巡洋艦(大型巡洋艦/装甲艦/重巡洋艦)データ:イタリア
※( )付は丸数字
トレント級
・基準排水量:11000t
・速力:35kt
・武装:20.3cm(L50)2×4 10cmAA(L47)2×6 37mmMG(L54)×8 53.3cmTT2×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:3
・耐久力:2
・スピードレベル:(8)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:2
・対潜力:なし
・航続距離:4
同型艦
・トレント(1929年竣工/WW2にて戦没)
・トリエステ(1928年竣工/WW2にて戦没)
解説
イタリア海軍の条約型巡洋艦。仮想敵国の巡洋艦に対抗する為、ホノルル条約で許された8インチ砲艦として建造された。長大な海岸線を哨戒する任務が与えられた事で、設計においては防御力より高い速度が要求された。砲塔の小型化と装填機構の簡略化を図った結果、散布界が広いという弱点を持った。
ザラ級
・基準排水量:12000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L53)2×4 10cmAA(L47)2×8 37mmMG(L54)×8
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:0
・対艦火力:(3)
・耐久力:(6)
・スピードレベル:(6)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:2
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA(1)
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:4
同型艦
・ザラ(1931年竣工/WW2にて戦没)
・フィウメ(1931年竣工/WW2にて戦没)
・ゴリツィア(1931年竣工)
・ポーラ(1932年竣工/WW2にて戦没)
解説
イタリア海軍の条約型巡洋艦。トレント級の改良形で、シュフラン級との水上砲戦を優位に行える艦として設計された。8インチ砲に耐えられる強靱な装甲を有していたが、排水量は条約制限内に収まらなかった。前級と同様、砲塔の小型化と装填機構の簡略化にともなう散布界の広さという弱点があった。
ボルツァーノ級
・基準排水量:11000t
・速力:35kt
・武装:20.3cm(L53)2×4 10cmAA(L47)2×6 37mmMG(L54)×8 53.3cmTT2×4
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:1
・対艦火力:3
・耐久力:2
・スピードレベル:(8)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:2
・対潜力:なし
・航続距離:4
同型艦
・ボルツァーノ(1933年竣工)
解説
イタリア海軍の条約型巡洋艦。トレント級を原型としており同型艦と記される事もある一方、兵装等はザラ級に似た設計となっている。高速かつ強力な兵装を持つ大型駆逐艦とラ=ガリソニエール級を捕捉する為、高速軽防御艦に立ち戻って建造された。前級までと同様、条約制限を超える排水量となった。
ヴェネツィア級
・基準排水量:16000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L53)2×4 9cmAA(L50)1×12 37mmMG(L54)×16 53.3cmTT4×2
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:2
・対艦火力:(3)
・耐久力:(8)
・スピードレベル:(6)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA(1)
・雷撃力:2
・対潜力:なし
・航続距離:5
同型艦
・ヴェネツィア(1947年竣工)
・ブリンディジ(建造中)
解説
イタリア海軍の重巡洋艦。第二次大戦で3隻が失われたザラ級の代艦として計画された。戦訓による修正が加えられたものの、建造期間を短縮する為に主砲や機関の大半は前々級と同じ図面が用いられた。第三次大戦時の巡洋艦としては思想的に旧弊であったが、装甲防御に関しては屈指のレベルを誇った。




