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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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降り続ける雨

降り続ける雨の中に飛び出して

止めてくれる人が居るということが幸せなのだと


人が一人で生きられる世界なら

悩みも苦しみもまた別のものになって体を蝕んで


水たまりのゆれる様子を眺めて

窓から伸ばした腕に落ちていく雫は肌に沁みゆく


いつか終わってしまう関係でも

その日が来るまで大切にすることを学んで生きる


雨音ばかり響く小さな部屋にも

いつか光が差し込んで照らしてくれるのだろうか


降り続ける雨の中に身を投げて

ゆれる水面に映る涙は泡沫となって消えていった

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