自粛生活
僕は今の自粛生活が好きだ。
昨今、世間ではコロナウィルスによって自粛生活を余儀なくされている。
不要不急の外出はなるべく避け、可能な限り家から出ないことを勧められている。
これにより、外出できないことにストレスと感じている人も多いようだ。
しかし、僕にとっては最高の状況とも言える。
通勤通学で満員電車に乗る回数も減ったし、自宅学習が増えたので過密な空間で勉強する必要も薄れた。
集団生活にストレスを感じていた僕にとっては、この状況はメリットばかりが目立つ。
社会人にも、在宅勤務が増えたことで通勤に意味を見出せなくなった人や、通勤地獄から解放されたことを喜ぶ人が多いようだ。
行きたくもない飲み会に行かなくて済んだり、意味の無い会議も行われなくなって時間効率が良くなったという話も聞く。
仕事が減ったことで困っている人も多くいるが、救われたという人も一定数いるらしい。
なんでも、厚労省の発表では前年度より自殺者が20%も減っているのだとか。
自粛生活でストレスを感じている人も多いが、心的ストレスから解放されたという人もかなり多いのだと思う。
そんな中思うのは、世の中に自粛できない人間が多いことだ。
彼ら彼女らは、何故感染リスクがあるというのに、自粛することができないのか?
今は緊急事態宣言が解除されているが、その最中にも外出を止められない人達を多く見た。
公園で散歩や運動に励む人たちを見て僕が思ったのは、「健康の為と言いつつ、他者や自分の感染リスクを高める愚か者たち」だ。
そんなリスクがあるのに、それでも外出したがる人の気が知れない。
そのくらいで気が狂うのだろうか? もし狂うなら、もうその時点で精神が健康じゃないと思う。
パチンカス共もそうだ。そこまでしてやりたいのかと思ってしまう。
いや、やりたいんだろうな。中毒だから。
テレビで、そういった人達にインタビューしていたが、「そんな大事じゃないと思う」とか、「感染しても自分は死なないだろうし」とか、「そんなの自分の勝手でしょ」とか自己中発言ばかりだった。
本当にアレが大人なのかと、見てて恐ろしくなってしまった。
僕はあんな馬鹿どもと一緒にはなりたくない。
だからこれからも、積極的に自粛生活を送りたいと思っている。
不要不急の外出はしない。人が多い場所へは寄り付かない。花見も宴会も旅行もみんななくていい。
自粛生活、最高だ。




