歴史区分
エマニュエルの歴史は主に下記の4区分に大別される。
◆神世期(神代)
エマニュエルにおける紀元前~通暦300年頃までを指す言葉。神話の時代。神々が人類と共にあった時代。しかしこの時代は神々がイーテ神族とアヴォテハ神族に分かれ争い始めた神界戦争により終焉を告げた。
◆始世期(古代)
通暦300~700年頃までを指す言葉。ハノーク大帝国が勃興し滅亡するまでの期間とも言う。眠りに就いた神々に変わって人類(ハノーク人)が地上を支配するようになり、高度な文明を築いたが、のちに起こった《大穿界》により崩壊。三大大陸の支配者であった大帝国が滅ぶと、人類は再び導く者を失い混迷を極める。
◆暗黒期(中世)
《大穿界》によってハノーク大帝国が滅亡してから再び世界が安定するまでの約250年間のこと。通暦700~940年頃迄の期間を指す。この間、エマニュエルでは多くの国家や民族が興亡を繰り返した。しかし《大穿界》の被害によりほとんどの史料が失われており、正確な国の数やその歴史は未だ解明されていない。
◆人世期(近世~)
北東大陸にエレツエル神領国が興り、神子エシュアが人世期の到来を宣言~現代までを指す言葉。正確にはエレツエル神領国が建国された941年以降の時代を指す。この神領国の建国と前後して《大穿界》がようやく終息。同時に各地で神子が台頭し始め、トラモント黄皇国やアビエス連合国などの巨大勢力が勃興した。人類史としては第二の安定期と言える。




