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性転換転生『♀→♂』したけど、女の子が好きなので女子ハーレム作りたい!!──最強の変態癖主人公と守護者たちの世界征服物語──  作者: 飯屋クウ
第八章 DS建設

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第133話 作業開始②

「ふんふふ〜んだニャン♫」



 建設現場を練り歩くのは守護者の(ケイ)


 (レイ)の手作り飴を舐めながら、気分良く鼻歌を口ずさむ。



「ここも、オッケーニャンね」



 型の仕事は物見櫓という名の監視塔造り。


 ヤンと分担で執り行う内容も、既に設計書は完成、建設作業に移行しているのだが、型は見回るだけ手は動かさない。


 それに会釈するのは、グラウスが連れてきた東部軍の一部の兵士。



「元気で宜しい──だニャン!」



 建設作業をするにあたり、各守護者には東部軍の兵士が割り振られている。


 つまりは暇を持て余し、飴を舐めている猫が、彼らの上司。自分が楽するために、増員させたとて文句は言えない。


 そもそも、守護者が征服王の配下である以上、一般の兵士は逆らえない。


 構造上、仕方ない事ではあるが、仕事の押し付け(パワハラ)は良くない。


 そう物申すのは、別地域を担当している半守護者のヤン。



「あれれ?もう終わったのかニャン?」

「まだに決まってるじゃないか、こっちも始まったばかりだよ」



 型が紅蓮(グレン)みたく敬語無しを許しているのは、緩い性格だからだ。


 これが零や唯壊(ユエ)だったなら厳罰対応だったかもしれない。それくらいに守護者と半守護者には、まだ明確な違いが散見される。


 組み(チーム)分けは創造主であるジュンの決め事だが、判断は最良だったと言えよう。



「パワハラはしてないニャンよ」

「ぱわはら……というのはよく分かんないけどね、彼らは私らのような創りじゃないんだ。もう少し、手加減してほしいってことさ」


「ちゃんと休憩は取らせてるニャン」

「だけど、任せっきりはよくないね」


「面倒ニャンね」

「今は東部軍だけかもしれない──でも後々、ジルタフ軍も加勢の予定なんだ。あたしが辛口になるのも理解してほしいところさ」

「分かったニャン」



 善処はする、というのを多分に含む言い方だが、雑務係が増えるのは好都合。


 ぐうたら生活が確保できさえすれば良いのが、型の不変的価値観。



(それにしても、何で急にこんにゃ物を造ろうと───おかげで管理も面倒くさくなったニャン)



 ネルフェールを管理する身としては、殺風景なままが良かったというのが本音。



(出来上がったら、運営諸共当面は()()()()に任すニャン。ニャーは、園内でぐうたらするニャンよ)



 そのポンコツは現在、酷指導で(やつ)れている様子というのを耳にしている型は、この組み分け相手がつくづく紅蓮でなかったことに安堵している。


 相棒が鬼教官であったならば、ゆとりは無かったに違いない。


 その経験は少し前、ポンコツ代表者を捕縛した際にしている。



(冗談が通じない上に、ニャーより強い同僚なんて厄介すぎるニャン)



 ジュンの采配に感謝しつつも、建設作業は始まったばかり。


 最低でも、計10個は監視塔を造る必要がある。分担しても5個。それに、警備システムの構築も考えないといけない。


 仕事は山積み。



「あたしはもう行くけど半分は任してるからね、頼むよホント」

「アイアイニャー」



 いつもの返事、適当さは性格の現れ。



(さて──っと、一度兵士は休憩させて……ニャーも休憩……お昼寝タイム開始ニャンよ!!)



 猫に、ぐうたらは必須。


 よって作業の進捗が、ヤンの地域より遅くなるのは言うまでもないこと。








作品を読んでいただきありがとうございます。

作者とへきが一緒でしたら、是非とも評価やブクマお願いします。


最近、投稿スピードが遅くなっておりますが、頑張りますので応援よろしくお願いします!

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