2020/05/01 20:45投稿 緊急事態宣言延長などしないでさっさと徹底検査と徹底隔離して台湾や韓国みたいに拡散を抑え込めばよかったのにな
さて、2月下旬から3月上旬にかけて韓国では新型コロナウイルスの感染者数は数十から数百人、数千人へと爆発的に増加したことで医療崩壊等と言われていましたが、3月の半ばからは欧米などでは感染者数が1日ごとに数千人単位で増加し、医療システムや経済が壊滅的状況に追い込まれている中でほぼ抑え込みに成功しています。
台湾も同様に感染拡大は防げていますが、両国のやったことはそんなに難しいことではありません。
で具体的な方法はといえば韓国では検査センターを600カ所開設し、医療従事者の安全を確保するために接触を最小限に抑え、検査を早く、頻繁に、安全に行った上で、陽性反応を示す患者が出たら、医療従事者は患者の直近の動きをセキュリティーカメラの映像やクレジットカードの記録、車や携帯電話のナビのデータまでも使用して患者の動きを追跡して接触した可能性のある人を特定し、検査し、必要があれば隔離することを徹底しましたし台湾も同様ですね。
台湾はSARS、韓国はMERSのアウトブレイクもあったために伝染病危機の際には個人のプライバシーよりも社会の安全を優先するよう法律が改正されたのですね。
また陽性と判定され自主隔離命令を受けた人はアプリをダウンロードしなければならず、それが不可能な場合にはGPSリストバンドが支給されますが、これらは基本的には担当職員に連絡して健康状態を報告させるためのものですが、自宅待機中の市民の位置情報をGPSで追跡する事もでき、患者が隔離から抜け出した場合、当局に連絡が行くというアプリで、これに違反した場合の罰金は最大2500ドルにもなるそうです。
新型コロナウイルス感染症が疑われる症状を示していた61歳の女性が、医師の指示を無視して検査を拒否し、食堂を訪れ、定期的な新興宗教団体「新天地イエス教会」の礼拝に出席するなど普段通りの生活を続けた結果、大邱市内の他の多くの人に感染を広めたことから導入されました。
新型コロナの拡散防止は陽性になったものの行動をしっかり監視するということを徹底するだけで十分すみ、そこまでコストも高くつかないのですが、日本では社会への影響よりも個人のプライバシーの方を優先しているのでしょうか。
もっとも日本はカルロス・ゴーンが釈放中にGPS追跡システムを付けてもいいから自宅に帰らせてくれと言ってもそれを却下したような国なので導入はほぼ不可能だと思いますけどね。




