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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

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8/140

幕間 あなたの所へ……

 ジース王国の国境を越え、ジース王国のジース王都まで、

少しの休憩のみで、ウーレン共和国から強行軍で進む

1団は、この世界にはいないウイングホースを駆る

騎士たち、馬車も此の世界には存在しないゴムタイヤを使用し、

サスペンションはバネではなく油圧で動く

アクティブサスペンションで制御され、箱車の中は

揺れも少なく快適に過ごすことが出来る物で……



御者席に座って、馬車を操ってる騎士は、

「ナーラサさま! 昼までに到着できるはずです!!」

  「ありがとう! 無理を言って……

「パクオット王子の安否を気にしているのは、

  我々も同じです! ナーラサさまの結婚相手でも

   ありますし、我が国に来ていただくと言うのは、

    我が国にとって、最強の人材を得たということです!!」

 「私もパクオット王子の武勇伝を聞いて、お嬢様の相手として

   相応しい方だと思っております。

    全ての国民がパクオット王子を心配しています!!」

 「リザーサ……

黒い長方形の板が光輝き、パクオット王子の写真が映し出され、

 「パクオットさま……無事で……」



 ジース王国内のアス村が、ドラゴンに襲われ、その報が

パクオット王子を影から見守るために、ウーレン共和国が派遣した

護衛により報告があったが、護衛全員がドラゴンの攻撃で負傷し、

通信機(黒い長方形の板で、この世界にはない物)も壊れたのか

その後、連絡が入らず、ジース王国にいる密偵からも、

パクオット王子の無事な報告は入らないでいた。



 ウーレン共和国の国会議事堂で、1ヶ月後のパクオット王子と

私の結婚式についての最終会議が行われていて、

その場には私も参加しており、

「パクオットさま……

血の気が引いたような顔になり、それを見た、

 私の父親で、この国の大統領ブーブル・ジア・マーラは、

「ナーラサ! 今からジース王国に! ギルドの報告も、まだ来ていない、

  ジース王国に行けば、詳細も早く入るだろう」

「お父さま……

  「ロイヤルガードを出す! 異論のある者は!!!」

席に座っている者たちから声も出ず、

 「感謝する! ナーラサ! ここから王都ジースまで普通なら

   10日以上かかるが、ロイヤルガードなら3日で行ける!

    強行軍だが……

「お父さま……



 お父さまの号令のもと、準備が始まり、私は其のままの格好で、

馬車に乗り、強行軍の為の準備を終えて、ウーレン共和国を

出発したのは、夕方であった。



 ロイヤルガードは、大統領を護衛する我が国最強の5名からなる

ゼット騎士団で、第1から第5まである防衛騎士団の騎士団長も

兼ねている、装備は、詰襟ありのジャケット、クリーム色の手袋、

黒のパンツ、黒のロングブーツ、腰には剣をぶら下げて、

顎紐ありの黒の帽子を被り、馬に乗り、馬車の四方に

分かれ走って行く。



 4日後に、ジース国の王都ジースに着いたが、お父さまから、

出発した次の日に、ギルドからアス村のことが伝わり、ジース王が、

近衛騎士団をドラゴン討伐のためにアス村に派遣し、ギルドには、

足止めの依頼を出したという以外、パクオット王子についての

安否は聞かれなかった。



 王都ジースに入る前に、1ヵ月前からの時間を上書きし、

バムという冒険者の流れ、明美たちの流れを変えるという

神界からメールが来て、

 「来るって聞いてないけど……最悪の場合は……



 東門での検問兵から受ける検問が終わり、王都へ東門から入る前に、

すれ違う王都から出る馬車の中から私たちに

 「ナーラサじゃないか! どうして此処に?」

   声を掛けるので、嫌な奴なので此のまま行こうと思ったが、

  「来月、結婚式ですので、パクオットさまに会いたくってぇ」

可愛い子ぶりっ子しながら言うと、

 ジース王国の第2王子【セーヴィフ】は

  「兄上は病弱で部屋で寝ているが、結婚式まで会わないと思うよ」

 馬車から降りて私の馬車の方に来てから言うので

  「父上からも言われましたわ、けど一度も会わずに

    結婚式で会うのは……

 可愛らしく言うと

  「困ったなぁ、兄上は誰にも会いたくないと言うから

    世話係りくらいしか……私も見てないんだよ」

 セーヴィフにも会わないパクオット王子と

困った感じで言うのを聞いて、

  「お嬢様! 面会が無理なら帰国しましょう」

ロイヤルガード副団長のイマールが言い出すので

 「でも、病気なら会って、私の国の最高の魔術師に

   見せたいですわ」

 「お嬢様、それではパクオット殿下を連れて帰りたいと?」

 私がウーレン共和国に連れて行き治療をすると言うと

  イマールが割れ顎に右手の親指に置くように意見を言うのを

 セーヴィフは冷や汗を掻きながら聞いていて、

  「それは出来ない! 動かすことも!!」

 慌てるように言い出すので、

  「セーヴィフ王子! パクオット殿下を見た後に

    判断をしたいと思いますが?」

 イマールが病弱のパクオット王子を見た後に

相談しましょうと提案すると

 「それは……

   いよいよ困りはてたセーヴィフに救いの手が現れて、

 「なぁ、此の国のパクオット王子って、冒険者の

   パクオット・ナールって本当かよ?」

    「噂だな、だが、商人や行商が言ってるんだ!

      本当なんだろ」

     「俺が良く買う行商から聞いた話だと

       商業ギルドの護衛でアス村に行ったらしいな」

    「アス村って、ドラゴンに……

  「それで、冒険者ギルドが……

 其の救いの手は3人の冒険者で、たまたま此処で

久しぶりに会って会話をし出してのを聞いた

私は馬車から降りて

 「すみません! 今の話……

   「貴族の娘か?」

 弓を持った冒険者に近寄って

  「はい、私はパクオットさまの婚約者のナーラサと言います」

 素性を言うと3人は顔を見合しているので、

  「パクオットさまは病弱で王宮に?」

 「冒険者をしているらしい、君も巨人との戦いで

   活躍したパクオット・ナールは聞いてるだろう」

 セーヴィフから聞いた話を言うと、

槍を持った冒険者が名前を変えて活躍していることを言うので、

  「私は外の情報は……

 「箱入り娘か?」

   「まぁ、大統領になる為に国の中は良く動いてはいるんですけど」

 その話は聞いたことが無いことを告げると

  「ウーレン共和国じゃ、冒険者のパクオットと 

    貴方が結婚と都民は言っていたが?」

 「そうなんですか、初めて知りましたわ」  

 斧を持った冒険者が、ウーレン共和国で流れている噂を言うので

私は知らないふりをして言うと、

 「さっきから、其処の貴族の男は地面に手を付いてどうした?」

   青ざめて地面に四つん這いになっているセーヴィフに聞くと

    「病弱の方が、なぜ冒険者になっているのかなと」

 「王子が冒険者と分からないようにする為だろうな」

 在りえない話でしょうと答えるので、秘密にしたい為だろうと 

槍を持つ冒険者が言うので

 「そうですか、良い情報をありがとうございます」  

   私は3人に御礼を言って、金貨が数枚入った袋を

    渡して、中身を見て喜んだ3人は去って行った。



 「セーヴィフ王子! 今の話は本当ですか?」

イマールが地面から立ち上がるセーヴィフに聞くと

 「本当だ! 君は父上から聞いていないのか!?}

   怒るように言うので、

 「それでは、王宮には?」

   「居ない! アス村までの護衛で向かったが

     ドラゴンの襲撃の後は、ギルドの通信石を持つ者が

      居たのでアス村は壊滅としか分かってない。

       その後の連絡はリーフ街の冒険者ギルドが

        動いているので連絡待ちだ!!」

 私たちが得ている情報以上のことは、セーヴィフも

言わなかったので、パクオット王子の消息は 

 不明のままである。

  「王宮で待っていると良いよ! 兄上は生きてるから」

 セーヴィフは嬉しそうな顔で私に言うので、

  「それでは、王宮で!」

 待機すると言うと、門番兵に話してから、

  「私はアーイス村に行くので」

 私たちに告げて、馬車に乗り込み王都から出て行った。



 馬車の後ろの窓から王都の東門を見ながら

  「ナーラサか、あの赤い目は好きになれんな」

 「フフッ、貴方、無能が結婚したら姉ですわよ」

   ナーラサの容姿について言うと、

  エリが義理の姉になるのですからと注意されると、

 「無能か? 王宮内で兄上を王にと押す者もいるくらい

   冒険者の兄上は有能だ」

 エリと向かい合って無能のはずのパクオットが

何時の間にか有能になっていて、私の地位を脅かす存在に

なるなど思いもよらなかった。

 「無能で押し通すのでしょ?」

   「そのつもりだったが、兄上にエクスラーヴァ伯爵が    

     殺された。兄上が強いはずがないのに……

 エクスラーヴァ伯爵は兄上の師匠であり、剣の腕も兄上より

上のはずが、エクスラーヴァ伯爵が屋敷に招き入れて

兄上の暗殺が出来たはずが、メイド以下が椅子に縛られた状態で

発見された。

 兄上に剣を向けたエクスラーヴァ伯爵が逆に倒された。

  このことは兄上暗殺ということになるので、

   エクスラーヴァ伯爵は病気で亡くなったことにした。

 「でも、アス村で……

   「商業ギルドのテードルは生きている報告は来ている。

     リーフ街の冒険者ギルドのツヴァイセルが仕切っているが……

 「貴方?」

   エリが心配するが、

 「隠しているのか? 田舎の、顔は知らないはず、名前も偽名……

   「貴方?」

 考え事をしているので、私の横に座って肩に手を添えて

  「いや、それよりナーラサの護衛の者はどうだ?」

 心配すので、話題を変えようと聞くと、

  「ウーレン共和国には凄腕がいるようだわ」

 笑みを見せて言うエリから

   「あの5人は?」

 「5人の内4人がSS、後の1人はAクラス」

冒険者クラスで聞くと、最高峰のSSと聞かされて

 「ナーラサは?」 

   なぜか気になる大統領の娘のランクを聞くと

 「ランク外ね、レベル1よ」

平民以下であるので、

 「お嬢様か……

   「あら、私もよ」

 エリも同じよと言うので、

  「鑑定が出来る時点で……

    「それ以外は、箸も持てないわ」

 「? 箸?」

   私に体を寄せて言うエリの言葉が分からなかったが

 「東の大陸の食文化で使う者らしいわ」

   説明を受けても分からなかったので

  「そうか、首輪の精度の鑑定を頼む!」

 アーイス村で製作されている奴隷の首輪の出来具合を

エリに見て貰うために向かっている。

 南の大陸のダンジョンで得られた奴隷の首輪のストックが

残り少なくなって来ている。普通の奴隷の首輪は命令をすると

80%聞くが20%は反論するので体に電流が走り苦痛を

与えるが、ダンジョンの首輪は100%聞く。

 その100%に近いようなものが出来ないかをアーイス村で

製作している。ダンジョンの首輪にはもう1つ特長があり、

呪文により周りに見えないようにすることが出来る。

 兄上と一緒に居るリストォラの首輪がそれである。

命令は、騎士団の副団長以上、王族が下せる。

 「えぇ、奴隷騎士団を増やすの?」

   「まだまだ足りないからな。

      まずは、ナーラサを奴隷にして、護衛をな」 

 不敵に笑っていると、

  「ナーラサを玩具にして……

    「壊すなよ、ウーレン共和国を俺の手にするまで」

 「フフッ、分かったわ」

   エリもナーラサをペットにしたいようで無理はさせるなと

    言うと返事は良いが、どうだか。

  エリより先に兄上には悪いが、今日の夜に頂こう……




 セーヴィフの提案で王宮に入ることになり、門番兵が馬に乗り

王宮まで走り、セーヴィフの伝言を伝えて、王宮兵が馬車で

迎えて来るのを待っている間に、

 先程の3人の冒険者が建物の陰に隠れて私たちへ

  「ナーラサさま、旨く行きましたね」

 槍を持つ冒険者が言うので、

  「お父様から何も聞かされていない御嬢様と思ったでしょうね」

 「セーヴィフ第2王子の顔は面白かったですな」

   イマールが建物の壁に寄りかかって言うので、

 「貴方たちが来てくれて助かったわ」

   「トーラントからの連絡が無いので

     アス村に向かう為に此処に来ました」

 斧を持つ冒険者が出会った経緯を言うので、

  「状況は?」

 「何も……王都に居る者にも此れから……

槍を持つ冒険者が王都に居るウーレン共和国の者に聞くと言うので

 「明美が来てるようだけど、知ってる?」

   明美が此の世界に来てるようなので3人の冒険者に聞くと、

 「スマホで確認をした方が」

   イマールが私に言うので、

 「メールは送ってるし、電話もしてるんだけど……

   「繋がらないと?」

 「えぇ、昨日から……

  神界から1か月間のことを書き換えると来てから

    明美に通信が出来なくなっている。

     復帰するのに数日かかると新たにメールが来ている。

 ダウンロードしたゲームしか出来ないでしょうに、音楽しか

聞けないでしょうにと怒った所で変わらないので、

 パクオット王子のことより明美の安否が気になる。

  明美の奴、来るなら来るって言わないの。

 私とだけのチャットでも結婚式の準備で忙しいこと、

美里が30着もオーダーしたとか、つかさが妻たちの

ドレスの量に困惑しているとか、宇都宮君たちの新曲の

感想とか、竜巳君とキューイル、ナーナナのグラビア写真を

見ながら修正してるよねとか会話はしていたけど、

 此の世界に来るとは一言も言わない。

  見つけたら打ん殴ってやると行き込んでいると

   「我々はアス村に向かいます」

 槍を持つ冒険者が言うので、

  「途中で、明美が見つかったら……

 「何処に連絡を?」

   3人の冒険者が持っているスマートフォンは、私と一緒で

  使えないので、冒険者ギルドの通信石を使うしかないが、

  「私たちも明日はアス村に向かいますから」

 「明美さまがアス村に?」

   イマールが聞いてくるので、

    「この前はリーフ街の南で処女、童貞損失イベントで

      来ていたから其の近くか、南の大陸だと思うから」

 中等部の卒業旅行で1か月前にリーフ街で冒険者登録をして

初心に帰って薬草の採取の初級レベルから行っていた。

 私も参加して皆と楽しんでいた。バムと言う冒険者は

セクハラするので、何度か殺そうと思ったくらいである。

 明美も嫌がっていて、女性陣全員が同じ気持ちであった。

  そして、高等部の入学式前に、リーフ街の南に村を作って

明美がクラスの男女ペアを作って初体験を行った。

 つかさ、竜巳、キューイル、ナーナナ、美里、明美、瑠衣が

経験済みで、明美の眷属として経験はした方が良いよねと

女性陣が言うので、宇都宮君たちは好きな人とするのが良いよと

断ったが、女性陣が押し切って敢行した。

 最終日は、アス村に行く商業ギルドも立ち寄っていて、

  配下のトーラントからパクオット王子が同行していることを

   自分の部屋で明美たちと聞いていた。

 私は、明美が男になってしています。

  「イベントって、結婚した時に……

 イマールが赤面しつつ明後日の方向に目を向けたり

  しながら言うので、

「女性の場合はそうだけど、男性は経験させないと……

  「私の場合は……

 女性に嫌われるぞと言う感じで言うと、

  イマールは小声で言いそうになったので、

   「結婚した時の初夜でしょ、入れるとこ分からなくって……

 私がはっきりと言うと、私を凝視して誰にと、

冒険者の3人は笑っていて、

  「奥さんから、フフッ……

 「あいつめ!! 御嬢様に……

   女子会では色々と話すのですよと笑みを見せていると

 王宮からの馬車が到着して、イマール以外の護衛騎士4人が

王宮兵と会話をしてから、馬車に乗っているリザーサが

降りてくるので、

 「それでは、任務を」

   私の私設騎士団の冒険者3人にパクオット王子を

    守る任務の続行を指示してリザーサの所に行くと、

 「お嬢様! もう少し女性らしく」

   何故か注意されたので、

    「淑女でしょ!」

 「腕組んで、ドレスから足を見せて言ってるんですか!?}

   「明美以外に生足は見せないようにしてるわよ」

 「無意識で?」

   「話し込んでると、気をつけるわ」

 反論すると、先程のイマールたちの会話をしていた時かと思い

  リザーサに謝ると、

 「私が守ります!」

   王宮内は敵だらけなので私を守ると言うが、

 「リザーサは私が守るわ」

   私の方が圧倒的に強いのでリザーサに言ってから

 軽く頬にキスをすると

  「お姉さま、嬉しいです」

 頬を染めて言う可愛いリザーサとの遣り取りを

王宮兵は何をやってるの此の人たち状態で見ていたので

 「それじゃ行きましょうか、頬にキスされたい?」

   しても良いわよと言うと王宮兵は

 「王宮に、ム、向かいますので、ば、ババ……

   詰まりながら動揺しながら言うので

    「かわいい子」

  唇に右手の人差し指を軽く付けてから王宮兵の

   頬に軽く触って、

    「護衛の感謝よ」

  「あ、あああああ……

 女性に対する免疫が無かったのか地面に倒れて気絶をしてしまった。

  「淑女らしく、して下さい!!」

    リザーサが言うけど、

 「皆にしてる事よ、お礼にって?」

   ロイヤルガードの方を見ながら言うと

 御者席に座ってるトゲートが、

  「してもらったことが……

 手を上げて言うので、

  「お嬢様! 何時も……

 リザーサが怒った顔で近づけて言うので、

  「飴と鞭よ」

    「……ハグするときは」

 怒ってる理由が分かったので、

  「馬車に乗り込んでから」

    「分かりました」

 リザーサは自分の右手の人差し指を唇に着けて

  微笑んでいるので、リザーサの方に右手を置いて

寄り添いながら馬車の扉の前に来てから、

先に私が乗り込み、リザーサの手を取って馬車の中に連れ込んだ。

 それを見ていた王宮兵や周りの者たちは恋人同士?

女性でと思いながら言葉に出さずに

 「そ、それでは、ウーレン共和国の皆さんは

   一緒に来ますか」

 王宮兵がイマール達に尋ねるので、

  「イマール! 宿で十分な休息を!!」

 馬車の中から私が言うと、

 「「「「「 は! わかりました。ナーラサさま!! 」」」」」

 敬礼をして見送ってるロイヤルガードを残して、

馬車は動き出し、気絶していた王宮兵は気が付いて、馬車が

王宮に向かっているのを確認して、慌てて後を追いかけて

王宮へと向かった。




 「良いんですか? 敵の中に」

御者席に座るトゲートが聞いてくるので、

 「大丈夫だ! 宿に行くぞ!」

馬の手綱を持ちながら商業地区にある宿まで歩きながら、

 「ナーラサさまは剣も持てない……」

   トゲートが言い出すので、

 「そう言えば、ロイヤルガードに入って1か月か?」

   「はい、ルーレンさまが退役したためです」

 ルーレン元ロイヤルガード副団長が退役したために

護衛騎士団から新たに選ばれたのがトゲートである。

 冒険者レベルAクラス相当で、まだまだ強くなる

可能性が高いのが理由である。

 「歳には勝てんからな」

 他の3人も頷いていて、しばらく無言で

貴族居住区の街道にあるパン屋、服屋や食堂などが並んでいるのを

眺めながら商業地区に向かっている。

 ナーラサさまが向かった王宮にもウーレン共和国からの密偵が

入っているので、こちらをチラチラ見ている中からメイド服を着た

女性が此方に歩いて来ると、急に石か何かに躓いたのか

転んで、籠の中の果物が地面に散らばり、

 私は止まり、落ちた果物を拾い上げて、メイドが持つ籠に

入れながら、

 「イマール様、王宮の警備は御任せを」

   「ナーラサさまが暴れたら、王や側近は守ってやれ」

 「敵なのに……

   「王が亡くなったら此の国は……

  「分かりました」

    「全部かな?」

 落ちてる物がもうないかと見ながら言うと

  「ありがとうございます」

 メイドが御礼を言って立ち去って行ったので、先行している

トゲート達に追いつくように少し早歩きで馬と一緒に向かい

合流してから、

  「女性と何を」

 こいつ分かってないのかと呆れながらトゲートを見た後に

  「善意をした」

 「キスとかは?」

   さっきのナーラサさまの件でキスをして貰いたいんだろうが

 「何も、お前はキスか無いと無償でやれないのか?」

   「まだ、女性とキスをしたことが無いので」

 期待しながら行うのは相手に見透かられるので

何も考えずに善意をすることが大事である。

 女性とキスなど結婚前か結婚後で、俺だって

それまでなかったんだよ!

 ナーラサさまはスキンシップで良くキスをするが、

騎士団の殆どが、貴族の殆どが頬へのキス止まりである。

 それじゃ、唇はと言うと

  明美さま、美里さま、瑠衣さまで、全員が女性である。

 男性でする人は、明美さまの旦那さまである光悦さまである。

  明美さまの世界では恋人であり、ナーラサさまも

   自分の恋人として接している。

 パクオット王子とは国同士で決めた婚約者であり、

ナーラサさまは50年間を我慢すると言って

承諾している。愛は無い。

 「ゼット騎士団に入って修業はしてないだろ」

   「何です、唐突に!」

 キスを早くするチャンスはと言い出すと、トゲートが

驚いて言うので、

 「頬のキスならと思ってな」

   「修業して疲れた時にナーラサさまが」

 キスをしたいなら、それ相当なことをすれば

してもらえるぞと言うと修行後の光景を浮かべながら言うので、

  「誰が稽古つけると思う?」

 少し前を馬と共に歩いている3人はクスクス笑っていて、

  「イマ―ル様でしょ! 最強の騎士で団長で!!」

 「俺は副団長だ! 肩の紋章は総団長だがな」

 トゲートが私を最強と言ってくれるのはありがたいが

  「団長はな、先程まで一緒に居た……

 「冒険者の……

   「違う! 一緒に此処まで来た」

 トゲートが前を歩いている3人を見ながら  

   「先輩たちではないとする、えぇぇ!!!!!」

 驚いているので、歩いている人たちは立ち止まり此方を見ながら

ヒソヒソと話をしているので、

「少し行ってからな」

  此の場から離れることを言い、商業地区に入って

 今日の仕事はおしまいと言う感じで片付けをしている

光景を見ながら、

 「もう、分かったと思うが、総騎士団長は

   ナーラサさまだ!」

「信じられません、騎士の練習や模擬戦でも

  微笑んで見ているだけで……

 トゲートが未だに信じられないと言う感じで

言うので、

 「後から1人1人の欠点を指摘した紙を貰っている。

   余りに改善されてないと、我々に熱い御仕置がある」

 トゲート以外が地獄の虐めを思い出して肩を落して居ると

  「イマ―ル様が、そんなに……

 想像したトゲートが青ざめていて、

  「お前も此れからビシバシとやられるから

     覚悟をな」

 手綱を離して呆然としているトゲートに

ウイングホースたちは、

 イマールたちに小声で、

「やれやれ、これくらいで……

  「仕方がないよ! 在りえないしね……でも上はいるんだよね」

 人語で話すウイングホースたちで我に返ったトゲートが

  「馬って、魔物……

 「彼らは、神界の馬でナーラサさまの主の持ち物だ!」

   「え、どういう……

 此の世界に喋れる馬は居ないので

  簡単な説明をしても分からないと思い

「宿に着いて、みっちり教える」

  「ロイヤルガードに入らなければ……

 詳しく教えるからと言うと、嫌そうに言うので

  「己の力が限界を突破するのは気持ちが良いぞ」

 私の経験を言うと

  「そこまでに行く間に何回死ぬかな」

 ウイングホースが言うので

    「脱退は……

 トゲートが言い出すので、

  「無理だな、地獄行きだな」

 地獄に落ちると言うと

  「あるわけ……

    「この馬は何処の出身だ」

 「ええっと……マジですか?」

分かったみたいで、

   「特典として、生まれ変わったら魔法騎士の女性になる予定だ」

 前を歩いている3人も

  「王だな 

    「魔物の王に

       「最強の魔術師……

 言うので、

  「マジですか?」

    「あぁそうさ! お前も考えとけ!!」

 話している間に数件並ぶ宿屋地区に入り、

  馬も止められて客室用の風呂がある宿を選んで

 明日の朝までに旅の疲れを取る予定である。







ねぇ、リーフ街に拠点を置いたのどうして

 隣の国に近いから

  ドラゴンカッターって言うのが売ってるから?

 それもだけど、村とか作る場所には適してるから

まぁ、辺境で遊ぶには良いかも

 リーフ街ってジース王国の中でも立派でしょ

そうね……

  どうしたの?

パクオット王子のこと、つかさが聞いてくるんだけど

 で、

添い寝くらいで50年我慢するって言うと……

 50年後に俺と!?

そうね、まぁ、友達としては好きだけど……

  いつも通り振られるわけか

 パクって好みじゃないのに……

あれ、写真見せたことある?

  話の流れで見せてくれたでしょ!!

 そう、そう

恭子には見せたけど……

 沙良の気になる人はチェック済みよ

勝手に

  でも、何処かは良いんでしょ

明美に似てるところかな

 えぇっ! 何処が! 秋人兄さまには似てるけど

ちょっと、見たことも無い、噂で聞いただけで

そう言えば、つかさも可笑しいわね

其のままでいれば未来は変わるとか

 そんなことを

  あのバカ!

美里! どういうこと??

 私がパクと結婚することは無い

あ、明美、今何て?

 じ、次回

  そう次回よ! 第8話 昼過ぎで、もう一度……


ドラゴンの足止め変えようかな……

 俺のデスクトップPCは?

お金持ってるでしょう!!

 最初に言ったが、エリナが管理してるから……


結婚前から、尻に敷かれてるのね、フフッ……










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