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霊能者のお仕事  作者: 津嶋朋靖
嫌悪の魔神

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221/289

脅迫

「あなた達、さっきから何をやっているの?」


 声の方を見ると、柿見巡査が怪訝な視線を僕達に向けていた。


「ああ、すみません。今、霊と話をしていまして……」

「ああ……そうだったの」

「ところで婦警さん。交番が襲撃されるなんて事件があったのですか?」

「え? なんでそれを? その事は、まだ報道されていないはずだけど……」


 事実のようだ。


「いや、さっきここに白バイ隊員の霊がいて、そんな事を言っていたのですけど……」


 それを聞いた途端に、柿見巡査の顔がひきつる。


「白バイ隊員の霊ですって!? そんな! 白石君……まさか……」


 ヤバい! 勘違いしている!


「ああ、安心して下さい。婦警さん。白石さんなら、生きています」

「え?」

「ここに現れた白バイ隊員は、白石さんの生き霊で、身体に戻る前に自分の無事を婦警さんに伝えたかったそうです」

「そうなの?」

「ええ。だけど、婦警さんには霊感が無いので声が伝えられなくて……そこへたまたまやって来た僕達に、伝言を頼まれたのです」


 たぶん『後を頼む』というのは、伝言の事だったのだろうな。


「良かった」


 ああ、婦警さん、涙を流しているよ。


 こりゃあ白石さんの恋は脈有りだな。


「優樹、ちょっとまずいよ」


 ん? 

 

 樒の方を見ると、爺さんの……地縛霊の胸ぐらを掴んでいるところだった。


 何をやっているんだ!?


「おい……樒。無害な地縛霊に、乱暴な事は……」

「こうでもしないと、聞き出せないでしょ。それより優樹。この当たりの地縛霊は、脅迫されていたらしいわよ」


 脅迫?

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