う」

「…………」


 お父様は言う。


「……しかし、当時の『バルタニアンの騎士』の判断は妥当だったと、私は考える」

「……ッ!」


 お父様のその言葉を聞いた時、頭がかっと熱くなった。顔を上げ、涙に濡れた目でお父様を睨む。殺気を向ける。飛び掛かって殴りつけてやろうかと思った。

 多分その私の殺気は恐ろしい威力を含んでいたと思う。S級入りたての実力者の本気の怒りを込めた殺気であり、普通の人間だったらそれだけで失神してしまう程の殺気だったと思う。


 しかしお父様は私の殺気を正面から浴びて尚、毅然とした表情を崩さず、はっきりとした口調で言葉を続けた。


「……その『叡智』の子は既に暴走をしていた。たくさんの人を犠牲に出しており、力ある戦士をも蹂躙していた。中途半端な作戦ではより多くの犠牲が出ていた可能性も考えれられる」

「…………」

「実際に、作戦に出た『バルタニアンの騎士』のチームは全滅している。そういう意味ではより厳しい作戦を立てる必要があったとも言えるのだ」

「…………」


 ふざけるなという怒りの気持ちと、仕方がないという理性的な気持ちが私の中でごっちゃになった。


 あの村の村長はロビンは孤独だ、と言っていた。そして、その原因を作ったのは王家が所有する秘密組織だった。許せないという気持ちが爆発しそうになる。


 しかし国王としての責務もよく分かる。殺さねばならない状況だった。よく分かる。殺さなければ他の罪のない人たちが犠牲となる。殺さなければならなかった。分かる。分かってしまう。


 私はまた顔を伏せる。口を開けなかった。

 どちらの立場の言葉も分かるから、紡げる言葉なんてなかった。取れる行動なんてなかった。私はただ床に膝と手を付き、その場で項垂れる他なかった。

 ただ涙を零すことしか出来なかった。


「お前の心情、痛い程理解しているつもりだ」

「…………」

「それでも尚、国王という立場には責務がある」


 お父様が席を立ち、私に近づく。お父様がしゃがみ、膝をつく私の肩に手を置く。そのっては大きくて力強く、そんな手が私をあやす様に私の肩を撫でる。


「王家には『叡智』の力と戦う責務がある」

「…………」

「それは『叡智』の力の始まりと関係のある事だ」

「……え?」


 私は顔を上げる。


「王家には責任がある。『叡智』の力を滅ぼさなければならない、それは王家の使命なのだ」

「…………」

「次は『叡智』の力の起源についての話をしよう。王位継承の秘文に書かれていた、その力の起こりを……」


 この国の王様の力強い目が私を見据える。

 部屋には時計の音がカチコチと鳴り響いていた。


次話『114話 王への謁見③』は今度こそ予定通り、4日後 9/27 19時投稿予定です。

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