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  作者: 鵜狩三善


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伸びる

 昼食をとろうと学食に行く途中、突然頭にむず痒さを覚えた。

 何だ、と思うか思わないかのうちに、ざわざわと髪が伸び始めた。

 坊主頭に近い短さであったのに、耳を越え首に触れ肩を過ぎてあっという間に床に届いた。届いた後も止まらずにまだ伸び続けて、うねうねと廊下にとぐろを巻いた。

 意外と冷静に「まるで黒髪三千丈だな」などと考えていた。毛生えは俺が毛羽毛現のようになってからやっと止まった。

 床屋へ行く前に、保健室で先生にある程度を切り落としてもらった。

 切られて俺の体を離れた髪はすぐぐずぐずに溶け、黒い泥水のような液体に変じて(わだかま)った。

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