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りんご
明日は君に会える日だと胸を躍らせて
布団に入った頃は過ぎ去った道の向こう
眠れずに暗闇を見渡しながら口ずさむ
りんごのひとりごとは優しく髪を撫でて
実を結ぶこともない想いを募らせては
束ねられることもない言葉をただ紡いで
眠れない夜に響き渡る虫の声はどうも
哀しく、そして寂しく心を乱していった
明日も月はかがやき、星は煌々と光る
そんな日常を望むばかりでは駄目だとか
地獄のような世界は刻一刻と近付いて
あなたのうしろに居るのと囁かれるのだ
明日は君に会える日だと胸を躍らせて
布団に入った頃は過ぎ去った道の向こう
眠れずに暗闇を見渡しながら口ずさむ
りんごのひとりごとは優しく髪を撫でて
実を結ぶこともない想いを募らせては
束ねられることもない言葉をただ紡いで
眠れない夜に響き渡る虫の声はどうも
哀しく、そして寂しく心を乱していった
明日も月はかがやき、星は煌々と光る
そんな日常を望むばかりでは駄目だとか
地獄のような世界は刻一刻と近付いて
あなたのうしろに居るのと囁かれるのだ
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