火事と洗濯物
火事の夢。
一軒挟んだ隣のマンションから火が出た。
私はベランダの洗濯物を取り込んでいる。
なぜか悠長に一つずつハンガーからはずしながら。
夫が息子を連れて川の向こうへ避難してしてくれたから安心して。
洗濯物を抱えながら呑気に件の建物の外壁がふつふつ沸騰して泡立っているのを見ている。
最上階の部屋が赤く揺れながら染まっていくのを。
窓が溶けて膨れるのを。
熱波に空気が歪んで、陽炎みたい。
私の腕を赤く腫らせる。
洗濯物の裾がヒリヒリ熱くなる。
燃えているのは最上階なんだな。
消防車が到着するとたちまち鎮火する。
ヒヤリと静まって、空気もしんと降りてくる。
警察が近所の人にもう大丈夫だと説明している声がベランダまで届いた。
溜まったたメモから。
多分今年の春くらいの夢かな?
数日分続けてメモがあります。
いずれも非常に暴力的な夢でした。
殺る殺られるか。
容赦なく徹底的に完全に、死んでも潰し殺さないといけません。
どこからくるんだ、日常と全くリンクしない夢のこの凶暴性…。
というわけで次は注意喚起の「※」になりそう。
日付を記録してあれば良いのになぁ。




