巡洋艦(軽巡洋艦)データ:日本
※( )付は丸数字
球磨型
・基準排水量:7000t
・速力:33kt
・武装:14cm(L50)1×4 61cmTT4×10
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:6
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:16
・対潜力:なし
・航続距離:4
同型艦
・球磨(1920年竣工/WW2にて戦没)
・多摩(1921年竣工)
・木曽(1921年竣工)
・大井(1921年竣工)
・北上(1921年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。前級である天龍型を大型化して砲力を強化した艦であり、所謂5500トン型軽巡洋艦の第一グループに当たる。八八艦隊計画の主力軽巡であったが旧式化が甚だしく、敷設艦や練習艦への改装を計画されたが、結果として全艦が艦隊決戦用特殊巡洋艦である重雷装艦へと改造された。
長良型
・基準排水量:7000t
・速力:33kt
・武装:〈長良・五十鈴〉14cm(L50)1×4 61cmTT4×10/〈名取・由良・鬼怒・阿武隈〉12.7cmAA(L40)2×3 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:〈長良・五十鈴〉なし/〈名取・由良・鬼怒・阿武隈〉2
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:〈長良・五十鈴〉6/〈名取・由良・鬼怒・阿武隈〉1
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:〈長良・五十鈴〉16/〈名取・由良・鬼怒・阿武隈〉6
・対潜力:〈長良・五十鈴〉なし/〈名取・由良・鬼怒・阿武隈〉2
・航続距離:4
同型艦
・長良(1922年竣工)
・五十鈴(1923年竣工)
・名取(1922年竣工)
・由良(1923年竣工/WW2にて戦没)
・鬼怒(1922年竣工)
・阿武隈(1925年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。前級である天龍型を大型化して砲力を強化した艦であり、所謂5500トン型軽巡洋艦の第二グループに当たる。八八艦隊計画の主力軽巡であったが旧式化が甚だしく、名取/由良/鬼怒/阿武隈が防空巡洋艦に、長良/五十鈴が艦隊決戦用の特殊巡洋艦である重雷装艦に改造された。
川内型
・基準排水量:7000t
・速力:33kt
・武装:12.7cmAA(L40)2×3 61cmTT4×2 爆雷投射機(Y)×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:なし
・耐久力:2
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:なし
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:6
・対潜力:2
・航続距離:4
同型艦
・川内(1924年竣工/WW2にて戦没)
・神通(1925年竣工/WW2にて戦没)
・那珂(1925年竣工/WW2にて戦没)
・加古(1925年竣工)
・加茂(1926年竣工)
・木津(1926年竣工)
・名寄(1926年竣工)
・夕張(1927年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。前級である天龍型を大型化して砲力を強化した艦であり、所謂5500トン型軽巡洋艦の第三グループに当たる。八八艦隊計画の主力軽巡であったが性能面での旧式化が甚だしい為、C級軽巡洋艦の近代化改装を参考に、全艦が搭載主砲を全て高射砲とした防空巡洋艦へと改造された。
綾瀬型
・基準排水量:3000t
・速力:33kt
・武装:14cm(L50)2×2 61cmTT4×1
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:なし
・対艦火力:なし
・耐久力:1
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:なし
・索敵範囲:0
・就役コスト:1
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:6
・対潜力:なし
・航続距離:3
同型艦
・綾瀬(1923年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。5500トン型と同等の戦闘力をできるだけ小型の船体に詰め込む事を目標として、1隻のみが試験艦として建造された。極めて巧みな設計によりカタログデータこそ優秀だったものの、過剰な兵装搭載による無理が祟り、航続距離や拡張性の不足等、実戦向きな艦とは言えなかった。
最上型
・基準排水量:9000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 12.7cmAA(L40)2×4 61cmTT3×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:2
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:7
・対潜力:なし
・航続距離:7
同型艦
・最上(1935年竣工)
・三隈(1935年竣工)
・鈴谷(1937年竣工)
・熊野(1937年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。旧式化した主力軽巡の代艦としてロンドン条約に基づいて建造された。溶接工法の大々的な採用によって工期短縮と重量削減を目指したのだが、施工技術が未熟だった為、船体全体に歪みが発生。就役後に大規模な改修工事を行った事で予定排水量を大幅に超える艦となってしまった。
利根型
・基準排水量:9000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 12.7cmAA(L40)2×4 61cmTT3×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:2
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:7
・対潜力:なし
・航続距離:7
同型艦
・利根(1938年竣工)
・筑摩(1939年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。ロンドン条約に基づき最上型の準同型艦として計画されていたが、同級が溶接工法の採用によって船体強度に問題を生じさせた反省から、重量増を覚悟の上で従来型のリベット工法で建造された。同時に主砲を8インチ連装砲に変更する事も検討されたが、初期段階で破棄されている。
大淀型
・基準排水量:9000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 12.7cmAA(L40)2×4 61cmTT3×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:2
・耐久力:3
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:7
・対潜力:なし
・航続距離:7
同型艦
・大淀(1940年竣工)
・仁淀(1941年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。最上型の準同型艦として建造された。重要部位以外に溶接工法を採用する事で大幅な軽量化と工期短縮を図ったが、従来型のリベット工法を用いた利根型と比べて、さほどの重量軽減にはならなかった。本級も主砲を8インチ砲に変更する事が検討されたが、前級同様破棄されている。
阿賀野型
・基準排水量:10000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 12.7cmAA(L40)2×6 61cmTT4×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:3
・対艦火力:2
・耐久力:4
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:8
・対潜力:なし
・航続距離:8
同型艦
・阿賀野(1942年竣工/WW2にて戦没)
・能代(1943年竣工)
・矢矧(1943年竣工)
・酒匂(1944年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。最上型の準同型艦であり、対空砲と雷装とが強化されていた。建造期間短縮の為に再度大規模な溶接工法が採用されており、艦隊側から改修工事の再発を懸念されたが、就役後に大きな問題は生じなかった。防御配置が見直された事によって居住性が向上し、乗員から高い評価を得た。
筑後型
・基準排水量:10000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 10cmAA(L65)2×6 61cmTT4×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:5
・対艦火力:2
・耐久力:4
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:8
・対潜力:なし
・航続距離:8
同型艦
・筑後(1945年竣工)
・鈴鹿(1946年竣工)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。基本的には溶接範囲を拡大した阿賀野型である。前級同様、艦隊側から改修工事の再発を懸念されたが、竣工後に大きな問題は生じなかった。南方への展開を考慮して強力な送風装置を装備した上、兵員1人当たりの居住面積を大きく向上させた事で全海軍将兵から羨望の的となった。
十勝型
・基準排水量:10000t
・速力:36kt
・武装:15.5cm(L60)3×3 10cmAA(L65)2×6 61cmTT4×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:5
・対艦火力:2
・耐久力:4
・スピードレベル:8
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:4
・就役コスト:2
・艦種記号+防御修正:CL
・雷撃力:8
・対潜力:なし
・航続距離:8
同型艦
・十勝(1948年竣工)
・黒部(建造中)
・手塩(建造中)
・吉野(建造中)
解説
日本海軍の軽巡洋艦。筑後型に小改正を加えただけの準同型艦である。兵員の居住性を改善する為に更なる努力が講じられ、自由イギリス海軍の将兵さえもが本級への乗り組みを希望する程であった。量産化しやすいよう各所に配慮も加えられ、新技術の導入も容易な艦上配置に余裕のある巡洋艦となった。




