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覚醒  作者: 星野☆明美
7/10

アイアンマン

プロジェクトに参加するのは、僕シュートとリサ師匠、兄貴を含んだ総勢十六人だった。

そして、そこにはシューティングゲームのゲームセンターで会った切長の瞳の少年の姿もあった。

「自己紹介がまだだったな」

兄貴が僕らの間に入って一人ずつ紹介していった。

切長の瞳の少年の番になったら、兄貴が

「すごいぞ!みんな。こいつはアイアンマンなんだぜ!」

と言った。

少年は大慌てで

「やめてくださいよ浩二さん!」

と叫んだ。

「鉄の男?」

僕が首をかしげて言ったら、

「柄本鉄男です」

と少年は赤面しつつ自己紹介した。

「こいつはいい!」

と男どもにバカウケだった。

「シュートといい勝負」

と、リサ師匠が言った。

リサ師匠は紅一点だった。

プロジェクトチームのリーダーはもちろん兄貴。

「リサはさしずめ、泉野明だな」

「なんの話?」

「パトレイバー」

「なんのこっちゃ」

兄貴は十六人全員のグラフを貼り出した。

「わー!恥ずかしい」

僕は他の人の成績と見比べて、正直がっかりした。

「シュート、今の成績から挽回していきましょう!」

リサ師匠がウインクした。僕はちょっと気持ちが軽くなった。

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