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海戦ルール2

 商船隊1ユニットは、兵站ユニット×1、資源ユニット×1~3(合衆国のみ1~6)、魚雷艇隊ユニット×1のいずれかを積載できる。補給隊1ユニットは、資源ユニット×1~6を積載できる。陸上ユニット×1を積載するためには、搭載値と同数の商船隊ユニットを必要とする


 商船隊ユニットは、大泊地・小泊地・大港湾・小港湾に存在するユニットを積載することができる。


 商船隊が損害を受けた場合、積載されている兵站ユニットは、商船隊が受けた損害と同数の損害を被る。積載されている資源ユニットおよび魚雷艇隊は、戦闘終了後ユニットごとに1Dを振り、商船隊が受けた損害以下の目が出たユニットが失われる。補給隊が損害を受けた場合、積載されている資源ユニットは、戦闘終了後ユニットごとに1Dを振り、補給隊が受けた損害×2以下の目が出たユニットが失われる。商船隊・補給隊が沈没した場合、積載されている全ユニットは、即座に失われる。


 陸上ユニットを積載した商船隊が損害を受けた場合、輸送終了時に到着した商船隊ユニットごと1Dを振り、沈没したユニット数と受けた損害以下の目が出たユニット数の合計×1Dを積載していた陸上部隊の耐久力から差し引く。商船隊がすべて沈没した場合、積載されている陸上ユニットは、即座に失われる。


 輸送モードの空母(CVA・CV・CVL・CVE)は、機体規模S・JSの航空ユニット×1~4、機体規模M・JMの航空ユニット×1~2、資源ユニット×1のいずれかを積載できる。すべての艦載機ユニットはサイズS・JSとみなす。


 輸送モードの駆逐艦(DD・DE)2ユニットは、タイプAの陸上ユニット×1を積載することができる。また陸上ユニットを積載しなかった輸送モードの駆逐艦1ユニットは、代わりに自身が入港した大泊地・小泊地・大港湾・小港湾に存在する陸上ユニットか兵站ユニットの損害を1回復させることができる。


 輸送モードの駆逐艦が戦闘を行うか損害を被った場合、陸上ユニット・兵站ユニットの損害回復を行うことができなくなる。輸送モードの駆逐艦が損害を被った場合、積載された独立部隊ユニットは駆逐艦の被った損害数+1の損害を受ける。独立部隊ユニットを積載した駆逐艦は、雷撃を行うことがきなくなる。


 輸送モードの駆逐艦が敵魚雷艇隊ユニットに隣接する陸上ユニット・兵站ユニットの損害回復を行う場合は1Dを振り、出た目が5以上でなければ回復に失敗する。


 大泊地・小泊地・大港湾・小港湾に存在する商船隊ユニットは、タイプLの揚陸隊ユニットと交換することができる。揚陸隊1ユニットと引き替えになる商船隊ユニット数は、積載する陸上ユニットの搭載値×2である。揚陸隊1ユニットは、陸上ユニット×1を積載することができる。


 商船隊ユニットに積載されていない兵站ユニットは、タイプSの揚陸隊ユニットと交換することができる。揚陸隊1ユニットと引き替えになる兵站ユニット数は、積載する陸上ユニットの搭載値×2である。揚陸隊1ユニットは、陸上ユニット×1を積載することができる。


 揚陸隊ユニットは、積載している陸上ユニットを隣接するヘックスに移動させることができる。移動する陸上ユニットがタイプC・Dの場合、1フェイズの準備期間を必要とする。移動先となるヘックスは、陸上ユニットが存在可能なヘックスでなくてはならない。揚陸隊ユニットは、敵支配下のヘックスから陸上ユニットを移動させてはならない。


 ひとたび準備期間を宣言した揚陸隊ユニットは、積載している陸上ユニットが隣接ヘックスに移動完了するか戦闘によって除去されるまで移動できなくなる。


 揚陸隊ユニットが損害を受けた場合、積載されている陸上ユニットは、揚陸隊ユニットが受けた損害×積載されている陸上ユニットの耐久力/10(端数切り上げ)の損害を被る。揚陸隊ユニットが沈没した場合、積載されている陸上ユニットは即座に失われる。


 積載している陸上ユニットが隣接ヘックスに移動を終えた揚陸隊ユニットは、タイプLなら商船隊ユニットに、タイプSなら兵站ユニットに交換される。交換された商船隊ユニットはただちに商船隊ボックスに送られ、交換された兵站ユニットは、積載していた陸上ユニットが移動を終えたヘックスに送られる。


 ターン開始時に師団規模の陸上ユニットが大都市・小都市に存在している場合、同一ヘックスにある兵站ユニット×2を消費することで独立部隊ユニット×1を出現させることができる。出現させることのできる独立部隊の数は、同一ヘックス内にいる師団規模の陸上ユニット数を越えてはならない。


 本土ボックスに待機している陸上ユニットは、すべて都市ヘックスに存在しているものとみなす。


 戦略都市に蓄積された資源ユニット×5は、次ターンの開始時、兵站ユニット×1に変換される。


 工作艦は毎ターン開始時に1Dを振り、出目と同数までの味方艦艇の耐久力を、ひとつ回復させることができる。回復の対象となる味方艦艇は工作艦と同じ大泊地・小泊地・大港湾・小港湾に入港していなければならず、工作艦共々、そのターン内に出港することができなくなる。工作艦は、対象の耐久力を最大値の半分(端数切り捨て)までしか回復させることができない。


 建設大隊は、泊地の能力を拡大することができる。建設大隊×1は、自身と同一ヘックスに存在する小泊地の能力を大泊地と同様に拡大できる。建設大隊×3は、自身と同一ヘックスに存在する大泊地の能力を大港湾と同様に拡大できる。ただし、建設大隊によって小泊地から拡大された大泊地を大港湾に拡大することはできない。


 1ターンの入港制限:小泊地=商船隊・補給隊を合計2ユニットまで 小港湾=商船隊・補給隊を合計4ユニットまで 大泊地=商船隊・補給隊を合計8ユニットまで 大港湾=制限なし。

  

 艦隊に編成された補給隊は、同一艦隊内の艦艇に洋上給油を行える。洋上給油が行われた艦艇は航続距離の残りターンがひとつ回復する。ひとつの艦艇が受けることのできる洋上給油の回数に制限はない。1ユニットの補給隊が洋上給油で回復させることのできる航続距離の残りターンは、合計で6ターンである。


 特殊潜航艇隊は、隣接する大泊地・小泊地・大港湾・小港湾に停泊中の敵艦艇を雷撃することができる。最大1/2Dの目標に対してそれぞれ1Dを振り、1の目が出た目標に対して雷撃力4・襲撃力2で損害判定を行う。攻撃を行った特殊潜航艇隊は、自動的に強制帰還となる


 陣営は各ターンの始めに自陣営支配下にある大港湾・小港湾を指定し、そこから2ヘックス以内の任意のヘックスに機雷を敷設することができる。1Dを振り、出目に該当するフェイズの開始時に指定したヘックスの敷設機雷が+1される。機雷を敷設できるヘックスは一部に陸上を含む海上ヘックスか、そうしたヘックスに隣接した完全海上ヘックスのみである。各ターンに指定できる大港湾・小港湾の最大数は、陣営に定められた敷設港湾の数までである。


 陣営は各ターンの始めに自陣営支配下にある大港湾・小港湾を指定し、そこから2ヘックス以内の任意のヘックスから機雷を除去することができる。1Dを振り、出目に該当するフェイズの開始時に指定したヘックスから1D-3の機雷を撤去する。各ターンに指定できる大港湾・小港湾の最大数は、陣営に定められた掃海港湾の数までである。

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