巡洋艦(大型巡洋艦/装甲艦/重巡洋艦)データ:アメリカ合衆国
※( )付は丸数字
ノーザンプトン級
・基準排水量:9000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L25)1×4 40mmMG(L56.3)×24
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:3
・対艦火力:3
・耐久力:3
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:9
同型艦
・ノーザンプトン(1930年竣工)
・チェスター(1930年竣工)
・ルイスビル(1931年竣工)
・シカゴ(1931年竣工)
・ケンブリッジ(1930年竣工)
・ブリッジポート(1931年竣工)
解説
アメリカ合衆国の条約型巡洋艦。重巡洋艦の第二陣であり、ペンサコーラ級の不具合修正を目的に改設計が行われた。主砲塔を三連装に統一する事で、火力の低下を抑えつつ軽量化に成功していた。凌波性能も改善されたが、細身の船体から来る復原性不足と動揺の激しさから外洋での安定性を欠いていた。
ポートランド級
・基準排水量:10000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L25)1×8 40mmMG(L56.3)×24
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:4
・対艦火力:3
・耐久力:(3)
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:9
同型艦
・ポートランド(1933年竣工)
・インディアナポリス(1932年竣工)
解説
アメリカ合衆国の条約型巡洋艦。当初は軽巡洋艦として起工されたが、ロンドン条約の締結にともない類別を重巡洋艦に変更して建造された。前級と同様、主砲塔を三連装に統一する事で重量の節約を図っていた。外観は非常にバランスのとれた艦になっているが、トップヘビーによって復原性は悪化した。
アストリア級
・基準排水量:10000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L25)1×8 40mmMG(L56.3)×16
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:3
・対艦火力:(3)
・耐久力:(3)
・スピードレベル:7
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:9
同型艦
・アストリア(1934年竣工)
・タルサ(1934年竣工)
・ミネアポリス(1934年竣工)
・カンサスシティ(1934年竣工)
・サンフランシスコ(1934年竣工)
・クインシー(1936年竣工)
・ヴィンセンス(1937年竣工)
解説
アメリカ合衆国の条約型巡洋艦。ポートランド級と同じ構造だが、居住性と復原性は改善された。8インチ砲に対抗可能な装甲を砲塔に施した一方、重量節約等の目的で従来行われてきた機関のシフト配置は廃止された。船体の寸法が全体的に縮小した為、区画防御の観点から防御力は前級を凌ぐとされた。
ウイチタ級
・基準排水量:10000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L38)1×8 40mmMG(L56.3)×24
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:6
・対艦火力:(4)
・耐久力:(4)
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:9
同型艦
・ウイチタ(1939年竣工)
解説
アメリカ合衆国の条約型巡洋艦。当初はアストリア級の八番艦として計画されていたが、ブルックリン級に準じた艦型とアストリア級の兵装を組み合わせた形に設計変更された。重量砲弾を用いる新型8インチ砲とより先進的な両用砲とを搭載しており、後継艦であるボルチモア級のタイプシップとなった。
ボルチモア級
・基準排水量:14000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L38)2×6 40mmMG(L56.3)×48
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:9
・対艦火力:(4)
・耐久力:(6)
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA(1)
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:9
同型艦
・ボルチモア(1943年竣工)
・ボストン(1943年竣工)
・ピッツバーグ(1943年竣工)
・セントポール(1943年竣工)
・オルバニー(1944年竣工)
・ロチェスター(1945年竣工)
・コロンバス(1945年竣工)
・オレゴンシティ(1945年竣工)
・ブレマートン(1945年竣工)
・フォールリバー(1945年竣工)
・トレド(1945年竣工)
・デモイン(1946年竣工)
解説
アメリカ合衆国の重巡洋艦。条約の失効にともなって制限に縛られる事なく建造された。他国の条約型巡洋艦を撃破する為、船体と主砲塔には十分な対8インチ砲防御が施された。余裕のある排水量を利用して多数の両用砲と機関砲とが搭載され、対艦・対空の双方をこなす事のできる汎用水上艦となった。
ロサンゼルス級
・基準排水量:17000t
・速力:32kt
・武装:20.3cm(L55)3×3 12.7cmAA(L38)2×6 40mmMG(L56.3)×48
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:9
・対艦火力:(7)
・耐久力:(7)
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:2
・索敵範囲:0
・就役コスト:3
・艦種記号+防御修正:CA(1)
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:10
同型艦
・ロサンゼルス(建造中)
・スクラントン(建造中)
・セーラム(建造中)
・プエブロ(建造中)
解説
アメリカ合衆国の重巡洋艦。ボルチモア級の拡大改良形であり、自動装填装置を備えた8インチ速射砲が採用された。新開発された大型砲塔の搭載と防御力向上にともなう重量増加を解決する為、本級の排水量は初期の弩級戦艦に匹敵した。多数の対空火器を装備し、次世代任務部隊の要として期待された。
インディペンデンス級
・基準排水量:29000t
・速力:33kt
・武装:30.5cm(L50)3×3 12.7cmAA(L38)2×6 40mmMG×56
表
・航空機運用力:なし
・機雷敷設能力:なし
・対空火力:10
・対艦火力:(9)
・耐久力:(10)
・スピードレベル:(7)
裏
・砲撃レンジ:3
・索敵範囲:0
・就役コスト:9
・艦種記号+防御修正:CA(1)
・雷撃力:なし
・対潜力:なし
・航続距離:11
同型艦
・インディペンデンス(1944年竣工)
・プリンストン(1944年竣工)
・カウペンス(1946年竣工)
・モンテレー(1947年竣工)
・ベニントン(1947年竣工)
・サンジャシント(1948年竣工)
解説
アメリカ合衆国の大型巡洋艦。他国の大型巡洋艦を撃破でき、通商保護が行える長大な航続力を持った艦として計画が進められた。従来型の巡洋艦を相手取るには高価に過ぎる一方、高速戦艦と戦うには非力であった。艦隊側の評価は芳しくなかったが、伊吹型やビュロー級等、仮想敵には事欠かなかった。




