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性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので女子ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第三章 砂漠の姫

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第46話 企み、潜み、謀る②

 ここは砂漠。


 砂風を(しの)げる場所で、耳に()()をあてている者が一人。


 今は休憩中、()()との距離は離れており、会話が聞かれることも無い。一番厄介な連れは昨日の時点で先に王都へと向かったため、この場には居ない。安心して機器を使用しているが、相変わらずノイズ音は酷い。


 砂漠地帯だから()()()()を使用しても電波が届きにくいのだが、時間を持て余しているわけではない。通信距離が離れすぎているのも理由だが、それを解消するための機器開発だったはずで、開発部門に問い正したいところではあるが、それを言うのは使用者ではなく命令者。苛立ちは収まらないが、繋がるのを待つしか無い。




『……ぃ……聞こ…ぃる、か?』

「はい」



『……素晴らしい、流石は()()()()だな。電波も通ったようだし、定時報告を、してもらおうか?』

「はい」




 途中、何回か途切れ途切れになるも、無事一応の報告は完了、密命も順調に進んでいる。



『──っと、現状についての理解は大体できたか?』

「はい」



『では、合図を待て──いや、こちらからは合図しない。意味は分かるな?』

「はい」



『ならば良し。次の報告は、事が終わってからだ。頼むぞ』

「はい」



 通信が切れ、機器を(ふところ)に仕舞った彼は、()()()()()()のもとへと向かう。




「だるっ……」





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