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やたらとペットの犬(※ コーギー)に張り合ってデレてくる幼馴染の紗雪さん  作者: 時雨オオカミ
『彼女な幼馴染がペットの犬に張り合ってくるんですけど!』

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16/52

部屋と、匂いと、吸引再び

 幼馴染の譲羽(ゆずりは)紗雪(さゆき)は、なぜか俺の飼い犬に張り合おうとしてくる。


「犬飼君、犬は吸うものなんですよね」

「猫もそうだけど、うん、まあそうだね」


 ジトッとした目で紗雪が近づいてくる。

 今日も俺の家に押しかけてきた彼女はだらだらとしながら、唐突に変な行動を取り始めた。


「ん」

「うん?」

「ん」


 近づいてきた彼女が俺の目の前に座り込み、背筋をぐいっと伸ばして寄りかかってくる。彼女のふわふわの髪が、俺のあごの下をくすぐった。


「またですか紗雪さん」

「くるみちゃんを吸うのは何度でもするでしょう、犬飼君」

「そうだね」


 妙な納得をしてしまったので、紗雪の頭にあごを乗せる。

 軽く鼻を埋めて吸ってみると、甘いシャンプーの匂いがした。


 なんか……なんかいけないことをしている気分になるから、あんまりこれをやりすぎるのはよくないな。


「えへへ」


 だが、まだまだ彼女は押し付けてくる。

 もっと吸えと??? 


「くるみちゃーん」

「くうん?」


 紗雪はさらにくるみもだっこして、自分も匂いを吸い始めた。

 俺が紗雪の匂いを吸って、紗雪がくるみの匂いを吸っているシュールな光景だ。なんだこれ。


「んふふ〜」


 ま、こいつが楽しそうならいっか。

 相変わらず、無防備すぎて心配になる幼馴染なのであった。

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