『海棠の眠り未だ足らず』後書き+α
今日は七月二十七日です。
自分で企画した【年下男子企画】に作品を投稿しました。【年下男子企画】は、二〇一八年九月三十日まで開催していますので、読み手様側でも書き手様側でも、ご参加いただけますと嬉しいです。詳しくは活動報告をご覧くださいませ。
私が投稿した作品は『海棠の眠り未だ足らず』と言います。最終話の後書きに意味を書きましたが、改めてここにも記します。
中国・唐時代の玄宗皇帝が楊貴妃を評した言葉です。眠りが足りず酔いのさめきらない美人のなまめかしさを海棠の花にたとえたもの、ですね。
私の書いたお話自体は『眠れる森の美女』をモチーフにしたので、中国の故事とは合っていないかもしれませんが、言葉の素敵さから、ついタイトルにしてしまいました。薄紅色の海棠の花は綺麗です。
『眠れる森の美女』のあらすじを見てみますと……。美しい王女様が魔法使いに呪いをかけられて、百年間眠り続け、百年後に呪いが解けて王子様のキスで目が覚めるという……。百年の年下男子ものですか! と勝手に年下男子恋愛の解釈をしてしまった次第です。もし作品に間違ったことを書いていましたら、申し訳ありません。お知らせいただけますと直せますので、ご一報ください。究極の年下男子ものに興奮しました。年下男子好きはなかなか治せませんね。
このエッセイの文頭に日づけを書きました。どなたも気づいていないことだと思いますが──気づいてくださっていたら光栄です──私は毎年七月二十七日に、何か作品を投稿しています。
今年は初めて三人称に挑戦してみました。個人的な二次創作では三人称を書いたことがありますが、一次創作での発表は初めてで、とても楽しかったです。でも、何か不備がありましたら、こっそり教えてくださいね。
お読みいただいた読者様にも楽しんでいただけたらな、と思います。書き手も読み手も楽しめるのが一番ですから。
突然ですが、私の短編エッセイに『再会の約束』という作品があります。非常に親しかった男性作家さんとの出来事を綴りました。その男性作家さんのお誕生日が今日、七月二十七日なのです。
男性作家さんはお誕生日をあまり気にしていないと言っていましたが、やっぱり特別な日だと思うのです。だから毎年、勝手にお誕生日投稿をしています。といいますか、何か口実がありませんと、私は楽しみを忘れてしまいそうで怖いです。
毎年楽しませてくれる特別な日にしてくださいね、男性作家さん。お誕生日おめでとうございます! 段々この日が自分のお誕生日のように、楽しくなっていくのでした。来年も絶対何か投稿しますので、よろしくお願いします。
……その前に、もっと投稿頻度を上げます……。




