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  作者: 鵜狩三善


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亀戸へ

 朝方ゴミを出しに行くと、人形の首が捨てられていた。

 生き人形というのだったろうか。随分精巧な作りの人形頭(にんぎょうがしら)だった。

 これを出すのは燃えるゴミの日でいいのかだろうかと訝しりながらその場を離れたが、帰りに見たらやはり回収されていなかった。

 高価そうなものだから清掃員も手を出しにくかったものか、「回収できません」のシールは貼りつけられていなかった。

 それから半月ほど経つが、首は未だそのままだ。

 雨の日もあったのだが、人形の顔には少しの汚れもない。不思議な事もあるものだと思った。


 ある晩、夢を見た。

 あの人形頭の出る夢だった。

 人形は「これより亀戸へ参ります」と丁寧に申し述べた。私は「はあ」とか何とか、とにかく口の中で曖昧な返事をした。

 翌朝、首はいなくなっていた

 何故あんな夢を見たのかは判らない。

 どうして亀戸だったのかも判らない。

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