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戦艦データ:イタリア

※( )付は丸数字


コンテ=ディ=カブール級

・基準排水量:27000t

・速力:27kt

・武装:32cm(L43.8)3×2、2×2 10cmAA(L47)2×4 37mmMG(L54)×8


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:1

・対艦火力:7

・耐久力:8

・スピードレベル:5


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:0

・就役コスト:9

・艦種記号+防御修正:BB(1)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:4


同型艦

・コンテ=ディ=カブール(1915年竣工/WW2にて戦没)

・ジュリオ=チェザーレ(1914年竣工)


解説

 イタリア海軍の弩級戦艦。当初は戦闘能力に劣る12インチ砲艦であったのだが、ダンケルク級に対抗する為、外観が一変する程の改装を受け、12.5インチ砲を搭載する高速艦として生まれ変わった。船体サイズや工事期間の制限により防御力の向上が不十分で、戦艦としての実力には疑問符が付いた。


カイオ=ドゥイリオ級

・基準排水量:27000t

・速力:26kt

・武装:32cm(L43.8)3×2、2×2 9cmAA(L50)1×10 37mmMG(L54)×18


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:2

・対艦火力:7

・耐久力:8

・スピードレベル:5


・砲撃レンジ:2

・索敵範囲:0

・就役コスト:9

・艦種記号+防御修正:BB(1)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:4


同型艦

・カイオ=ドゥイリオ(1915年竣工/WW2にて戦没)

・アンドレア=ドーリア(1916年竣工)


解説

 イタリア海軍の弩級戦艦。コンテ=ディ=カブール級の改良形である。ダンケルク級に対抗する為、カブール級に続き大規模な近代化改装が実施された。新設計の高角砲等、次世代艦であるヴィットリオ=ヴェネト級の装備が採用されたが、個艦性能で見る限り、攻防両面で満足しうる艦とは言えなかった。


ヴィットリオ=ヴェネト級

・基準排水量:41000t

・速力:30kt

・武装:38.1cm(L50)3×3 9cmAA(L50)1×12 37mmMG(L54)×20


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:2

・対艦火力:16

・耐久力:17

・スピードレベル:6


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:0

・就役コスト:12

・艦種記号+防御修正:BB(2)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:5


同型艦

・ヴィットリオ=ヴェネト(1940年竣工)

・リットリオ(1940年竣工/WW2にて戦没)

・ローマ(1942年竣工/WW2にて戦没)

・インペロ(1944年竣工)


解説

 ホノルル条約に基づいて建造された35000トン級条約型戦艦。実際は、定められた上限を越える40000トン級の戦艦であった。ダンケルク級を撃破できる艦を目指して設計され、高性能な50口径15インチ砲を装備した。総合的な抗堪性や砲撃精度に難はあったが、カタログデータは優秀だった。


レパント級

・基準排水量:48000t

・速力:29kt

・武装:40.6cm(L50)3×3 9cmAA(L50)2×12 37mmMG(L54)×48


・航空機運用力:なし

・機雷敷設能力:なし

・対空火力:6

・対艦火力:20

・耐久力:21

・スピードレベル:6


・砲撃レンジ:3

・索敵範囲:0

・就役コスト:12

・艦種記号+防御修正:BB(3)

・雷撃力:なし

・対潜力:なし

・航続距離:8


同型艦

・レパント(建造中)


解説

 イタリアが建造したポスト条約型戦艦。ヴィットリオ=ヴェネト級の拡大改良形として、高初速の16インチ砲を搭載した。主砲の製造に手間取った事で完成が遅れ、他国の新戦艦に太刀打ちできる性能は持たなかった。最初期に計画中止も主張されたが、ムッソリーニの要望により一番艦のみ発注された。

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