表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので女子ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第九章 ギルテという男

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

159/183

第149話 シラン & サラギ VS 陰牢

 零と同様に国境付近で戦う陰牢(カゲロウ)は、能力“拷問召術(トーチャラー)”を発動している。


 ボンッ、ガシャンと発動した器具に【六根(ルーツ)】の者達が捕まっていく。但し、拷問器具に囚われても、死人は出ていないし、泣き叫ぶ者もいない。


 拷問に慣れきっている者達相手では、能力が有効打として作用しない、のではなく攻撃性能を除外したトラップのみ展開している状態。要するに、捕獲に徹しているということ。これは普段の彼女の性格を鑑みれば、有り得ない出来事。


 創造主ジュンの作戦を純粋に実行している結果なのだが────



(意外と難しいわ)



 そう吐露する目線の先には、未だ捕まえきれていない者達。


 拷問に耐性があるのを知っている以上、手加減は不必要。力加減は、それほど考えなくていい。


 難しさの意図する点は、罠に引っ掛かる率だ。


 想定では、もっと簡単大量に捕獲予定だったのだが、今回【六根(ルーツ)】と初めて戦闘する陰牢は、彼らの俊敏性を考慮していなかったのが災いし、思う様な結果に達していない。


 能力者の共有に合わせ、殺戮集団の情報共有もされているのにだ。更には陰牢自身、拷問室に送られた、副長クラスに対して拷問行為をしているため、時間という概念では一番長く関わっている。


 しかし、実際に会ってみると動きこそ翻弄されないものの、軽快に動く者達全員を捕獲するという目標には至っていない。


 赤眼の劇薬を服用している者はいない。つまりこれは、彼らの純粋な戦闘能力。集団練度の高さ。


 戦を得意とする者達と、戦を苦手こそしないものの好戦的でもない単に血を見るのが好きなだけの者との戦いは長引く。


 と、思われた時────



「隙あり!」



 陰牢の大鎌と接触したのは分銅鎖、更に強襲するのは無数の弓矢。分銅こそ当たりはしなかったが、鎖は陰牢の手を絡め、弓矢は頬を掠った。



「あらぁ、長の登場ってわけね」


「いかにも、我が名は第四の里長シラン」

「私は第三の里長サラギと申します」



 スラッとした身のこなしに分銅鎖構えるシランに対し、サラギは中距離から弓矢を構える。



「そう、第四の里長なのね」



 ポツリと答えた陰牢。



「それが何だ?」

「私は拷問官、シギンは貴方の所の副長さんじゃないかしら?」


「貴様……、楽に死ねると思うなよ?」

「ふふ、威勢がいい玩具(ヒト)は好きよ。でもごめんなさいね。私は強く創られてないから手加減なんて、多分出来やしないわ」



 絡まる鎖が強く締まる。


 能力発動するシランとサラギ。


 陰牢も、問答無用で黒き陸竜(コクド)を召喚した。



「一緒に踊り狂いましょうか♪」



 今後の統治・征服に深く関わる〈敵を生かす作戦〉は果たして成功するのか、戦場に奇異な笑い声が響き渡る。








作品を読んでいただきありがとうございます。

作者とへきが一緒でしたら、是非とも評価やブクマお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ