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膜につつまれて
秋を通り越して冬を感じさせる冷たさに
懐かしさを覚えるのはなぜだろうか
なにも変わらないと思っているけれど
なにかは変わってしまっているのだろうか
叶いもしない想いを抱き続けたまま
この黒く見える海の底に沈んでしまえれば
どれほどいいだろう、なんて想像しながら
海の底で静かに思い出していけたら
もう二度と逢うこともできない人との記憶
膜のように包まれて落ちていけたらいいの
どうか暖かくしてゆっくりねむっていて
懐かしさに浸ることもないでしょう
秋を通り越して冬を感じさせる冷たさに
懐かしさを覚えるのはなぜだろうか
なにも変わらないと思っているけれど
なにかは変わってしまっているのだろうか
叶いもしない想いを抱き続けたまま
この黒く見える海の底に沈んでしまえれば
どれほどいいだろう、なんて想像しながら
海の底で静かに思い出していけたら
もう二度と逢うこともできない人との記憶
膜のように包まれて落ちていけたらいいの
どうか暖かくしてゆっくりねむっていて
懐かしさに浸ることもないでしょう
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