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  作者: 鵜狩三善


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ほどける

 最近出かけようとすると、必ず右の靴紐がほどけている。

 前日にいくら結びなおしても、何足用意しても、朝には必ず右の靴紐だけがほどけている。

 一人暮らしだから、家族のいたずらという線はない。

 学校が休みの日に徹夜で靴箱の前に座り込んでいた事もあるが、無駄だった。

 夜が白んできても靴紐はきちんと結ばれたままで、ほっと安堵して手洗いに行き戻ったら、もうほどけていた。やはり右の靴紐だけだった。


 実害はほぼないに等しいのだが、それがひと月を越えて続けば不気味にもなる。

 困った時の神頼みと近所の神社でお払いを受けた。

 二時間ほど祝詞を唱えてもらって、これで大丈夫でしょうと言われた。思った以上に心が圧迫されていたのだろう、その日は久しぶりにぐっすりと眠った。


 翌朝玄関に出ると、右の靴紐がほどけていた。

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