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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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膜につつまれて

秋を通り越して冬を感じさせる冷たさに

懐かしさを覚えるのはなぜだろうか


なにも変わらないと思っているけれど

なにかは変わってしまっているのだろうか


叶いもしない想いを抱き続けたまま

この黒く見える海の底に沈んでしまえれば

どれほどいいだろう、なんて想像しながら


海の底で静かに思い出していけたら

もう二度と逢うこともできない人との記憶

膜のように包まれて落ちていけたらいいの


どうか暖かくしてゆっくりねむっていて

懐かしさに浸ることもないでしょう

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