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  作者: 鵜狩三善


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つめきり

 お正月、ぼくたちはみんなで田舎のおじいちゃんの家にとまりに行きました。

 がたんごとん、電車にゆられてついた時にはもうまっくらでした。

 親戚のひとたちもたくさん来ていて、ぼくはみんなとごはんを食べて、お風呂にはいって眠りました。

 朝、目をさますとへんな感じです。足がむずむずします。

 見ると足のツメが全部、すごく短く切られていました。


「おかあさん」


 ぼくはぼくより早くに起きだしていたお母さんを呼びました。


「お母さん、寝てる間にぼくのツメ切った?」


 やってきたお母さんにきくと、お母さんは声にならない悲鳴を上げてから、


「ごめんね、ごめんね、ごめんね」


 ぼくを抱きしめてから何度も繰り返して言って、ぽろぽろぽろぽろ泣きました。

 親戚のおじさんたちも集まってきました。


 ぼくは、お母さんよりはやく死んでしまうらしいです。

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