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詩歌集

いつかの恋が忘れられなくて…

掲載日:2022/09/24


 さようなら。


 そう言って今日、彼と別れた。


 これで、何人目なんだろう。


 もう、どのくらいの人と付き合ったかわからない。


 忘れたくて。


 忘れられなくて。


 彼のことが忘れられなくて。


 初めてできた恋人のことが、忘れられなくて。


 彼のことを忘れるために、たくさんの男の人と付き合って。


 たくさんの男の人とキスして。


 たくさんの男の人と身体を重ねて。


 それでも忘れられない、彼のこと。


 


 別れたくなんてなかった。


 別れるしかなかった。


 高校の頃。


 彼は父親の仕事の都合で、遠くの県に引っ越さないといけなくなって。


 高校生に『遠距離恋愛』なんて現実的じゃないから。


 彼が泣きながら、さようならとごめんを言った。


 彼が泣くから私は泣けなくて。


 幸せになれよ、バーカ!


 そう言って、彼とはさよならした。


 そしてその日、私はお家でひとり、朝が来るまで泣いた。


 彼が引っ越した後。


 周りに『ビッチ』って噂されるほど、男の人を取っ替え引っ替えした。


 それでも。


 どんな男の人と付き合っても。


 どんな男の人と寝ても。


 大人になっても。


 初めての恋人の彼を。


 君のことがどうしても忘れられなくて───


 


 ふと、大空ソラを見上げる。


 何処までも繋がる大空。


 大空を見上げながら、君のことを想う。


 ───君は今、幸せでしょうか?私は…


 パタパタとした足音が、こちらに向かってくる。


 ごめん、遅れたと、汗だくになりながら言う彼。


 汗だくの彼に抱きつき、彼の唇にキスする。


 ───君は今、幸せでしょうか?私は…




 君とまた一緒に居られて、とても幸せです………




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― 新着の感想 ―
[良い点] これは素直に初恋の彼とまた一緒になれた、と受け取ってもいいですか?違ってましたらすみません……! 主人公、ビッチでも心はピュアですよね。 健気で泣けてきます( ;∀;)
2022/09/24 13:14 退会済み
管理
[良い点] こ、これは!? ラストの一行が気になりますね…。 たくさんの人と重ね…。ん~…汗 FUKUZATU☆★☆★ 最初の初恋でウマ~く行ってほしいもの。 神話みたいに天の許嫁みたいにウマ~く行き…
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