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新型コロナ関係エッセイまとめ  作者: 水源


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2021年05月18日 23時06分投稿 こんなはずじゃなかったのにとならないように新型コロナワクチンについて接種する前に考えておこう

 さて、”新型コロナワクチン有効率90%のからくり 一回目接種の2週間まではワクチンの効果がないどころか感染しやすい?”でワクチン打ってもすぐ効果が出るわけではありませんよと書いたらえ? そうなのという感想があったので、そういったことも含めてワクチンを打つにせよ、打たないにせよ、コロナのワクチンがどんな感じで、打つ場合どうした方がよさそうか書いていこうと思います。


 あ、ちなみに私はワクチン推進でも、ワクチン反対でもないですよ。


 まず、COVID-19の罹患率は、ワクチン接種8日目までに約2倍に増加した後、減少。


 有効率は、接種後14日目までほぼゼロで、14日から20日までは平均すると46%、21日目までに91%に達し、その後はその水準で横ばいということです。


 ワクチン接種からの2週間以内は感染が増加する「魔の二週間」というのはイスラエルだけでなくフランスやアメリカ、ハンガリー、チリ、インドなどでも起こっているようです。


 インフルエンザの予防接種もそうですが新型コロナワクチンも抗体価上昇まで時間を要するワクチンなので、本来は流行中に接種するのはよいことではありません。


 ワクチンを打ってから21日間、つまり3週間ほどは感染防止対策を厳密にするべきでしょう。


 また、ワクチンの効果持続期間はまだデータも足らないのではっきりしないのですが、およそ半年ほどと考えられています。


 そして半年間はずっと有効率が90%あるのかというと、そうではなく新型コロナ感染での軽症者の中和抗体持続期間は、半減期が症状発現から73日(2.6か月)、10%以下まで低下するのは症状発現から140日(4.7か月)だそうです。


 つまりワクチンを打っても3週間ほどの間は効果があまりないだけでなく、3か月ほどで効果が低下しその間も効果が徐々に低下していって、5か月から半年程度で効果がなくなる可能性が高いということです。


 そうなる理由は”アジア圏では新型コロナワクチンよりBCG、麻疹風しん(MR)混合ワクチンなどの生ワクチンの方が有効かもしれない”で書いているので割愛しますが、ワクチンを接種したから接種して半年は新型コロナにかからないと考えるのは相当危ないですね。


 あと変異株「E484K」を持つブラジル型や南アフリカ型に対しては、ワクチンが誘導する中和抗体の効果が従来型より20~30%低下しているという報告があり、「N501Y」と「E484K」の2つ変異が起こったウイルスの場合には、10分の1くらいしか抗体のウイルス中和能はない、との報告もあるそうなのでインド株に対して現在のワクチンが有効ではない可能性は高そうです。


 実際イギリスでは感染拡大してますしね。


 集団免疫は液性免疫を中心に免疫の持続期間が長く、一度感染した人が十分な期間、感染に対して抵抗力を維持し、なおかつ人以外の自然宿主が存在しない場合にのみ成立します。


 今回の新型コロナの再生産数を2.5 と仮定すると、新型コロナに対する感染抵抗力を有する者が60%以上になると集団免疫ができて感染が収束することになります。


 実際にはイスラエルは55%程度の人間がワクチンを接種した時点で感染者数が大きく減少しました。


 ただ、新型コロナの場合はコウモリという自然宿主がいるので人間だけが免疫を持てば集団免疫を確立することができるとは限りませんし、夏の再生産数は冬よりも低いので、冬になって感染が再度拡大する可能性はあります。


 ワクチンの有効期間が結構限定的である可能性が高いことは頭に入れておきたいですね。


 また、新型コロナに感染した場合と同様ワクチン接種で血栓ができる可能性があるので水分は多量にとり脱水症状には注意した方がいいでしょう。


 血栓ができやすいのは接種から5~16日後の期間のようなので特にそのあたりが注意ですね。


 こういったことも併せて考えたうえでワクチン接種を受けて、その後どういった行動をとるかは自分次第だと思います。


 逆にワクチン接種を受けない場合は他人に飛沫感染をさせないためにマスクをちゃんとし、換気も行って、なるべく他人と一緒に食事などをしないようにすることや、調理の際や素手で食べ物をつかんで食べる際は事前に必ず流水で手を洗うことを徹底した方がいいでしょうね。

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