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巡洋艦(大型巡洋艦/装甲艦/重巡洋艦)データ:日本

※( )付は丸数字


古鷹型

・基準排水量:9000t

・速力:33kt

・武装:20.3cm(L50)2×3 12cmAA(L45)1×4 61cmTT4×2


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:1

・対艦火力:2

・耐久力:2

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:4

・就役コスト:3

・艦種記号+防御修正:CA

・雷撃力:6

・対潜力:なし

・航続距離:6


同型艦

・古鷹(1926年竣工/WW2にて戦没)

・衣笠(1926年竣工/WW2にて戦没)


解説

 日本海軍の条約型巡洋艦。オマハ級やホーキンス級に対抗可能な偵察巡洋艦として計画された。竣工時は人力装填の単装砲6基を搭載していたが、給弾の遅さが当初から問題視され、近代化改装時に機力装填の連装砲3基6門に換装された。舷窓が常に波浪を被る為、他艦からは「水族館」と呼ばれていた。


青葉型

・基準排水量:9000t

・速力:33kt

・武装:20.3cm(L50)2×3 12cmAA(L45)1×4 61cmTT4×2


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:1

・対艦火力:2

・耐久力:2

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:4

・就役コスト:3

・艦種記号+防御修正:CA

・雷撃力:6

・対潜力:なし

・航続距離:7


同型艦

・青葉(1927年竣工)

・愛鷹(1927年竣工/WW2にて戦没)


解説

 日本海軍の条約型巡洋艦。古鷹型の準同型艦である。弾薬装填を半人力式とした為に主砲の発射速度が遅いという欠点を抱えていた前級の設計を改め、機力装填の連装砲を採用する事で攻撃力の強化を達成した。日本海軍の艦艇として初めて水上機用カタパルトが装備され、索敵能力の強化も図られていた。


妙高型

・基準排水量:13000t

・速力:33kt

・武装:20.3cm(L50)2×5 12.7cmAA(L40)2×4 61cmTT4×4


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:2

・対艦火力:3

・耐久力:4

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:4

・就役コスト:3

・艦種記号+防御修正:CA

・雷撃力:8

・対潜力:なし

・航続距離:6


同型艦

・妙高(1929年竣工)

・那智(1928年竣工)

・足柄(1929年竣工)

・羽黒(1929年竣工)


解説

 日本海軍の条約型巡洋艦。青葉型の発展形であり、軍縮条約に基づく制限内で最大の攻撃力と防御力を併せ持つ事を目的として設計が進められた。計画当初は魚雷発射管を装備していなかったが、巡洋艦に雷装は不可欠と想定した軍令部が設計変更を要求。結果として条約の排水量制限を超過してしまった。


高雄型

・基準排水量:13000t

・速力:34kt

・武装:20.3cm(L50)2×5 12.7cmAA(L40)2×4 61cmTT4×4


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:2

・対艦火力:3

・耐久力:(4)

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:4

・就役コスト:3

・艦種記号+防御修正:CA

・雷撃力:8

・対潜力:なし

・航続距離:5


同型艦

・高雄(1932年竣工)

・愛宕(1932年竣工)

・摩耶(1932年竣工)

・鳥海(1932年竣工)


解説

 日本海軍の条約型巡洋艦。妙高型の攻撃力と防御力を維持しつつ、艦隊旗艦に相応しい通信施設や司令部機能の増設等を目論んで設計が進められた。用兵側の要求をことごとく受け入れた為、艦橋が非常識な程に巨大化し、海外の識者から「甲状腺の肥大した河馬のようだ」という批判めいた評価を受けた。


伊吹型

・基準排水量:17000t

・速力:30kt

・武装:31cm(L50)2×3 10cmAA(L65)2×6


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:5

・対艦火力:(8)

・耐久力:(6)

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:4

・就役コスト:6

・艦種記号+防御修正:CA

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:11


同型艦

・伊吹(1946年竣工)

・鞍馬(1946年竣工)

・見延(1946年竣工)

・開聞(1946年竣工)


解説

 日本海軍の重巡洋艦。ボルチモア級及びその後継艦を撃破する事を目的として建造された。8インチ砲防御を備えた艦に対抗する為、主砲には新設計の12インチ連装砲が搭載された。防御範囲縮小を目論んで高出力ディーゼル機関を採用するとともに、日本の巡洋艦としては珍しく雷装が全廃されていた。


妙義型

・基準排水量:17000t

・速力:30kt

・武装:31cm(L50)2×3 10cmAA(L65)2×6


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:5

・対艦火力:(8)

・耐久力:(6)

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:4

・就役コスト:6

・艦種記号+防御修正:CA(1)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:11


同型艦

・妙義(1947年竣工)

・乗鞍(1947年竣工)


解説

 日本海軍の重巡洋艦。溶接範囲を広げて建造期間短縮を図った伊吹型である。前級と同様、8インチ砲防御を備えた艦に対抗する為、主砲には新設計の12インチ連装砲が搭載された。防御範囲縮小を目論んで高出力ディーゼル機関を採用するとともに、日本の巡洋艦としては珍しく雷装が全廃されていた。


葛城型

・基準排水量:20000t

・速力:30kt

・武装:31cm(L50)2×3 10cmAA(L65)2×6


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:5

・対艦火力:(8)

・耐久力:(7)

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:4

・就役コスト:6

・艦種記号+防御修正:CA(1)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:11


同型艦

・葛城(1948年竣工)

・笠置(1948年竣工)

・阿蘇(建造中)

・生駒(建造中)


解説

 日本海軍の重巡洋艦。自動装填砲を持つロサンゼルス級や11インチ砲を装備したビュロー級等、各国の新型巡洋艦に対抗する為、主に船体装甲を強化した伊吹型の拡大発展形である。前級である妙義型と同様、建造には溶接工法が多用され、日本の大型艦艇としては異例の短期間で竣工させる事ができた。


浅間型

・基準排水量:31000t

・速力:33kt

・武装:31cm(L50)3×3 10cmAA(L65)2×8


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:6

・対艦火力:(10)

・耐久力:(10)

・スピードレベル:7


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:4

・就役コスト:9

・艦種記号+防御修正:CA(1)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:9


同型艦

・浅間(1948年竣工)

・吾妻(建造中)


解説

 日本海軍の大型巡洋艦。インディペンデンス級やデアフリンガー級に対抗して計画された。当初は16インチ連装砲の採用も考えられていたが、最終的には伊吹型と同じ12インチ砲を新設計の三連装砲塔に搭載する形で装備した。葛城型と比べて費用対効果が悪いと判断され、建造は2隻で打ち切られた。

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