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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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淡い空

雨上がりの淡い空を仰ぐ

どこか寂しい空気を胸に溜めながら

遠く離れた向こう側に目を凝らした


あと少しもすれば大人で

今まで背負うこともなかった責任を

自分自身の背に負うことになるのだ


成長なんてできていない

小さかった背は頼もしくもならない

世界が広がり続けるのを見るだけで


雨上がりの淡い空に沈む

このままどこか遠くへ行けたらいい

なにも考えずにただねむっていたい


出会ってきた人を想った

すべての人と別れた日を思い返した

孤独は自由なものだと空を見上げた

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