駆逐艦データ:イギリス
※( )付は丸数字
A級
・基準排水量:1400t
・速力:35kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:4
1930年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。試作艦であるであるアマゾン/アンバスケイドを踏襲して設計され、第一次大戦後初の量産型駆逐艦として建造された。第二次大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
B級
・基準排水量:1400t
・速力:35kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:4
1931年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からビーグル級とも呼ばれる。探信儀の標準装備等、対潜戦能力を強化したA級の小改正形として建造された。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
C級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1932年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からクルセーダー級とも呼ばれる。B級の発展形であり搭載燃料の増加により航続距離の延伸が図られていた。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
D級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1932年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からディフェンダー級とも呼ばれる。C級と同一の設計ではあるが、装備を一部改正した艦として建造された。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
E級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1934年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からエクリプス級とも呼ばれる。C級/D級の設計を踏襲しつつ、装備内容を小改正した艦として建造された。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
F級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1934年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からフィアレス級とも呼ばれる。好評であったC級/D級の設計を元に、装備を改正した艦として建造された。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
G級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1936年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からグレイハウンド級とも呼ばれる。兵装はF級のものが引き継がれ、検討された新型砲は採用されなかった。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
H級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1936年から竣工開始
・駆逐隊×3(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からヒーロー級とも呼ばれる。G級の小改正形であり、ブラジル向けの準同型艦も同じ時期に建造されていた。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦は順次護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
I級
・基準排水量:1400t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:5
1937年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からイントレピッド級とも呼ばれる。G級/H級の水雷兵装強化形であり、トルコからも発注を受けていた。前大戦の中盤以降、生き残っていた艦の一部が護衛駆逐艦に改装され、主砲や魚雷発射管の削減と引き替えに対潜迫撃砲の装備や爆雷搭載数の増加が行われた。
トライバル級
・基準排水量:1900t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)2×3 10.2cmAA(L45)2×1 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:4
1938年から竣工開始
・駆逐隊×1
・駆逐隊×3(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(WW2後に退役)
・駆逐隊×2(自由イギリスに参加)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。巡洋艦の任務をある程度肩代わりできるよう、従来の駆逐艦より砲熕火力が強化されていた。軍事評論家から「間違いなく最も有名で、あるいは最も格好の良いイギリス駆逐艦」と評される一方、魚雷発射管を思い切って削減した為、海軍部内からは釈然としない声も上がっていた。
J級
・基準排水量:1800t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)2×3 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT5×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:4
1939年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。一番艦の名称からジャヴェリン級とも呼ばれる。トライバル級と対になる従来型駆逐艦として計画された。他国の大型駆逐艦に対抗する為、4.7インチ砲を連装3基6門搭載し砲力の強化を図っていた。第二次大戦中、魚雷発射管1基を撤去する事で近接防空火器を増設している。
K級
・基準排水量:1800t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)2×3 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT5×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:4
1939年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級とは同型艦であり、ケリー級とも呼ばれる。トライバル級と対になる従来型駆逐艦として計画された。他国の大型駆逐艦に対抗する為、4.7インチ砲を連装3基6門搭載し砲力の強化を図っていた。第二次大戦中、魚雷発射管1基を撤去する事で近接防空火器を増設している。
N級
・基準排水量:1800t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)2×3 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT5×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:4
1940年から竣工開始
・駆逐隊×1(自由イギリスに参加)
・駆逐隊×1(戦利艦としてイタリアに譲渡)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級とは同型艦であり、ネイピア級とも呼ばれる。トライバル級と対になる従来型駆逐艦として計画された。他国の大型駆逐艦に対抗する為、4.7インチ砲を連装3基6門搭載し砲力の強化を図っていた。J級/N級で行われた戦時改修を最初から適用した状態で建造されていた。
LⅠ級
・基準排水量:1900t
・速力:36kt
・武装:10.2cmAA(L45)2×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×8
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:4
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(7)
・航続距離:4
1941年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級の拡大改良形である。新開発された4.7インチ連装砲塔3基を搭載した艦として計画されたが、新型砲の製造が遅延した為、前期型は主砲を連装高角砲4基に変更して建造された。第二次大戦中、後期型では魚雷発射管1基を撤去し単装高角砲1基を追加する改修が行われた。
LⅡ級
・基準排水量:1900t
・速力:36kt
・武装:12cm(L50)2×3 10.2cmAA(L45)1×1 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:4
1941年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級の拡大改良形である。新開発された4.7インチ連装砲塔3基を搭載した艦として計画されたが、新型砲の製造が遅延した為、前期型は主砲を連装高角砲4基に変更して建造された。第二次大戦中、後期型では魚雷発射管1基を撤去し単装高角砲1基を追加する改修が行われた。
M級
・基準排水量:1900t
・速力:36kt
・武装:12cm(L50)2×3 10.2cmAA(L45)1×1 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:4
1942年から竣工開始
・駆逐隊×1
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。L級の小改正形であり、全長をわずかに拡大した以外は同一設計で建造されている。装備等も同級後期型のものが概ね踏襲されていた。竣工時期が遅かった為、前級が開戦後に施された改修が当初から施工されており、魚雷発射管1基の撤去と引き替えに対空火器が増備されていた。
OⅠ級
・基準排水量:1500t
・速力:37kt
・武装:10.2cmAA(L45)1×3 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:1
・対空火力:1
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:なし
・対潜力:(3)
・航続距離:5
1941年から竣工開始
・駆逐隊×1
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級の基本設計を元にした戦時急造艦として計画された。建造期間の短縮と費用削減の絡みから新型砲の採用は避けられ、主砲はI級までと同様、4.7インチ単装砲4基に抑えられた。半数の艦は機雷敷設艦を兼任できるよう求められた為、搭載砲が単装高角砲3基に削減された。
OⅡ級
・基準排水量:1500t
・速力:37kt
・武装:12cm(L45)1×4 10.2cmAA(L45)1×1 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:0
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:5
1941年から竣工開始
・駆逐隊×1
解説
イギリス海軍の駆逐艦。J級の基本設計を元にした戦時急造艦として計画された。建造期間の短縮と費用削減の絡みから新型砲の採用は避けられ、主砲はI級までと同様、4.7インチ単装砲4基に抑えられた。半数の艦は機雷敷設艦を兼任できるよう求められた為、搭載砲が単装高角砲3基に削減された。
P級
・基準排水量:1600t
・速力:37kt
・武装:10.2cmAA(L45)1×5 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:5
1941年から竣工開始
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。O級に続く戦時急造艦第二陣として計画された。当初は前級の一部となる予定だったが、建造途中で単装高角砲5基を搭載するよう設計変更されて竣工した。戦訓で急降下爆撃機に対する高角砲の有効性が疑問視されるようになった為、本級の兵装配置は次級に受け継がれなかった。
Q級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×8 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:6
1942年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(自由イギリスに参加)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。P級に続く戦時急造艦第三陣として計画された。戦訓の反映や急造に適した設計変更が盛り込まれた初めての艦級となる。建造期間を遅延させないよう求められた為、新機軸の導入を避けて極力既存の装備を用いる事とされた。燃料搭載量の増加が図られ、航続距離が延伸している。
R級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cm(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×8 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(3)
・航続距離:6
1942年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。Q級に続く戦時急造艦第四陣として計画された。設計自体は前級とほぼ同一であり燃料搭載量の増大や復原性の改善等も踏襲されていたが、本級では新たに熱帯海域での活動を考慮した艤装がなされていた。第二次大戦中の改装で魚雷発射管を1基撤去し、対空火器を増備している。
S級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cmDP(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1943年から竣工開始
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
・駆逐隊×1(戦利艦としてイタリアに譲渡)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。R級に続く戦時急造艦第五陣として計画された。基本的には前級の準同型艦であるものの、急造にあわせて一部の艤装が簡易化されていた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
T級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cmDP(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1943年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。S級に続く戦時急造艦第六陣として計画された。基本的にはR級の準同型艦であるものの、急造にあわせて一部の艤装が簡易化されていた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
U級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cmDP(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1943年から竣工開始
・駆逐隊×2(自由イギリスに参加)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。T級に続く戦時急造艦第七陣として計画された。基本的にはR級の準同型艦であるものの、急造にあわせて一部の艤装が簡易化されていた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
V級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cmDP(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1943年から竣工開始
・駆逐隊×2(自由イギリスに参加)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。U級に続く戦時急造艦第八陣として計画された。基本的にはR級の準同型艦であるが、S級以降省かれていた艤装が本級では復活していた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
W級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:12cmDP(L45)1×4 40mmMG(L39.4)×4 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1943年から竣工開始
・駆逐隊×2(自由イギリスに参加)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。V級に続く戦時急造艦第九陣として計画された。基本的にはR級の準同型艦であるが、S級以降省かれていた艤装が本級では復活していた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
Z級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)1×4 40mmMG(L56.3)×2 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1944年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。W級に続く戦時急造艦第十陣として計画された。基本的にはR級の準同型艦であるが、搭載砲が新開発の4.5インチ砲に改められていた。最大仰角を引き上げ対空射撃力を向上させた新型砲塔が採用された為、魚雷発射管の撤去を引き替えとする対空兵装の増備は行われなかった。
Ca級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)1×4 40mmMG(L56.3)×2 53.3cmTT4×2 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1944年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。Z級に続く戦時急造艦第十一陣として計画された。新開発の4.5インチ砲と最大仰角を引き上げた新型砲塔という組み合わせを踏襲していたが、対応する射撃指揮装置の搭載が間に合わなかった上に両用砲塔としての実力にも難があり、対空火力向上という期待は果たせなかった。
Ch級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)1×4 40mmMG(L56.3)×4 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1945年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。Ca級に続く戦時急造艦第十二陣として計画された。前級と同じく最大仰角の足りない不完全な両用砲塔を搭載していたものの、魚雷発射管1基の撤去と引き替えに新開発の射撃指揮装置と効率的な情報処理システムを採用した事で艦隊側から期待された防空能力の向上を果たした。
Co級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)1×4 40mmMG(L56.3)×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1945年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。Ch級に続く戦時急造艦第十三陣として計画された。前級と同じく最大仰角の足りない不完全な両用砲塔を搭載していたものの、魚雷発射管1基の撤去と引き替えに新開発の射撃指揮装置と効率的な情報処理システムを採用した事で艦隊側から期待された防空能力の向上を果たした。
Cr級
・基準排水量:1700t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)1×4 40mmMG(L56.3)×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:0
・耐久力:2
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(3)
・対潜力:(4)
・航続距離:6
1945年から竣工開始
・駆逐隊×2(戦利艦としてイタリアに譲渡)
解説
イギリス海軍の駆逐艦。Co級に続く戦時急造艦第十四陣として計画された。前級と同じく最大仰角の足りない不完全な両用砲塔を搭載していたものの、魚雷発射管1基の撤去と引き替えに新開発の射撃指揮装置と効率的な情報処理システムを採用した事で艦隊側から期待された防空能力の向上を果たした。
バトルⅠ級
・基準排水量:2300t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)2×2 40mmMG(L56.3)×10 53.3cmTT4×2 スキッド×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:5
・対艦火力:0
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(4)
・対潜力:(9)
・航続距離:6
1944年から竣工開始
・駆逐隊×4
解説
イギリス海軍の駆逐艦。本格的な両用砲を搭載した大型駆逐艦として計画された。高性能な艦ではあったが同時に高価でもあり、財政上の絡みもあって艦隊側の需要を全て本級で賄う事は不可能であった。後期型は不足気味であった対水上火力を補う為に単装砲塔1基を追加し、魚雷発射管も増備している。
バトルⅡ級
・基準排水量:2300t
・速力:36kt
・武装:11.4cmDP(L45)2×2、1×1 40mmMG(L56.3)×8 53.3cmTT4×2 スキッド×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:5
・対艦火力:1
・耐久力:4
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:0
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(5)
・対潜力:(9)
・航続距離:6
1947年から竣工開始
・駆逐隊×2
解説
イギリス海軍の駆逐艦。本格的な両用砲を搭載した大型駆逐艦として計画された。高性能な艦ではあったが同時に高価でもあり、財政上の絡みもあって艦隊側の需要を全て本級で賄う事は不可能であった。後期型は不足気味であった対水上火力を補う為に単装砲塔1基を追加し、魚雷発射管も増備している。
ウェポン級
・基準排水量:2000t
・速力:36kt
・武装:10.2cmAA(L45)2×3 40mmMG(L56.3)×6 53.3cmTT5×2 スキッド×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:4
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:(8)
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(5)
・対潜力:(12)
・航続距離:6
1947年から竣工開始
・駆逐隊×1
解説
イギリス海軍の駆逐艦。強力だが高価なバトル級を補完する廉価型駆逐艦として計画された。O級から始まる戦時急造駆逐艦と同程度のコストを維持しつつ、対潜迫撃砲やシフト配置の採用等、戦訓や技術進歩を反映させる事を目指し設計が進められた。第二次大戦の敗北により大部分の建造が中止された。
キャプテン級
・基準排水量:1300t
・速力:28kt
・武装:10.2cmAA(L45)2×2 40mmMG(L56.3)×2 53.3cmTT4×1 爆雷投射機(K)×4 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:(6)
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:3
・対潜力:(8)
・航続距離:4
1947年から竣工開始
・駆逐隊×4
解説
自由イギリス海軍の駆逐艦。本土陥落の影響で駆逐艦不足に悩んだ同海軍が同盟国である日本に対して建造発注した艦である。設計内容は日本側に一任されていたものの、運用効率を考慮して兵装や上部構造物はイギリス式のものになっていた。船体構造は松型そのものであり、同級の準同型艦とも言えた。




