駆逐艦データ:日本
※( )付は丸数字
吹雪型
・基準排水量:2100t
・速力:34kt
・武装:12.7cm(L50)2×2 61cmTT3×3 爆雷投射機(K)×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:3
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(8)
・対潜力:(1)
・航続距離:4
1928年から竣工開始
・駆逐隊×3
・駆逐隊×3(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。特型駆逐艦の名でも知られる。固定天蓋付き艦橋や防盾付き砲の採用に加え、凌波性の追求による優れた航海性能と重武装を併せ持つ本級の出現は、当時の列強海軍に衝撃を与えた。第二次大戦中に改装を受け、砲塔1基の撤去と合わせて魚雷発射管を更新。酸素魚雷の運用能力を得た。
初春型
・基準排水量:1800t
・速力:33kt
・武装:12.7cm(L50)2×2 61cmTT3×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(7)
・対潜力:(1)
・航続距離:3
1933年から竣工開始
・駆逐隊×1
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。ロンドン条約の制限に基づき建造された。特型より少ない排水量で特型に匹敵する性能を、という要求を満たす事に成功したが、過度の軽量化が祟り復原性能が危険なほどに低下した為、竣工後に武装を撤去。船体強化による重量増とも相まって、平凡な性能の駆逐艦になってしまった。
白露型
・基準排水量:1700t
・速力:34kt
・武装:12.7cm(L50)2×2 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:2
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(8)
・対潜力:(1)
・航続距離:4
1936年から竣工開始
・駆逐隊×2
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。初春型の改良形である。前級で問題視された復原性能の向上と改善工事で失われた速度の回復を目指して設計された。溶接範囲を広げて軽量化を図ったが思った程の効果は現れず、最大速力は目標の数字を達成できなかった。第二次大戦時、対空兵装増備の為、砲塔1基を撤去している。
朝潮型
・基準排水量:2000t
・速力:35kt
・武装:12.7cm(L50)2×2 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(8)
・対潜力:(1)
・航続距離:6
1937年から竣工開始
・駆逐隊×2
・駆逐隊×1(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。中型駆逐艦では十分な性能が得られないという艦隊側の要求に応える形で設計された。復原性能を重視した為に艦影が低くなり、大型駆逐艦であるにもかかわらず被発見率では従来艦より有利であった。第二次大戦中に改装を受け、砲塔1基を撤去する代わりに対空兵装を増設している。
陽炎型
・基準排水量:2000t
・速力:35kt
・武装:12.7cm(L50)2×2 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(8)
・対潜力:(1)
・航続距離:7
1939年から竣工開始
・駆逐隊×3
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。次級の夕雲型と合わせて甲型とも呼ばれる。軍縮条約に縛られない事を前提として計画が進められ、竣工時より酸素魚雷を搭載した最初の駆逐艦となった。水雷戦隊の主力として大きな期待を担ったが第二次大戦では護衛任務が主となった為、砲塔を1基降ろし対空兵装を増備している。
夕雲型
・基準排水量:2100t
・速力:35kt
・武装:12.7cm(L50)2×3 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(8)
・対潜力:(1)
・航続距離:7
1941年から竣工開始
・駆逐隊×3
・駆逐隊×2(WW2にて戦没)
解説
日本海軍の駆逐艦。前級の陽炎型と合わせて甲型とも呼ばれる。仰角を引き上げた新型砲塔を搭載した事で限定的な対空能力が期待された為、機銃の増設にともなう砲塔撤去は行われなかった。水雷戦隊の主力艦としては満足できる性能であったが、護衛任務が主となった第二次大戦では苦戦を強いられた。
秋月型
・基準排水量:2700t
・速力:33kt
・武装:10cmAA(L65)2×4 61cmTT4×1 爆雷投射機(Y)×1 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:8
・対艦火力:なし
・耐久力:4
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:6
・対潜力:(5)
・航続距離:10
1942年から竣工開始
・駆逐隊×8
解説
日本海軍の駆逐艦。同国が建造した初の防空艦であり、計画時の名称から乙型とも呼ばれる。当初は魚雷の搭載が考慮されておらず艦種も直衛艦となっていたが、計画変更によって魚雷の搭載が決定された事で艦種が駆逐艦に改められた。艦隊直衛を主任務とした為、対潜兵装も従来艦より強化されていた。
島風型
・基準排水量:2600t
・速力:40kt
・武装:12.7cm(L50)2×3 61cmTT5×3 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:1
・耐久力:4
・スピードレベル:9
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(12)
・対潜力:(1)
・航続距離:7
1943年から竣工開始
・駆逐隊×8
解説
日本海軍の駆逐艦。第三次大戦時における水雷戦隊の主力艦であり、丙型とも呼ばれる。艦隊型駆逐艦の最高峰を目指して設計され、40ノットの高速力と五連装3基の魚雷発射管という重武装を誇った。次世代艦が両用砲を装備する汎用駆逐艦とされた事で、日本伝統の水雷駆逐艦は本級で最後となった。
松型
・基準排水量:1200t
・速力:28kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×1、1×1 61cmTT4×1 爆雷投射機(Y)×2 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:(6)
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:5
・対潜力:(5)
・航続距離:4
1944年から竣工開始
・駆逐隊×6
・駆逐隊×6(建造中)
解説
日本海軍の駆逐艦。次級の橘型と合わせて丁型とも呼ばれる。第二次大戦中に計画が始まった戦時量産型駆逐艦であり、輸送任務の為、兵装の重心を対空・対潜に移した。構造の簡略化が進められつつも、シフト配置を採用する等、防御面での改良が行なわれた。艦名と建造経緯から「雑木林」と呼ばれた。
橘型
・基準排水量:1300t
・速力:28kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×1、1×1 61cmTT4×1 爆雷投射機(Y)×2 ヘッジホッグ×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:(6)
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:5
・対潜力:(5)
・航続距離:4
全艦未竣工
・駆逐隊×8(建造中)
解説
日本海軍の駆逐艦。前級の松型と合わせて丁型とも呼ばれる。戦時急造艦であった松型の設計をさらに簡略化する事で量産性を高めた艦である。性能面では松型と同等であったが建造期間は著しく短縮され、全艦が起工から1年以内に竣工している。前級と同様、艦名と建造経緯から「雑木林」と呼ばれた。
北風型
・基準排水量:3100t
・速力:35kt
・武装:10cmAA(L65)2×4 61cmTT6×1 爆雷投射機(Y)×1 スキッド×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:8
・対艦火力:なし
・耐久力:5
・スピードレベル:(8)
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:6
・対潜力:(7)
・航続距離:11
全艦未竣工
・駆逐隊×3(建造中)
解説
日本海軍の駆逐艦。秋月型の改良形である。機関を更新する事で速力の向上を果たしつつ、シフト配置の採用により抗堪性を大きく高めた。極めて高性能な艦であったが大型で高価に過ぎた為、大量建造には至らなかった。本級以後、日本海軍の駆逐艦は両用砲を搭載した汎用艦へと移行していく事になる。
妙風型
・基準排水量:3100t
・速力:37kt
・武装:12.7cmDP(L50)1×4 61cmTT5×2 スキッド×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:5
・対艦火力:2
・耐久力:5
・スピードレベル:(8)
裏
・砲撃レンジ:1
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:DD
・雷撃力:(9)
・対潜力:(7)
・航続距離:8
全艦未竣工
・駆逐隊×8(建造中)
解説
日本海軍の駆逐艦。島風型の後継艦として計画され、日本海軍で初めて実用的な両用砲を搭載した。第二次大戦の戦訓からシフト配置が採用され、溶接工法の全面採用等、量産性にも気を配られた。汎用性が評価されたものの、古参から「水雷戦で島風に、防空戦で秋月に劣る」と揶揄される事も多かった。




