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性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので女子ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第四章 裏切りと契り

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第60話 信号

 アリサたちの戦いを遠目から見ていたジュン、その隣には他人で部外者で厄介(ニシミヤ)なストーキング男(ライト)



「有象無象ではレジデント王、モウリには太刀打ちできませんか」

「……」


「他の者も悪くない動きですね、まぁ及第点といった感じでしょうけど…」

「……」


「そういえば、レジデントは既に属国でしたね。王という敬称が不要だったのを忘れていましたよ」

「……」



(はいはいはい、一人納得ありがとね)



 遂に、口を開くのも面倒になってしまったジュン。好きでもない男とずっと一緒にいて疲れてしまったからだ。



(ああ…、もちっとした肌に……溢れんばかりのおっぱい……可愛い後ろ姿……)



 人目を気にしたばかりに、満足に自分の好きを堪能できなかったのも大きい。


 夢有(ムウ)の生足にスリスリしたかった。


 月華(ツキカ)の胸を凝視したかった。


 アリサとエリカの華奢な背中を後ろから抱き締めたかったのだ。



(女の子のエキスを吸わないと……頭がおかしくなりそう)



 “自動治癒(オートキュア)”が余り意味を成していないほどだ。ニシミヤライトが守護者のように強くなければ、道中引き離すのも容易だった。



(イボイボできそう……)




 救いの手はない、そう思われたその時────



「ん………?」

「ム?」



 リィーンと耳鳴りのような()()()()



「これは───」

「──行くのか?」



(行け行け、いけイケ早く!)



「私に向けたモノではないでしょうが、他に手の空いた者はいないかもしれませんし、行きましょうか。()()()の戦い方を見れないのは残念ですが……」



(いいから行けっての!というか、ちゃっかり呼び方変えるなんて()()じゃない!気持ち悪いったらありゃしないわよ!本来なら、私が行きたいところだけど、()()()()は譲るから早く行ってあげなさいな!)



「終わったら、また戻りますね」



(もう来なくていいから!必要ないから!需要ないから!)



 腕組みしたまま何も言わないジュンに対して、他人で部外者で厄介な(ニシミヤ)ストーキング変態男(ライト)は丁寧に深くお辞儀しては飛び立っていく。



(はあぁぁ、やっとね)



 男二人の構図にやっと解放され安堵する。今度こそ自由に行動できると意気込むジュンが相手するのは、この国の王暴君ヴァルカン。


 だが遠く離れた別の場所では、まだ()()()()が散っていることを、ジュンは知らない。






作品を読んでいただきありがとうございます。

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