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夏を知る
窓から入ってくる、蒸し暑い、それでもどこかひやりとした夜の風がどこか心を寂しくさせる
明日は夏至だという。夏の日は長い
夜になるまで、窓の近くに座り込む
夏の日が沈んでからの空は綺麗なのだ
少しずつ藍色に染まっていく空
風が強まってきた
カーテンはドレスのように膨れ上がる
その様子さえ湿った心を寂しくさせる
夜になった
扇風機の風が髪をふわりと舞わせる
いつもの番組を流しながら思い出す
夏が好きだと云っていた君のことを
あぁ、好きだった
窓から入ってくる、蒸し暑い、それでもどこかひやりとした夜の風がどこか心を寂しくさせる
明日は夏至だという。夏の日は長い
夜になるまで、窓の近くに座り込む
夏の日が沈んでからの空は綺麗なのだ
少しずつ藍色に染まっていく空
風が強まってきた
カーテンはドレスのように膨れ上がる
その様子さえ湿った心を寂しくさせる
夜になった
扇風機の風が髪をふわりと舞わせる
いつもの番組を流しながら思い出す
夏が好きだと云っていた君のことを
あぁ、好きだった
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