文学フリマ東京に参加しました ~後編~
店番をしていますと、美人な女性が「チャーコさん?」と声をかけてきてくれました。
「はい、チャーコですけど」
「こんにちは、にけです」
「にけさんですか! こんにちは!」
いつもツイッターで感想をくださるにけさんが会いにきてくださいました。普段のやり取りや作品から、なんというかふわりとした雰囲気の方なのかと思っていましたが、実際お会いしてみるとハキハキ明るい美人さんです。私とそんなに年齢が変わらないかなーと思いましたが、にけさんもそう感じたそうで、親近感を覚えました。
私とキッドさんのサインを頼まれましたので、新刊の表紙裏に名前を書かせていただきます。あとで、ツイッターやブログで写真を載せてくださって、誠にありがとうございました。
私がにけさんとおしゃべりをしている間、キッドさんは男性の方とお話をしていました。にけさんが去ったあと、「宮森です」と名乗ってくれました。宮森カキさんでしたか! にけさんとお話していたので、気づくのが遅れてごめんなさい。宮森さんの作品も、いつも楽しく読ませていただいています。遠いところからいらしてくださって、ありがとうございました。何回かラインで通話したことがありますので、声は知っていましたが、お会いするのは初めてです。作品を読ませていただいて、勝手に繊細なイメージがありましたが、実際お会いすると逞しい感じのする格好良い男性ですね。でも、帰りがけ荷物を忘れたとか。ドジなところもあるなあと微笑ましくなりました。
先程ブースに伺った、私派ぼくらさんも、改めて来てくださいました。新刊を購入していただいたばかりでなく、差し入れのお菓子もくださって、本当にありがとうございました。来年は東京で活動なさるとのこと、頑張ってください!
委託の佐倉治加さんの『カメレオンダイアリー』がとても売れました。買ってくださった方に伺ってみますと、おつかいを頼まれたとか、見本誌を見て気になったと伝えてくださいました。佐倉治加さんも人気者ですね。広く知られていて、さらに内容が気になったということは、佐倉治加さんの実力でしょう。さすがです。
キッドさんは両隣のサークルさんとも積極的にお話をし、また会場の他のサークルさんも色々回って同人誌を買ったり、挨拶をしたりしていました。ブースで足を止めた参加者さんにもたくさん声をかけていました。イベント初参加とは思えない精力的な活躍ぶりです。私から同人誌イベントに誘ったので、そうやって交流したり、楽しんでくれたりすると嬉しいですね。キッドさんのお友達さんも大勢いらしてくださいました。差し上げようとした既刊を、新刊とともに買っていただきまして、ありがとうございます。キッドさんばかりでなく、私にも差し入れをくださって恐縮しきりです。またいつか、お会いできましたら光栄です。
出店もあったので、試しにタピオカ入りのマンゴーラッシーを買ってみました。タピオカは初めて食べましたが、ぷにぷにして美味しい! でもなぜか粒が固まってしまって、ちょっと食べにくかったです。マンゴーラッシー自体は、濃厚な味がしました。機会があったら、また飲んでみたいです。
同人誌は完売とはいきませんでしたが、いっぱい売ることができました。買ってくださった方々、本当にありがとうございます。少しでもお楽しみいただけましたら、苦労して作った甲斐があります。同人誌作りは大変ですが、購入していただけると報われた気持ちになれますね。みなさまの心に少しでも残りますように。
撤収作業も、キッドさんのおかげで素早くできました。今回の文学フリマ東京では、キッドさんに最大の感謝を。ありがとうございました!
帰宅してからは、通販で購入くださったイシクロ様に「ありがとうございます」のお手紙を書きました。イシクロ様の作品は面白いので、しつこいほどいつも感想を送ってしまって申し訳ありません。感想を返信してくださるばかりでなく、FAを描いてくださったり、今回は同人誌を買っていただいたり、気にかけていただいて嬉しい限りです。
委託でお世話になった、佐倉治加さんもありがとうございました! ポスターのやり方を教えてくださったり、値札を書いてくださったり、他にも色々相談に乗っていただきました。佐倉さんとイベントに出るのが夢です。
何回参加しても、同人誌イベントは楽しいです。次回参加する予定は決まっていませんが、いつかまた出られたら、まだお会いしていない方に出会えるかもしれません。そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
作中でお名前を挙げられなかった方々もありがとうございました!
作品内でコラボしていただいた、藤井まやさん、朝霧迷路さん、古千谷早苗さん、またご一緒できたら嬉しいです。




