ラップ
僕はラップが嫌いだ。
ラップと言ってもラップフィルムのことではない。
音楽におけるラップのことだ。
ラップは歌唱法の一つで、韻律、リズミカルな演説、ストリートの言葉を組み込み、バックビートや伴奏など様々な方法で歌唱される。
その特徴的に「歌詞」の部分が重要な音楽となるが、僕としては演奏の部分も楽しみたいので、ラップのような「歌詞」に特化した音楽は好みではない。こういう人は結構多いのではないかと思う。
ただ、これはあくまで好みの問題だ。「歌詞」を重視している人にとってはその限りではないだろう。
正直「韻を踏む」とかの意味もわからないが、まあソレっぽくしたい演出なんだろうと納得しておく。
僕が一番気になるのは、やはりイメージだろう。
ラップはどうにもチャラいイメージがある。まさに陽キャというイメージだ。
特に日本人のラップは凄くチャラい。
いや、インディーズとか目立たないグループのは暗いラップもあるのだけど、目立っているのはやっぱりチャラいラップだ。
YO~とかイエァみたいな、独特な発声法もなんとなく気持ち悪い。これは日本人に限った話ではないが。
日本人ほどチャラくはないが、外国人ラッパーはやっぱりアウトロー感あるから怖い。
ただ、曲自体は日本のよりチャラいイメージは少なく、聴きやすい曲も多いと思う。
……よくよく考えてみると、僕はラップ自体が嫌いというよりも、ラップを好む人種が嫌いなのかもしれない。そこに紐づいているからラップ自体も嫌いなのだろう。
僕ら陰キャは、基本的にチャラい人種が嫌いだから仕方ないことだよね。




