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  作者: 鵜狩三善


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連れ帰る

 帰り道の児童公園で、ブランコが揺れていた。

 風が強いわけでも、付近に工事があるわけでもない。それなのに誰も座っていないそれは、一定の揺れ幅を保ってゆらゆらと揺れていた。揺れ続けていた。

 長く見てはいけない気がして、足を早めてその場を去った。



 帰りついて、暗い部屋を台所まで行く。

 電灯の紐を引き、その明かりの下でビニールの中の食料品を冷蔵庫に収める。作業を終えてふと気づくと、先ほど引いた電灯のスイッチ紐がまだ揺れていた。

 私の手が離れてから結構な間があったのに、それは一定の揺れ幅を保ったまま、ゆらゆらと揺れている。揺れ続けている。

 どうやら、連れ帰ってきてしまったようだった。

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