護衛艦/補助艦データ:日本
※( )付は丸数字
千鳥型
・基準排水量:800t
・速力:28kt
・武装:12cm(L45)1×3 爆雷投射機(K)×6 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:6
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:DE/W
・雷撃力:なし
・対潜力:(6)
・航続距離:2
1933年から竣工開始
・護衛隊×1
解説
日本海軍の海防艦。中型駆逐艦を代用する水雷艇として建造された。過大な兵装を与えられていた為に復原性能が極端に悪化。三番艦の転覆事故にともない、搭載砲の変更やバラストの取り付け等、大規模な改善工事を施された。第二次大戦後に対潜艦艇としての改装を受け、艦種も海防艦へと変更された。
鴻型
・基準排水量:800t
・速力:30kt
・武装:12cm(L45)1×3 爆雷投射機(K)×6 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:DE/W
・雷撃力:なし
・対潜力:(6)
・航続距離:3
1936年から竣工開始
・護衛隊×2
解説
日本海軍の海防艦。中型駆逐艦を代用する水雷艇として建造された。千鳥型を上回る過大な性能要求が行われたものの、同級が引き起こした転覆事故を受け設計を大幅に変更。十分な復原性を持った艦として完成した。前級同様、第二次大戦後に対潜艦艇としての改装を受け、艦種も海防艦へと変更された。
占守型
・基準排水量:900t
・速力:19kt
・武装:12cm(L45)1×3 爆雷投射機(Y)×1 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(4)
・航続距離:8
1940年から竣工開始
・護衛隊×1
解説
日本海軍の海防艦。漁業保護用の警備用艦艇として計画された。厳寒の北方海域で活動する事を考慮し、いかなる荒天であっても露天甲板に出る事なく艦全体を行き来できた。ディーゼル機関の採用により長い航続距離を得た事から戦時海防艦の原型となったものの、生産工数が多い為に量産性は低かった。
択捉型
・基準排水量:900t
・速力:19kt
・武装:12cm(L45)1×3 爆雷投射機(Y)×1 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(4)
・航続距離:8
1943年から竣工開始
・護衛隊×3
解説
日本海軍の海防艦。占守型の準同型艦である。戦時に計画された艦であるにも関わらず、設計の簡素化や工期の短縮化はほとんど行われなかった。当初は30隻の建造が予定されていたが、第二次大戦の実質的な終決と、御蔵型等、より高性能な海防艦の設計完了にともない、調達数はその半分に留まった。
御蔵型
・基準排水量:900t
・速力:19kt
・武装:12cmAA(L45)1×3 爆雷投射機(Y)×2 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(6)
・航続距離:5
1943年から竣工開始
・護衛隊×2
解説
日本海軍の海防艦。択捉型を大幅に改設計した艦であり、搭載砲が平射砲から高角砲に変更されていた。前級と比較して爆雷搭載数の増加や対潜兵装の強化が成されている反面、航続距離は大きく減少していた。海防艦としてより有力な艦とはなったものの、量産性自体は相変わらず優れたものでなかった。
日振型
・基準排水量:900t
・速力:19kt
・武装:12cmAA(L45)1×3 爆雷投射機(Y)×2 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(6)
・航続距離:5
全艦未竣工
・護衛隊×3(建造中)
解説
日本海軍の海防艦。御蔵型まで問題となっていた量産性を改善する為、同級に大幅な改設計を行った艦である。搭載兵装は御蔵型と大きく変わりなかったが、ブロック工法の採用により、平均建造期間が9ヶ月から4ヶ月へと著しく短縮された。汎用性が求められた事で限定的な掃海能力を与えられていた。
鵜来型
・基準排水量:900t
・速力:19kt
・武装:12cmAA(L45)1×3 爆雷投射機(K)×16 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(10)
・航続距離:5
全艦未竣工
・護衛隊×8(建造中)
解説
日本海軍の海防艦。日振型の同型艦であり、同級の保有していた掃海能力を全廃した代わりに強力な対潜力が与えられていた。戦後、第三次大戦中に日本海軍が運用した最良の海防艦であると評価されたが、同海軍は本級の建造を途中で打ち切り、より安価で小型な丙型/丁型の量産にシフトする事になる。
丙型
・基準排水量:700t
・速力:16kt
・武装:12cmAA(L45)1×2 爆雷投射機(K)×12 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:0
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:2
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(9)
・航続距離:6
全艦未竣工
・護衛隊×17(建造中)
解説
日本海軍の海防艦。鵜来型において量産性の向上を突き詰めた同海軍が、更なるコスト削減を目論んで設計した艦である。船体の小型化と低出力だがより安価な機関の搭載を推し進めた事が速力の低下と居住性の悪化とをもたらしたものの、前級に準じる強力な対潜兵装が本級の有効性を十分に維持させた。
丁型
・基準排水量:700t
・速力:17kt
・武装:12cmAA(L45)1×2 爆雷投射機(K)×12 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:0
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:2
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:FF
・雷撃力:なし
・対潜力:(9)
・航続距離:4
全艦未竣工
・護衛隊×29(建造中)
解説
日本海軍の海防艦。丙型に搭載するディーゼル機関が生産遅延により必要数を満たせなくなった為、同級の搭載機関を蒸気タービンに変更した艦が本級である。優れた量産性や充実した対潜兵装は前級譲りであるが、若干の速力向上と引き替えにした燃費の悪化により航続距離が大幅に低下する事となった。
厳島型
・基準排水量:2000t
・速力:17kt
・武装:14cm(L50)1×3 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:2
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:2
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:1
・航続距離:3
同型艦
・厳島(1929年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。同海軍が設計段階から敷設艦として建造した最初の艦である。軍令部は南洋諸島での運用を想定し、排水量3000トンから4000トン級の敷設巡洋艦を希望したが、予算の関係から2000トン級の艦型となった。機雷搭載量と航続力、砲力を優先した為、速力が犠牲にされた。
八重山型
・基準排水量:1300t
・速力:20kt
・武装:12cmAA(L45)1×2 爆雷投射機(K)×6
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:1
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:0
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:2
・航続距離:2
同型艦
・八重山(1932年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。電気熔接を全面的に取り入れた日本海軍初の軍艦である。前線へ進出しての機雷敷設や対潜哨戒のみならず、平時における訓練用途も考慮された為、厳島型と比べ、更なる小型化が進められていた。第二次大戦中に対潜兵装の増強工事を受ける等、多用途艦としての改装が行われた。
沖島型
・基準排水量:4000t
・速力:20kt
・武装:14cm(L50)2×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:2
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:1
・航続距離:5
同型艦
・沖島(1936年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。旧式化した改造敷設艦の代艦として建造された。同海軍が初めて建造した純粋な大型敷設艦であり、500個の機雷を搭載できた。条約の規定により最大発揮速力は20ノット程度だが、司令部施設を備えカタパルト1基を装備する等、巡洋艦としての性格を持つ多用途艦であった。
津軽型
・基準排水量:4000t
・速力:20kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:2
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:1
・航続距離:5
同型艦
・津軽(1941年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。沖島型の改良形で、前級同様、巡洋艦や補給艦としての性格を持つ多用途艦である。主砲を高角砲にする等、先行艦と比較して、より近代的な兵装が採用されていた。当初は水上偵察機の運用能力を備えていたが、第二次大戦中にそれらを撤去。引き替えに対空火器を増設している。
千歳型
・基準排水量:11000t
・速力:29kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:3
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:6
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:8
同型艦
・千歳(1938年竣工)
・千代田(1938年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。特殊潜航艇母艦への改装を前提とした水上機母艦として建造されたが、特殊潜航艇による洋上襲撃構想の破綻を受けて計画を変更。高速タンカー兼機雷敷設艦としての改装を受けた。敷設艦としての再就役が43年末であった為、本格的な活動は第二次大戦が終わってからとなった。
瑞穂型
・基準排水量:11000t
・速力:22kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×3
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:3
・対空火力:1
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:4
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:12
同型艦
・瑞穂(1939年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。特殊潜航艇母艦への改装を前提とした水上機母艦として建造されたが、特殊潜航艇による洋上襲撃構想の破綻を受けて計画を変更。高速タンカー兼機雷敷設艦としての改装を受けた。敷設艦としての再就役が43年末であった為、本格的な活動は第二次大戦が終わってからとなった。
秋津洲型
・基準排水量:5000t
・速力:19kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:2
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:3
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:1
・航続距離:7
同型艦
・瑞穂(1942年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。就役当初は水上機母艦として類別されていたが、実質的には大型飛行艇への補給・整備を任務とする飛行艇母艦であった。対独戦開始にともなう戦略環境の変化によって沖島型/津軽型に準じた機雷敷設艦への改装が決まったが、本格的な活動は第二次大戦が終わってからであった。
日進型
・基準排水量:11000t
・速力:28kt
・武装:14cmAA(L50)2×3
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:3
・対空火力:なし
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:6
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CM
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:8
同型艦
・日進(1942年竣工)
解説
日本海軍の機雷敷設艦。特殊潜航艇母艦としての機能を備えた艦隊敷設艦として計画された。敵勢力下における強行敷設を想定された為、駆逐艦や仮装巡洋艦を撃退可能な砲撃力が与えられていた。特殊潜航艇による洋上襲撃構想が破綻した事で改装を受け、第二次大戦後は純粋な敷設艦として運用された。




