表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ポンコツ神様大困惑  作者: 原案まい・文章さいとう みさき
10/10

エピローグ:そして

女神学園卒業して入社したばかりのテミア。

決して成績優秀でも無いのに何とか入ったこの会社で研修兼、新人育成プログラムでいきなり世界創世させられます。

教育係の女神様から大目玉喰らいながら果たして世界創世をしてその世界を発展に導かせられるか?

大困惑しながら奮闘する新人女神の物語です。


「ほらほらお姉さま、そこ違いますよ!!」


「えっ? 何処何処!? なんで資源の設定ってこんなに面倒なのよ!!」



 私たちはあの後に教育係の女神様に散々大目玉を喰らいながらお嫁にいけないような体に調教……もとい、鍛え直された。

 まあ、その、そう言うのも良いかなぁ~なんて思う今日この頃。


 既にプライベートでは教育係の女神様は「大姉さま♡」になっている。


 で、エリザベートなんだけどもともと私が神力注ぎ込んで送ったモノリスなので教育係の女神様の計らいでサポートの私の分身、つまりサブ女神として申請をして許可をもらい今に至る。


 ちなみにエリザベートは私の分身と言う事でお給料は今まで通り私一人分しかもらえない。


 でも打算で優秀な助手が出来て私が楽できると高をくくっていたらエリザベートに毎日怒られながら仕事をする羽目になった。



「もう、お姉さま何度言ったら分かるんです? これは今晩も大姉さまと同じく体で教育しないといけませんね!!」


「え、あ、ちょとぉっ! ここではダメッ! あんっ!」


 え?

 エッチな事じゃないよ?


 エリザベートは私の顔にアイアンクローしながらオーブの操作についてあーだこーだ言っている。



「いだだだだだだぁああああぁぁぁぁっ!!」



 それをソミヤちゃんなんかには「自分の創造物に使われているポンコツテミア」とか言われてしまっている。

 

「テミアちゃん、教育係の女神様来たよ~?」



「え”っ!? ちょっと待って、まだノルマが終わってないぃぃっ!!」


「ほらだから言ったじゃないですかお姉さま! ああ、これでは私も大姉さまにまた仕込まれちゃうぅ♡」



 エリザベート、なんか嬉しそうなんだけど……

 まさかこれの為に自分では手を出さないで私にやらせている?



「テミアさん、どうですの? まあぁ、まだまだ全然じゃなのですのっ!」



 げいんっ!!



「いったぁ~っ!」


 大姉さま……もとい、教育係の女神様にげんこつをもらった。

 その横でエリザベートは尻尾を振ってお仕置きを待っている。


「大姉さま、私にも!」


「ふう、エリザベートちゃんとテミアさんに仕事させなければいけませんわ。ちゃんとやらせないとご褒美はおあずけですわよ?」


「ええっ! そんなぁ…… こうなったら、お姉さま! すぐに終わらせますよ!!」


「どっひぃーっ! ちょっとエリザベート、ヘッドロックはギブギブっ!」



 ぱんぱんと腕を叩く私は今日も死んだ魚の目で業務をこなすのだった……




―― おしまい ――



********************************************* 

ども、さいとう みさき にございいます。


今回まい様の「【供養あらすじ】ポンコツ神様大困惑(仮)」に二次創作の許可をいただき思う存分やりたい事をさせていただきました。

結果ちょっとガールズラブ成分が入ってしまいましたが、教育係の女神様があの女神をモチーフにしていればさもありなんと(笑)。


取りあえずあらすじ兼プロットの流れに沿った感じですが、いかがだったでしょうか?

わいわいドタバタが伝わっていれば幸いです。


あー、人様のプロットとかあらすじで遊ぶの楽しいですね~♪

面白かった、興味を持った方は原案であります「まい様」の「【供養あらすじ】ポンコツ神様大困惑(仮)https://book1.adouzi.eu.org/n1203hn/」も是非どうぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  ちゃんとした作品にして下さって、本当に有難うございます!  自分があらすじ供養を書いている時に想定していたイレギュラーは、世界をメチャクチャにしてばかりの神への怒りで、超越者も越えた限…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ