表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

117/140

101話 お前の思い通りにはさせん!!……

 俺たちを倒すことに雄叫びを上げていたロックティラたちが、

明美から俺を騎士団に入団させた記念に贈られた剣の名で、

謁見の間は静まり、俺は明美を凝視していると、明美が念話で、 

 「剣を渡す口実だから、入団するかは帰還後に……

「いや、ズルズル行きそうだけど……

  「聞くから安心してね」

「俺の顔を見て言え!!」

  俺が明美に向かおうとすると、参謀長官が俺と明美の間に入って

鞘を入った剣を俺に見せて、

 「俺と戦うのか?」

俺は身構えて言うと、

   「いや! 戦うのは彼方だ!……

 参謀長官はロックティラの方を見るので、

  「そうだな……

 ダルザニアたちは、壇上から降りて中央で戦闘態勢に入るが、

ロックティラたちは俺の方を見ているので、

 「そんなに此の剣が怖いか?」

「ああ、怖い! 魔王の四天王の1人を簡単に葬った剣だからね」

明美は美里をチラッと見てから、

  「その剣は此れではないわ……

「陛下! あなたの未来で……

参謀長官が明美の方に向いて放った言葉に、

  「み、未来……

とんでもない剣を俺にと戸惑いながら呟くが、

 今はダルザニアの所へ赴き、ロックティラと戦うのが

  明美に期待に応えることだろうと、俺が行こうとすると、

 「待ちなさい! その剣と私の剣と交換しませんか?」

参謀長官が鞘に入った剣を俺に再度見せて、

  「交換? ミスリルの剣と!?」

 参謀長官は、勇者たちと同じミスリルの剣を所有していると

思って言ったが、

 「ツカサ上王陛下の剣と交換しまして……

参謀長官が手に持っている鞘に入った剣を睨みながら、

  「ツカサの剣を……

 昨日の夕食時に明美が見せてくれた剣の柄と同じで、

明美がニコッとしているのを目だけ動かして見た後に、

  「フッ、統星剣か……

「陛下は、神ソラスさま同様、あなた方を気にいってるようで……

  野球会場の横で、ダルザニアの剣をロックティラなどが借りて、

ブロンズからシルバーへと変えようとした時には、参謀長官は

俺たちの所には来ていなかった。

 つかさは剣を所持しないで、野球のバットを持ちながら対応していた。

なので、統星剣の話もしなかった。

 俺が名を言ったことで、明美との良好な関係も確定したが、

ダルザニアを眷属と言い、俺を騎士団に入れると宣言しているので、

  「アケミは、母さんのマスターだからな」

謁見の間に響くように言うと、

 「もう! 輝太ったら、友達のクチナちゃんって言いなさい!!」

両手を頬に付けて、可愛い子ぶりっ子しているクチナに、

 俺はフッと笑うと、明美、美里たちもクスッと笑っていて、

  「なるほど、全てを知って、此処に?」

参謀長官に就くほどの男の闘気、魔素が俺に恐怖を与えるが、

 「ああ……この任務で帰った後、此処でクチナと甘い生活をしにな……

負けじと闘気を発しながら睨み言うと、

 「戻った時に、一騎打ちをして勝てば貰えますか?」

 レベル40(偽装の為にブレスレットなどでレベルを下げている)

なので、参謀長官の余裕で返す言葉に、

「ロックティラ達も欲しいみたいだが……

壇上から見えるロックティラを見た後に、

  「アケミ! 何刀ある!!?」

呆れた感じで、

 「剣の材料の聖神鉱石を探すだけで、

     何年も掛かるの! それ1刀よ!!」

明美の言葉を受けて、参謀長官はロックティラたちを壇上から見た後に、

 「トーナメントで競い合いますか?」

「まずは、ダルザニアの剣からにしてほしいね……

  戦闘が開始されないので、

   素振りを軽くしているダルザニアの方を見てから言うと、

参謀長官、ロックティラ達も注目して、

  「量産品を?……

 ダルザニアが使用している剣は、12柱から贈られた剣であり、

神の1人として迎えられた証の剣でもある。

 量産品のブロンズ・ソードではないと言うことが、

ロックティラ達に知らされていないことに笑いそうになるが、

  「ああ……ツカサから買った剣だが、

        ロックティラの使用する剣と同等だぜ!!」

参謀長官は壇上から見下ろし、謁見の間に居る者たち、

 そして、ロックティラもダルザニアが振っている剣を凝視し、

 「……なるほど、王代理よ! あの剣の名はぁぁああああ!!!」

叫ぶロックティラに、俺が言えと催促する明美を睨んだ後に、

俺は明美の前に出て、壇上から、

 「神がアケミの眷属、準眷属へ贈ったぁ!!

     ダイモーン・ソードだぁぁああああ!!!」

 俺は叫びながら壇上から飛び降りて、床に着地してから、

ダルザニアの所に向かい合流して直ぐに、鞘から剣を抜くと、

 星の輝きのように周りを照らして消えた剣筋に、

  「あの映像で見た機能もあるか……

俺が今まで見て来た剣よりも手ごたえがあり、

          軽く振りながら感動していると、

 「魔素の波動が消えた……

 ロックティラが俺を睨みながら言うが、

此処からでも、ロックティラの額から大量に汗が流れ落ちているが見えて、

 「テルタと言ったな! その剣を使っての、お前の力量を

     見さしてもらう!!」

 ロックティラは恐怖から逃れることなく語気を強めて言う姿勢に、

俺は負けそうになるが、俺の前にダルザニアが立ちはだかり、

 「お前の相手はテルタではない! 俺だ!!」

ダルザニアは剣をロックティラに向けて言い放ち、

   「神の剣か! だが……

     俺とレッド・ドラゴン【スオウ】の敵ではない!!」

ロックティラが、剣をダルザニアに向けて言い返し、

「セント・ギアか! 融合しなければ俺に勝てないお前らなど……

ダルザニアが剣先を各セント・ギアを向けながら言った後に、

 ロックティラに剣を構えて、

       「負ける気はしない!!!」

 ロックティラよりも語気を強めて言うダルザニアのカッコよさに、

     男だが、惚れ惚れしてしまう……



 「謁見の間で……明美めぇ!」

メルウララ修道院の第1礼拝堂で、

 布団の中からモニターを凝視しながら呟くと、

  「つかさぁ? 何でぇ? 怒るぅ?」

男物の襟付きのシャツを着ながら聞く女性に、

 「ロックたちが死ぬ!」

布団から出て、散らばっている服を拾いながら俺が言うと、

   「死ぬことはないと思うけどぉ……

「べルール達を獣族の仲間にして、天使化もある!……

  下着を着けながら。

    「そして、明美が就いたことだ!!」

着替えを終えて、全員分の武器が飾られている側廊の壁から

パーセントが使用していた剣が入った鞘を取り出して、

   礼拝堂から出て行こうとすると、

 「べルール達が天使化してもぉ、

         セント・ギアと融合した者に勝てないよぉ!!」

ボタンを留めないので、生まれたままの姿を見せる女性に、

   「天使化はレベル20上げだったな……

「そうだよぉ……加勢するならクチナの方で……

  「嘘だろ! 明美の家での模擬戦で見せた、お前らの力は……


 太陽界に在る明美の家での新年会の席と言っても、ソラスの世界では

新年だが、神界は5月の中旬で、新年を迎えた日に在ったテロにより、

今年の予算が大幅に遅れている。

 が、俺たちは議員でもないので関係ないことである。


 明美がスキルポイントで購入したスキル【天使化】を、

俺の妻たち、キューイル、ナーナナが貰ったが、ナーナナは

融合する理由がなくなるので返還している。

 キューイルも返すと言ったが、竜巳が融合の時も使えるからと

言うことで、キューイルはそのまま所持している。

 美里の眷属である元魔王軍第5騎士団の10人は、ルービュークスと

サラウェル以外は護衛の任務の為、スキルは後日貰うことになっている。

 得られた天使化はレベル20上げのはずが、ナルエたちと

模擬戦をしてみると、圧倒的に勝てるはずが苦戦を強いらげられて、

傷だらけで勝てたが、キューイルに至っては負けました。

 渡った天使化の状態を見に来ていたギルドマスターは、

  「アケミに渡った時点で変化しているか……

呟いていたのが聞こえていたので、

 「どういうことです?」

   「レベル20上げだが、君の妻たちの能力の高さに驚いただけだよ……

戸惑いが感じられる言葉使いが気になったが、

 「明美のポイントが残っていれば、クラスの皆にもほしいですね」

ギルドマスターの額に汗が少し浮かんでいて、

 「ツカサ君やタツミ君……

   明美にベットリくっ付いている美里を見ながら、

    「準と言っても神扱いだから、このスキルは……

 「神が準眷属にした人に、神の力を少し与えるスキルって書いてあるね」

スマートフォンを操作している明美が説明を読み上げていて、

 「明美が俺たちを……

両肩に手を置いてスゴイ形相で、「たった20上げだ!……

 「夫が貰いますと差が広がって、守られてばかりでは嫌ですから……

ローズマリーが可愛く言うのをナルエたちは頷いていて、

 キューイルも頷いているが、お前の場合、貰う前から

竜巳を守っているだろうと思っていると、

 「だろ! つかさ達はレベル100超えてる!!

   他の世界でも居ないから、貰ってもな、な……

ギルドマスターが志願するように言うので、

 「明美は、どう思う?」

「竜巳のレベル上げが遅い……

  ギルドマスターが明美の方に駆け寄り、何やら話した後に、

   「スキルポイントも無いし、天使化はナルエたちだけで良いんじゃない?」

「まぁ……

  満足な笑みを見せているローズマリーたちを見ながら、

   「だったら……

 ギルドマスターに耳打ちして、明美たちから十分に離れたところで

ナルエたちと相談して、夜の行い用に融合のスキルを貰ったが、

 その時に、諦める代わりにギルドマスターから聞いていたので、

 「俺のレベル160の80%になるんだろ?」

「知ってたのぉ? そっかぁ、知らないふりする代わりに、

      夜限定の融合スキルを貰ったんだぁ!!」

べルール、センシーラと、何でも屋に居る4人以外が融合して、

俺が出かけるのを見送っている女性であり、何でも屋に居る4人とは

精神が繋がっている。

 「まぁな、相談の時にも言ったが、3か月かかるのは……

笑みを見せて、第1礼拝堂の扉を開けて、

   「そこで、モニターを見ていてくれ!!」

振り返って言うと、

 オッドアイの目を俺に向けながら、

    「負けてぇ、泣いた貴方を舐めまわしたいわぁ」

俺が勝てないことを確信しているので、

  「勝ったら、当分、夜は無しな!!」

 さすがに、若いと言っても、1日に何回戦もあるので、会議とかで

身が入らないでボウッとしているのを注意されたり、

夜のことで色々と言われていたことも含めて怒って言った言葉に、

 「わかったぁ!」

元気一杯に言う女性の言葉を聞きながら馬小屋へと向かった。

 

「ムラサキがダーク・ウォール使えるって、

            教えない私たちって、可愛いかな……」

 

 馬小屋に居る神の馬【ウイング・ホース】に、院長が乗れるように

鞍などを装備してくれて、俺は手綱を持ちながら、

 メルウララ修道院の正門へと向かい、

   院長たちも俺の斜め右側から付いて来ている。

 「見送りは良いから……

「いえ、奥様たちが同行していませんので……

紺のワンピース状のトゥニカにケープを纏い、足元は皮靴を履いているが

スカートが長いために見えない院長が心配するように言うが、

 「ミューラ宮殿に行くだけだから……

「今日は、1日中此処にいまして、私たちの手伝いを……

巨木のクーカの果実などの収穫だが、

 「昼には戻る……

行こうとすると、

   「私たちは神に全てを捧げて此処に居ます」

急に自分たちのことを言い出す院長に、

 「修道院だからな、フッ……

言い返し、院長に振り向いて、

   「駄目神で女だけど……

 ニコッと笑って言うと、

  「私たちの信仰する女神さまですね……

俺に歩み寄り、俺の背中に手を添えて、

 「どうした?……

院長の方に少し首を向ける途中で目に入ったので、

   「俺を拝んでも……

  副院長や修道女たちが手を合わしているので言うと、

「ツカサ・ヴィラ・ホウジョウ・フォン・ミーグ・ツゥ・サンライトさま……」

  院長がソリュート王国での名を言うので、

「誰に……

  「ミサトさまから……

口が軽いなと思いながら、頬を染めている院長に、

 「長いから、つかさで!」

行こうとすると、 

 「人間でありながら、神である貴方に私たちは……

「美里から聞いてると思うが、準で人間だ!!」

ウイング・ホースに乗ろうとしたが、俺から離れるので、

 「おい! (はるか)

念話で、「神界に行ける時点で、人間ではなく神ですよ……

 準眷属は、上中下と別れていなかったが、明美の準眷属である俺たちが

余りに桁外れで在ったために分類されて、上位準眷属のみ神扱いで、

下級神で登録されている。

 院長たちの態度を見ると、神を信仰し、

  身も心も神に捧げるために修道院に入る。

 その行為は神に嫁ぐということでもあり、駄目神であるソラスは

女性(薬を使えば男性になれるが)で、要は俺としたいわけだ!

 俺は髪を手でかきながら、

  「要らんことを……

今でも、人として如何かと思っているのに、

 「俺には妻が109人いる……

首を横に振る院長が、

 「神である貴方は、私たちを娶る義務があります」

信仰している駄目神なら分かるけど、

 「俺は、この大陸の神じゃないので……

帰還するまで、ミューラ宮殿に逃げるしかないかなと考えながら、

 ウイング・ホースに念話で、

  「行くからな! タイム・テレポートするぞ!!」

脅すように言うと「200、300いても……

 「あのなぁ……

ウイング・ホースの言葉に呆れながら言うと、

 「よう! ハーレム!!」

釣竿を肩に担げて此方に来る三宅卓(みやけ たく)が俺に声をかけてくるので

 振り向くと、

  「正門で集まって……

院長や副院長たちを眺めてから、

    「夜の順番か?」

  ニヤッと嫌味っぽく言うので、

「今からミューラ宮殿に行くから見送りさ!」

  いつもの両前腕に鎧を着けてないので、

   「此処にいる連中も、籍入れる報告か?」

その言葉に喜ぶ院長たちを無視して、

 「ツカサさん、今は良いですけど、もうすぐ帰還ですよ!

   もう2度と来れないんですよ!

    法皇候補さまたちの帰還後は、どうするんです!!?」

親かと言う感じで言う渡辺参四郎(わたなべ さんしろう)に、

 「親の脛をかじって、ナルエたちの面倒を見てもらうさ!」

俺はダメ男だと主張するように言い、

 更に、「神ソラスさまの眷属として召喚されたから、

       その恩恵で、女や金に不自由しないさ!!」

 神ソラスさまって言うだけで蕁麻疹が出るが、

俺たちは、ミューブル王が魔導士の命と引き換えに召喚されたが、

能力が低く失格勇者の烙印を押されて、王都で耐え忍ぶ日々を過ごした。

 その結果、ミューブル王国はゲームに参加するのを拒否して、

ミューブル王国は評判を落とした。

 ゲームがミューブル王国で開催された時に、卓たちスタンテッド王国の

勇者隊は、王都での魔族の襲来により敗北し、ゲームに参加せずに帰国した。

 その結果、卓たちは騎士権、勇者としての恩恵を剥奪されて、

魔王が倒されるまで、元騎士団長の自宅で軟禁生活をすることが決定された。

 その後、ロックティラ率いるカーディオン王国の勇者隊が活躍し、

魔族を打ち破ったが、勇者の攻撃部隊は全滅、カーディオン王国の

勇者隊以外は壊滅、参加した女性たちは全員死亡と言う近年稀に見る

事態となった。

 魔族の総司令官を倒したロックティラもカーディオン王国に帰国後、

勇者たちを守れずに死亡させたことにより、死刑を言い渡されて

牢獄されていたが、何者かの手引きにより脱獄して、妻、子供と共に国を出たが、

その後の足取りは不明である。

 そして、ミューブル王国に29か国の連合軍が侵攻したが、

国境沿いに集結していた場所が、ミューブル王国の策略で崩壊し、

連合軍は全滅した。

 そのため、ミューブル王国を敵視している国々の国民の感情は

暴動が何時起こってもおかしくない状態であった。

 今年の5月にある獣族対人族のゲームには、ミューブル王国のみで、

その隙にミューブル王国に攻め込むことが決定されて、各国は志願兵を募り

兵として訓練をしている。

 この話はミューブル王国側も知っているので、ゲーム期間中は

魔族に協力を要請するのか、魔族の武器を大量に購入するのか

各国は気になっているが、魔族の武器に関しては、コンピーコム王国が

武器を購入し、各国に売っているので広まり、改良も開始されているが、

上手くいっていない。

 と言うのが、一般的に知られていることである。


 コンピーコム王国の国境での出来事は崩壊ではなく、たった4人で、

連合軍を全滅したことを知るコンピーコム王国の王自ら騎士団を連れて、

ミューブル王国に出向き、応接室で出迎えたミューブル王の周りに居る

魔王、駄目神、秋人さんを見渡して、コンピーコム王は絶句した。

 その場には俺も参加していた。

ミューブル王が今まで聞いたことも無い話も出て来て青ざめていて、

 コンピーコム王も同様であった。

駄目神が魔王と夫婦であり、今回のゲームは、駄目神が選んだ娘の婿を

魔王に認めさせることであり、参加した騎士たちは全員、相手も死なずに

生き残っていることも知らされた。

 そして、ウインライム法皇国の次期法皇で召喚されたナルエが、

魔王の転生後の娘で、駄目神の娘で在ることが告げられ、

魔王が来年5月で、ゲームの勝敗関係なく、この世を去ることも告げられた。

 俺のことは、明美の眷属ではなく、召喚時に駄目神が眷属にしてしまい

ゲームに参加させると、バランスが悪くなるので参加させなかった

ことが告げられた。

 本当は、この世界に来る予定であった者たちの代わりに来たことは

駄目神は言わずにいた。

 その者たちは、俺の学園の高等部の人で、ロブシェリルの門番に殺されて

しまうのを、学園長が学園内で行方不明は嫌って言うことで、俺たちが代わりに

召喚された。

 後は、魔王が倒されるまで優雅に生活をする予定が、

駄目神の策略で、俺はナルエを、竜巳はキューイルを娶ることになり、

ゲームにも参加して、そのゲームに参加した女性たちが俺を好きになり

何時の間にか娶ることになっていた。


 卓たちには、ゲームに参加した者は全員生きているが、レベルは1になり

打倒魔王に向けて再出発したことを告げた。

 卓は復帰を志望したが、

スタンテッド王国の王【シコルスキー・リィ・ファイブ・ヘイ・ブドウ】が、

神から与えられたフェニックスの鎧を着た光悦との対決で、勝てたらと言う

条件の下で対決したが敗北した。

 表向きは敵対国だが、裏での同盟国を結ぶ条件で、俺の力を見たいと言う

シコルスキーの希望で、卓、スタンテッド王国の最強騎士ロジャーと

2対1での条件の下で、俺に勝てれば卓は復帰を認めることになった。

 俺が勝てば、正式にメルウララ修道院を渡すと言うが、駄目神から

貰っているので断ると、自分の最愛の娘(第5王女)を

俺に正式(・・)に嫁がせると言うが、ナルエ以下全員が反対し、

俺も条件は飲めないと言うと、シコルスキーは大笑いして……


 「何を笑っている?」

「神の眷属だからって、人として最低です!!」

卓や参四郎が俺に叱咤するが、

  「思い出して……

俺は卓たちに本当のことを言おうとする院長たちに目で合図して、

 「最低で結構!……

卓の方を見てから、

   「卓! どうせ暇だろ? 第2礼拝堂を貸すから卒業するか!?」

エッと驚く卓が、

 「何を卒業だ!?」

   「院長たちで童貞を……

 院長たちを見たり俺を見たりでパニックになっていて、

 「ツカサさま、私たちは……

院長は嫌な顔をして俺に言うと、

   「ソラスさまが言えば仕方がないが、は、初めては好きな人とだ!!」

  卓は顔を赤くして叫び、

「ツカサさん! 貴方の道具じゃないんですよ!!」

  参四郎が怒りながら叫ぶのを聞きながら、

    俺はウイング・ホースにまたがり、

 「冗談さ!……

参四郎を見て言った後に、院長たちを見下ろして、

 「ナルエたちが良いと言えば、添い寝くらいは……

その言葉に、「ありがとうございます」と、元気一杯に言うので、

 「後は無しだぞ!!」

「ツカサさま! 私たちは血の一滴まで貴方に捧げます」

副院長が両手を合わして言うので、何も言わずに、

 「ニコールが来ている! 20秒後に謁見の間に!!」

ヒヒヒイイイィィィっと、ウイング・ホースが前足を地面から離して叫び、

俺はウイング・ホースのタイム・テレポートで、この場から消えた。



修道院の院長以下数百名が、ハーレム男を見送った現場で、

 「俺が眷属であれば……

「タクさん……

  メルウララ修道院の中で、仕事に、掃除など、いつもの活動をする

院長たちの笑顔が素敵だなと思いながら、

  「女を幸せに出来るには力がいるか……

「ツカサさんみたいな最低な男を目指さないで下さい!!」

参四郎は、つかさのようなハーレムを形成するのを良しとしていない。

 つかさに会うたびに、「帰還後を……

     「神の眷属でも、国がお金を出すとは……

つかさの御袋のように言っているので、

  「するわけない! 余生勇者なんだ……


俺は勇者復帰を掛けて、光悦と対峙したが、盾は溶けて、剣も半分が溶けて

冷えた塊が剣の刃にこびり付き、地面に寝転がって、

 「凄いな……

光悦の足から顔へ眺めながら、

   「フェニックスの鎧か……

全身を覆う炎のプレートアーマーのヘルメットのマスク部分を上げて、

 「神から貰った物さ……

「レベルが戻れば、魔王も簡単だな……

  光悦は、魔王軍の攻撃で死に至り、ソラスさまの天使によって

復活した際に、フェニックスの鎧を得たが、魔王軍の大将とは

戦わず、ロックティラが魔王軍の大将を葬った。

 そのロックティラも、ソラスさまより剣を貰い、それが勝利へと導いた。

その剣は各国で解析されて、同等かそれ以上の物が出て来るだろうが、

光悦が纏っているフェニックスの鎧は公になっておらず、複製を作るにしても

材料となるフェニックスが存在しないので無理である。

 「どうかな……

   光悦は失格勇者の1人、竜巳の周りに居る魔族の女性を見ながら言うので、

「余裕だろ?」

  「格闘センスが違う! 戦ったら負けの方が大きいよ」

 俺は地面から起き上がり、ロックティラ達、元勇者、元勇者隊の方に

歩き出した光悦に、

 「魔族の戦闘レベルは高いが、その鎧よりは……

「キューイルとは何度も戦っているが、全敗さ!」

 右手を上げて言う光悦の穏やかな言葉に、

「キューイル?」

光悦が魔族の女性を指さすので、その方向に目を向けると、

小柄で華奢な女性で、失格勇者の竜巳と腕を組んでいる。

  「冗談はよしてくれ!」

とても強いとは思えなかったので言うと、

    「冗談さ……

 笑みを見せて言う光悦がロックティラの方に行って、

何か話しているが、俺もスタンテッド王国側のテントに向かうが、

スタンテッド王国の王【シコルスキー・リィ・ファイブ・ヘイ・ブドウ】が、

ミューブル王と一緒にいるテントから、

 「勇者タクよ!」

白髪交じりの顎髭をなぶりながら言うので振り返ると、

   「今から言う者と戦えば……

 俺はスタンテッド王を鋭く睨み、

  「まだやれるな……

「ああ……復帰させてくれるんだろ!!」

  溶けた剣をスタンテッド王に向けて言うと、

   「ミューブル王国の失格勇者ツカサと戦え!!」

椅子から立ち上がり言うが、つかさは失格勇者、失敗勇者と言われ、

レベルも3より向上せず、各国の騎士団長から笑われ失踪した。

 だが、いつの間にか此の場に居て、ソラスさまの眷属であり、

元勇者の女性たち、勇者隊の女性たちを妻に迎えていると

告げられたが、俺や騎士団の騎士たちは愕然して、

 「嘘だろ! 「あんな男に!! 「薬か!!

「眷属だからか!!

  騒いだが、ロックティラたちは俺たちを見て笑っているだけだった。

結論は、ミューブル王国に居るために女性たちが呑んだこと、

ロックティラを匿う為に、つかさを総司令官にしたこと、

29か国の戦いの後で、ミューブル王国しか真面に魔族と戦えない状況で

ソラスさまの意向で、光悦たちがミューブル王国に居ることなど、

納得できない部分が多くあるが納得して、

 「勝ちは決まっているので、この溶けた剣で戦います!!」

「いいのか? ミューブル王?」

  横で座っているミューブル王にスタンテッド王が聞くと、

「貴方の国の筆頭騎士、ロジャーと組めば、溶けた剣でも行けるだろう……

ロジャーは、不意を突かれて失格勇者の竜巳に、奴隷魔法を掛けられたが、

その場に光悦たちが居たためで、居なければ掛けられることは無かった。

 奴隷と言っても俺たちが不便を感じない生活をするためで、それ以外は

騎士としてスタンテッド王に仕えている。

 騎士としての力は人族最強のロックティラと同等で、

  「陛下! 失格勇者に私とタクと2人でですか?」

戸惑うロジャーに、

 「失格勇者ツカサに勝てれば、勇者タクをミューブル王国が

新たに結成した勇者隊の総司令官に、ロジャーよ!

 タクの補佐をする副司令官にする……

スタンテッド王はミューブル王を見ると、頷いているので、

  「殺す気で、全力で戦え!!」

その言葉に、「陛下の令なら、でも……

 戸惑うのは俺も一緒で、2人で戦うなど虐めのようで、

  「陛下! 俺1人で……

ロジャーに代わり言うが、

 「駄目だ! お前の剣が溶けている……

確かに溶けているが、半分は使えるので見ていると、

   「私は、ツカサの強さを知らぬ!

     勇者タク! ロジャーよ!

      私の目の前で、ツカサを殺してくれ!!」

ミューブル王は、冷たい目で俺たちに言うが、それほど失格勇者の

つかさを消したいのかと冷や汗をかきながら、不本意だが、

 「分かりました!」

ロジャーは敬礼をして言うので、俺も同様に敬礼して戦いの場に

向かうが、

 「俺には、何もないのか!!?」

つかさが大声で叫ぶので、スタンテッド王は魔法で作り出した拡声器から、

 「勝てば、メルウララ修道院を正式に、お前にやろう!!」

「駄目神から貰った物だ! お前に言われる筋合いはない!!」

タメ口以上に見下した発言に、スタンテッド王が、ミューブル王国の

北の国境より、1キロ下った此の場所まで護衛として来ていた騎士たちから

ブーイングが上がるが、

 「ソラスさまの眷属だったな……

眷属と言う言葉に、ブーイングを上げていた騎士たちは静まり、

 「そうだな、私の娘、第5王女を正式に嫁がせよう」

それを聞いて、つかさに第5とは言え、ソラスさまの眷属とは言え、

平民に嫁がせるなど在り得ないので、

 「俺は100以上いる! これ以上は……

つかさも王族を迎える気はないみたいだが、改めて聞いて、

こんな奴に、こんな奴に、男を見る目がないぞと思いながら

地面を見ていると、

 「陛下! 王女は4人では……

ロジャーが言うので、ロジャーに振り向くと、

  「隠し子が1人居る!……

つかさの発言で笑っていたスタンテッド王が爆弾発言をして、

此の場に居る全員が驚いている中で、

 「元ベルローズ王国の勇者癒し騎士団の1人、

   チャーリー・ロータス・スタイン=ブドウ・ロンド・ヴェルローズか?」

つかさが言うと、

 「知っていたか……

名を言われて出て来る女性と共に絶世の美女も出て来て、

   「ベルローズ王国の第1王女か……

その言葉に騒めく中、スタンテッド王が語り出した。

 ベルローズ王国の王とは乳母が一緒で、兄弟のように育てられた。

スタンテッド王が年上で、ベルローズ王の相談などを聞いていた。

その2人が、侯爵の娘であったベルローズ王妃を好きになり、

競い合うように晩餐会などでアピールをしていたが、

スタンテッド王は先王から婚約者を告げられ、ソラスさまも良縁と言うことで

国の為にベルローズ王妃を諦めて、ベルローズ王が后にした。

 ベルローズ王と王妃の間に王子が生まれ、王女が2人生まれた後、

兄のように慕っていたスタンテッド王に、ベルローズ王妃との間に

子を設けないかと聞かれ驚いたそうだが、ベルローズ王妃は

スタンテッド王と密会して子を宿して、成長した女性が

ベルローズ王女の隣に立っている。

 愛くるしい顔で、髪の色は黒で、目の色は茶色で、どことなく

日本人のようで、実は、俺が片思いをしていた相手でもある。

 ベルローズ王国の第1王女と言う言葉が出て、つかさ、女性たち以外が

驚いていたので、その話をスタンテッド王が語り出した。

 つかさは、自ら言おうとしたベルローズ王女を制して、自分の方に寄せて、

ベルローズ王女は、うっとりして目を閉じている。

 ベルローズ王国が、勇者召喚に成功して、3人の男性勇者を迎えたが、

戦闘系ではなく、武器、薬系の勇者でベルローズ王国は落胆した。

 が、ミューブル王国の失格勇者みたいにレベルが向上しないわけでは

なったので、剣などの修行もさせた。

 この3人は15を過ぎてから女遊びを覚えたらしく、女を当てが得ないと

やる気が出ないようになり、ゲームでは光悦や俺が居るために後衛で、

直接戦闘には参加しなかった。

 後衛と言うことでヤル気が更に無くなり、他の国から文句も出て来て

ヤル気を出させるために結成されたのが勇者癒し騎士団である。

 なので、全員が女性である。

だが、3人と性行為をすることはなかった。

 団長であるパメラ・ヴァリー・ローズ・リフ・レインが、

自分に勝てなければしないと言うので、何度も挑むが負けている。

パメラは、王女のローズマリー・フラワー・ロンド・ヴェルローズと

瓜二つで、姉妹か隠し子かと騒がれたが、世界に自分と

瓜二つの人間がこの世にいるということで、ベルローズ王と王妃は

笑って否定した。

 王女のローズマリーは強い男が好きで、ベルローズ王国での

人族対魔族のゲームに参加した人族最強のロックティラに

興味を持った。

 ゲームは魔族の総司令官をロックティラが倒して勝利を収めた。

その結果、更に興味を持ってしまい、婚約破棄を言い出し、

勇者の為に結成された勇者癒し騎士団に志願したが、

ベルローズ王は許可を出さなかった。

 が、ソラスさまが願いを受け入れて、クローンを用意した。

それが今のベルローズ王女である。

 クローンに全てを投げて、ロックティラと共にゲームに参加をした。

俺たち勇者も使えるようになりゲームに参加し出して、引き分けも

あったが、徐々に魔族に奪われた土地を奪い返していた。

 ミューブル王国の勇者召喚後は、ゲームは魔族に連勝していた。

クローンのことは、ベルローズ王妃は知っていて、スタンテッド王が

国の為に婚約者と結婚をすることで好きだったが諦めた後悔を

娘のベルローズ王女に味わわせたくないと思い送り出した。

 が、ロックティラの横ではなく、つかさの横に甘えながら居る。

つかさのことは、ソラスさまがベルローズ王妃、スタンテッド王に

伝えていることを述べた。

 「王女が、失格勇者に……

ロジャーが、つかさに眼光鋭く向けて言うと、

  「俺が弱くって、母性本能が働いたからだよな」

つかさは笑いながら言うので、ロックティラ達は笑っていて、

 「そうなの……かわいいから……

甘い声で言うベルローズ王女に続いて、つかさの周りに集まった

女性たちが同じことを言うので、スタンテッド王は笑った後に、

 「正式に式もあげるが……

「する必要はないな……

  「なぜだ!!?」

光悦たち元勇者を見渡してから、

「2年後に元の世界に帰る!」

  つかさがハッキリ言うのを喜ぶ光悦たちと対象に

ベルローズ王女たちが暗い顔をするのを見かけたスタンテッド王は、

  「お前の妻になった者はどうする?」

「さよならだ!!」

  躊躇なく言う言葉に、

  「2年間は居るだろう。孫が見たい!!」

怒り声のように言うスタンテッド王に、

「お前らの道具になるから、作らない!!」

  「我が娘も納得しているのか?」

「あぁ……

第5王女は頷いていて、

  「ソラスさまに言えば、お前を此の世界に留まらせることは

    出来るだろう」

スタンテッド王が何が何でも結婚させたいのかと思いながら、

「駄目神を斬って帰るさ!!」

  神を殺すって、お前は眷属だろう、お前の主だろと思っていると、

  「ならば、お前が勝てばの褒美だが……

 つかさを、この場に陣取っているロックティラたち、ミューブル王を

見渡した後に、ひと息ついてから、

 「我が国を、お前にやろう!! 帰還のことなど忘れさせるくらいの

   贅沢をさせてやる」

この場に居る全員が驚いている。

 「陛下……

「父と呼べ!」

第5王女に対して微笑んで言うと、

  「父さま! その褒美を貰います!」

「何を言い出すの!!?」

つかさは大声で叫んで言うが、

  「「「 私たちも賛成です!! 」」」

女性たち、魔族の女たち、ロックティラたちまで賛成していて、

 「決まった!!」

スタンテッド王は立ち上がり宣言し、ミューブル王は口を開けて呆然としている。

 つかさは、

  「数の暴力には勝てる気がしない……

    泣きながら地面に手をついて呟いていた。


このやり取りを聞いて思うのは、失格勇者の方が勝つと言う話になっていて、

 「陛下! こんな失格勇者に……私は、国民は納得しません!!

   暴動も起き、国が滅びます!!」

ロジャーは反対の声明を言うが、

 「お前は何を聞いた!」

 スタンテッド王の鋭い目線に怖気付きながら、  

「陛下……

  「ツカサの横に居るのは誰だ!!」

ロジャー、騎士たち、俺もスタンテッド王の言う方を見てから、

「陛下の王女とベルローズ王女……

  「ベルローズ王女は、どんな男が好きか……

強い男で、王女でもあるから、国を動かせるくらいの力量や才能、カリスマ

様々な困難を乗り切れられる運も居るだろう。

 つかさは立ち上がり、俺たちに対して、

  「失望させるわけにはいかないか……

威圧を与えるように重く言う言葉に体が震えだし、女性陣を見ると、

勝ったと言う笑みを見せているので、

  「ソ、ソラスさまの眷属だったな……

ロジャーはプレッシャーを受けながらも声を出すが、

 「駄目神じゃない! 俺のクラスメイト、明美の眷属さ!」

その瞬間、つかさの体が光出して、闘気を纏ったためか、

体が巨人のように大きく感じて、

 「これが、レベル100を超える者の力か!!」

スタンテッド王が歓喜の言葉を上げていて、俺たちは目の前に居る男に対して、

決して剣を向けてはいけない相手だと痛感して、

 「こ、こんな……

ロジャーは地面に膝を付いて涙を流しながら言い、

   「お前ひとりで、魔王を倒せば、すぐ……

つかさを怖くって見て言えないので、地面に向けて言うと。

 「ゲーム以外で魔王を倒せば、人族の大陸が消滅する!

   魔王城での最後の戦いまで待て!!」

つかさはゲームのルールを言うので、

 「その最後のゲームに、お前が……

「駄目神との契約で、参加できないのさ!!」

つかさの発言に、ロックティラが、

  「2か月前のゲームでは!!?」

叫ぶので、参加したことが分かるが、

 「ゲームじゃないからな……

つかさが言うには、元々ミューブル王国はゲーム地になっていないこと、

エル・エランドゥ国、ラッタクリーム王国も同じで、それ以外で

開催地が決定されていた。

 その事実は初めて知ったが、だったら何故と誰もが思うことは

簡単で、夫婦喧嘩であった。

 ソラスさまが娘の婚約者に選んだ者を認めさせるゲームであり、

つかさ達は、ソラスさまが婚約者候補として、ミューブル王国に召喚させた。

 その為に、つかさは仲間の竜巳と魔族で魔王の娘のキューイルの仲を

認めさせるゲームに参加できた。

 そのゲーム中に、ソラスさまの娘の法皇候補のナルエさまを妻にして、

ついでに女性たちも妻にした。

 法皇候補だったナルエも実は魔王とソラスさまの娘って言うのも

驚きで、スタンテッド王と共に一瞬固まったくらいであった。

 「で、やるか? 蘇生するまで転生エリアの娯楽施設で遊ぶか?」

つかさの優しく言う言葉に、

 「ツカサさま! 結果が見えている……

ロジャーはスタンテッド王が居るテントの方に向いて、

   「私、ロジャーは棄権します! 陛下の命に背きますが……

 跪いて、志願するロジャーに、

  「賢明な判断だ! 勇者タクよ! お前は……

目の前の化け物に勝てるほど俺のレベルは高くない、それに、

 「陛下! ミューブ王国で……

告げるが、

 「卓だったな! お前は勇者の中で唯一残った者……

つかさは剣を鞘に入れて俺に言い出して、

 「スタンテッド王、いや、親父が軟禁生活を言い渡した……

親父と言う言葉に満足しているスタンテッド王、ミューブル王は

神妙な面持ちで聞いていて、

  「獣族、魔族、人族の大陸に知れ渡っている……

「魔族に、サキュバスに負けたが、力を付けた俺が先頭に立てば……

失格勇者の美里の隣に居る魔族を睨みつけてから言うが、

  「無理だよ!」

「どうしてだ!!?」

  「勇者召喚を新たにする決定が下されて、お前を使って召喚するからさ」

召喚には人柱が居る。俺の場合も魔導士が命を落して召喚された。

 魔族の力が強大で在ることが分かり、新たな勇者を召喚しようとするのは

流れで分かるが、俺を使ってと聞いて青ざめていると、

 「駄目神が俺たちのことを伝えて、それは無くなったが、

   形だけでもすることになるから、優雅な生活をしてくれ!!」

俺は人柱の為の軟禁であり、いつ行うかはスタンテッド王が決めるのだろう。

 今回、ミューブル王国と裏での同盟を結ぶために来ている中で、

つかさの力を見たい為に俺の要望を聞いただけであった。

 「帰らずにいれば、魔王と魔族と戦うことも……

フッと笑ってから、

 「ツカサ! レベルアップくらいは付き合ってくれ!!」

右手を出して言うと、つかさも右手を出して握手をして……


  魔王が倒されるまでに、ツカサに勝って、

     チャーリーとデートをしたいというのが

       今の俺の目標である


 思いを胸にしまって、ロジャー達が待っている屋敷に向かった。




なぜ、敵側を応援するの?

 カッコいいおじさまだから……

モフモフしたいから……

 あそこを?

……ロックだってカッコいいおじさまだろ?

 青臭いかな……

俺は?

 つかさは、カッコいいナルエたちの旦那様!!

102話 好きな女性がいるって言うのに……


もう、朝ねんか?

 あぁ、昨日の報告とアキナさんの所に……

アキヒト、居ないへん?

 飲み過ぎで、城門の兵舎で寝ているよ……

ワイは、もうひと寝入りするねん……

   勇太の左手首のミサンガを眺めて

 ミサンガって何時からしてる……

前も言ったやろ、幼稚園からずっとや……

 いつ見ても新品……

親父が旅行先で手に入れた物だそうや……

 たまに光ってるけど……

もう、寝るねん! 

 俺たちの世界に漂流して……

戻ったら、親父に聞くねんから……

 8時に広場にな……


忘れていたねん、これをくれた時の言うた……

 この召喚も奴の差し金や……ワイを鍛えるために……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ