エピソード 4ー2 普通の女の子が普通にしゃべるのは普通です
「あーやってらんねぇ。なんで怪我人の俺が、女の見張りなんてやらなきゃならねぇんだ」
セラフィナが捕らえられている一室。見張りを任された男が愚痴をこぼす。その粗野な声を聞きながら、セラフィナはベッドの上で身を縮こませていた。
見張りの男が負傷しているのは、セラフィナが逃げるときにナイフで刺したから。
考えるまでもなく恨まれている。そして自分は女で、相手は男。ベッドの上で無防備に手足を縛られ、服は胸もとを引き裂かれている。
このままじゃ、あたしは――と、セラフィナは恐怖する。
セラフィナは既に戦場を何度も体験し、貴族としての高潔さも持ち合わせている。いざというときの覚悟は出来ていたが――尊厳を護るための最後の砦であるナイフは、友人だと思っていた少女を護るために使ってしまった。
舌を噛んで果てることも考えたが、さすがにそうするだけの勇気はない。
そして――
「そもそもあの小娘、なにが我慢なさいだ。どうせ後でむちゃくちゃにするんだから、楽しんだって良いじゃねぇか。捨て駒のくせに偉そうにしやがって」
捨て駒という単語が気になったが、それを考えている暇はなかった。
「……そうだな。今回の件が上手くいけば目的は達せられる。あの女も一緒に始末してやれば、隠れ蓑にも出来る。だとしたら……」
――男が好色な視線を、セラフィナに向けてきたからだ。
「な、なんですか?」
「くくっ、伯爵令嬢様か。たまんねぇな」
男は傷を気にしながらも、セラフィナが転がるベッドの上に這い上がってきた。それだけで、セラフィナは言いようのない嫌悪感と恐怖を抱く。
「な、なにをするつもり?」
「そんなこと、決まってるだろうが。いわゆる、お楽しみ、ってやつだ」
「ち、近寄らないで! 舌をかみ切って死にま――んぐっ!?」
セラフィナが言い終えるより早く、その口になにか布きれを押し込まれた。そのかび臭さに吐き気がこみ上げてくる――が、恐怖の体験はそれで止まらなかった。
「さぁて、まずは、その胸を拝ませてもらおうか」
男の無骨な手が、セラフィナの引き裂かれたドレスの胸もとに伸ばされる。もはやどうしようもない。そんな恐怖に身を震わせたセラフィナは、目をぎゅっと閉じる。
――助けて、お姉ちゃん。
現実から目をそらしたくて、リスティアのことを思い浮かべる。セラフィナを圧倒する戦闘力と、貴族を敵に回しても友達を護ろうとする強くて優しい女の子。
あたしにも、お姉ちゃんのような強さを。そんな風に願い続けたセラフィナは、逃れ得ぬはずの不快な感覚が、いつまで経っても訪れないことに気がついた。
恐る恐る目を開く――けれど、そこにいるはずの男がいない。どこに行ったのだろうと、苦労して上半身を起こすと、足下で倒れている男を見つけて息を呑んだ。
「……眠ってる? いえ、気絶してる?」
分からないけれど、これはチャンスだ。こんな幸運はいまを逃せば二度とこない。セラフィナは、自力で逃げ出すために必死に身体をよじりはじめた。
◇◇◇
セラフィナを助けに来たリスティアは戸惑っていた。
「……あたくしの負けね」
セラフィナの友人であり、ここまでの案内役を買ってくれたドロシーが突然、リスティアに向かって敗北宣言をしたからである。
……なんだろう? 良く分からないから、取り敢えず後回しかな。
怯えてるセラフィナを、早く安心させてあげたいしね。なんてことを思ったリスティアは、ひとまず武装解除で積み上げた武器を回収。ドロシーに視線を向けた。
「取り敢えず、セラフィナのところに行こうか」
「……そう。貴方は全てお見通しって訳ね。感謝するわ」
「……うん? うん」
なんだか口調が変わっているし、その内容も良く分からなかったけれど、ドロシーは納得しているようなので取り敢えず頷いておく。
愛情を向ける相手以外には、わりと適当なリスティアであった。
――セラフィナが囚われている建物の中。途中で何度か襲撃されたのだが、襲撃者達はことごとく、リスティアの前に現れるなり消えていった。
もちろん、実際はリスティアが武器だけを残して消し飛ばしているのだが――
「あれれぇ~? またどこかへ転移して行っちゃったね~?」
リスティアの偽装は完璧である。ドロシーは一片の疑いも持っていないようで、「そうですわね……」と上の空で呟いている。
きっと、転移した敵がいつ戻ってくるかと警戒しているのだろう。
「ドロシーさん、心配しなくても大丈夫だよ? みんな武器を置いて転移してるから、少なくともすぐに戻ってきたりはしないと思うよ?」
「え、えぇ……そうですわね……」
そのために、武器だけを消し飛ばす対象から外していた。それを教えて安心させてあげようと微笑みかけたのだが、ドロシーはなぜか顔を引きつらせた。
……そっか、心配してるのは自分達のことじゃなくて、セラフィナのことなんだね。それじゃ、はやくセラフィナのところへ行って安心させてあげなくちゃね。
そしてやって来たのは、セラフィナが捕らえられている部屋の前。リスティアが無造作に扉を開けた瞬間、きらめく銀色が飛び掛かってきた。
「――うあああああああっ!」
叫びながらリスティアの胸にぶつかったのはセラフィナだった。そして、そんなセラフィナの手には短剣が握られていて――その切っ先はリスティアの胸に突き刺さっていた。
どうして刺されたんだろう? ――と、リスティアは首を傾げた。
短剣は、セラフィナを見張っていた男が持っていた武器だ。恐らくはそれを使って自分の拘束を解き、部屋に入ってきた相手を迷わず刺し貫いた。
つまり――敵だと思って、逃げるために刺したのだろうと理解する。
「……セラフィナ、あたしだよ」
セラフィナを驚かさないように、リスティアは静かに呼びかける。その瞬間、セラフィナの身体がびくりと跳ねた。
「リスティア……お姉ちゃん?」
「うん。リスティアお姉ちゃんだよ」
セラフィナはドロシーの暴言を見過ごした女の子だけど――それでも、自分をお姉ちゃんと慕ってくれているのは事実。
ナナミちゃんみたいにしっかりした女の子も良いけど、セラフィナみたいにちょっと困った妹も可愛いよね! なんて思いつつ、リスティアはお姉ちゃん口調で答えた。
だけど――
「あ、あぁ……嘘、そんな……」
セラフィナは自らの手の中にある短剣――リスティアの心臓をえぐっている短剣を見下ろし、ガクガクと震えはじめた。
「あ、あたし、そんなつもりじゃ。男が急に気絶して、だから、今のうちに逃げないとって、思って……でも、足音が聞こえたから、だから、必死で……っ」
「うん、分かってるよ。だから、気にしなくて良いんだよ」
リスティアは優しく微笑んで、怯えるセラフィナの銀髪を優しく撫でつけた。
「リスティアお姉ちゃん……ごめん、ごめんなさい」
ポロポロと涙を流して泣きじゃくる。
「もぅ……セラフィナは泣き虫だなぁ。泣かなくて良いんだよ。制服に穴が空いたくらい、新しい制服を買えば良いんだから」
「それは、そうだけど、でも……え? ……せい、ふく?」
「うん。制服にはエンチャントしてないからね」
困惑するセラフィナの手を掴んで、短剣を手放させる。そうして自分の手で、胸に突き刺さった短剣の柄を握りしめた。
「ダ、ダメです、お姉ちゃん! 短剣を抜いたら、一気に血が噴き出して――あぁっ」
セラフィナが制止の声を上げているさなかに、リスティアはセラフィナに血が掛からないように横を向いて、胸から短剣を引き抜いた。
リスティアの胸から熱い飛沫が噴き出し、絨毯の上に赤い花を咲かせていく。だけど、それはわずか数秒。すぐにそれは治まった。
「あぁ、リスティアお姉ちゃん、どうしてっ。いや、死なないで、お姉ちゃん!」
セラフィナが狂乱してしがみついてくる。
「こらこら、ダメだよ。せっかくセラフィナに血が掛からないようにしたのに、そんなことをしたらセラフィナの服が血で汚れちゃうよ?」
「そんなの関係ありません! それよりリスティアお姉ちゃんが……って、あれ? どうして、そんなに普通にしゃべってるんですか?」
「……え? あたしは普通の女の子だから、普通にしゃべるのは普通だと思うよ?」
「いえいえいえいえ! 普通の女の子だったら、心臓を刺されて普通にしゃべるのは普通じゃないと思います!」
しごく真っ当な突っ込みをセラフィナがまくし立てる。
心臓を刺し貫かれて平気な人間の女の子はあんまりいないと学習していたリスティアは、「刺さったのは服だけだから大丈夫だよ?」と、辺りを汚す鮮血を消し去った。
「はい? いえ、さっき、真っ赤な鮮血が……あれ?」
「ほら、ね?」
「えっと……えっと……えぇ?」
セラフィナは呆気にとられている。ドロシーの方はどうかなと視線を向けると「なんか、そんな気がしてましたわ……」と虚ろな目をしていた。
ドロシーって、最初は下賤な平民とか言うから嫌な子だと思ってたけど、謝ってくれたし、こっちの事情も理解してくれてるみたいだし、もしかし……良い子なのかな?
なんて思いながら、セラフィナへと視線を戻す。
「とにかく、あたしは大丈夫だから」
「……そう、みたい、ですね」
セラフィナも結局は、いま目の前にある光景が現実なのだと受け入れたらしい。リスティアが無事だと、安堵するような表情を見せた。
「でも、お姉ちゃんはどうしてここに?」
「セラフィナが行方不明になったって聞いて探しに来たんだよ。セラフィナがここにいたのは、攫われたから、なのかな?」
「それが――って、そうだ。ドロシーが裏切って――って、ドロシーっ!?」
ドロシーの存在に気付いたセラフィナが警戒心をむき出しにする。だけどそれに対して、ドロシーは両手を挙げて見せた。
「はいはい。そんなに警戒しなくても、もう抵抗したりしないわよ。それに、彼女にはとっくに正体を見破られていたみたいだしね」
ドロシーがリスティアを見てそんなことを口にする。その話の流れから、ドロシーが敵側の人間で、セラフィナの誘拐にかかわっていることはリスティアにも分かった。
――逆に言えば、いま初めてドロシーが学校にいる内通者なのだと気付いたのだが、もちろん最初から知っていたよ? と言った表情を浮かべる。
リスティアはちょっぴりずるい女の子だった。
「それじゃ、そこで気絶してる男と、ドロシーを理事長に突き出そうか」
「……理事長に、ですか?」
事情を知らないセラフィナが首を傾げる。
だからリスティアは、学園で誘拐事件が発生している疑いがあり、自分は理事長からその事件の調査を任された冒険者であることを打ち明けた。
「リスティアお姉ちゃんが冒険者……それで、あんなに強かったんですね」
セラフィナの目がキラキラと輝いている。理由は分からないけれど、なにやらリスティアに対する好感度が上がったらしい。
「取り敢えず、理事長達が心配してると思うから、学校に戻るよ?」
リスティアは宣言して、気絶している男を抱え上げようとするが――それよりちょっとだけ早く、セラフィナが「少し待ってください」と声を上げた。
「うん? どうかしたの?」
「えっと……その、ドロシーを理事長に突き出す前に、話をさせて欲しいんです」
「良いよ」
「無理を言ってるのは分かってます。けど、突き出してしまったら、話す機会はないでしょうから、どうか……って、良いんですか?」
「うん。好きに話せば良いよ」
心配する理事長達より、セラフィナのお願いの方が重要なリスティアであった。という訳で、リスティアは入り口の隣で待機。セラフィナとドロシーが話すのを見守ることにする。
「ねぇ……ドロシー。どうしてこんなことをしたの?」
リスティアが見守る中、セラフィナがドロシーに質問を投げかけた。
「……それを貴方に教えて、あたくしになにか利点でもあるのかしら?」
「それは、ないかもだけど……でも、教えて欲しいの。ドロシーは最初から……」
「――最初から、貴方を陥れる目的で近づいたのよ」
セラフィナのセリフに被せて、ドロシーがきっぱりと断言する。それに対して、セラフィナは悲しそうな顔をした。
「……ドロシーはあたしのことが嫌いだったの?」
「ええ、大っ嫌いよ」
「……どうして?」
「さっきも言ったけど、それを教えてあたくしになにか利点があるのかしら?」
「それは、ないけど……」
セラフィナにとって、ドロシーは友人だったのだろう。だからリスティアは、ドロシーの気持ちを知りたいと願うセラフィナの力になってあげたいと思った。
そして――パチンと指を鳴らしてドロシーの視線を奪い、その瞳を覗き込んで魅了の力を発動する。その瞬間、ドロシーの瞳からハイライトが消失した。
「リスティアお姉ちゃん、いまのは……」
「ドロシーが本当のことを話すようにおまじないを掛けたんだよ」
「おまじない……ですか?」
「ドロシーに、本音を聞いてみると良いよ」
「……分かりました」
なにか思うところがあったのだろう。セラフィナは半信半疑な様子ながらも、ドロシーへと視線を戻した。
「ドロシー、貴方の本心を教えて」
「……良いわ。教えてあげる」
「なら……ドロシーはあたしのことが嫌いなの?」
「……ええ、大っ嫌いよ」
「そう、なんだ。本当に、嫌われてたんだ」
セラフィナはポロポロと涙を流す。だけど、そんなセラフィナに向かって、ドロシーは淡々とした口調で「――だって、貴方を嫌わなきゃ、耐えられなかったから」と続けた。
「どういう、こと?」
「あたくしはフローレン子爵の命令に逆らえない。だから、セラフィナを辱めて殺すように命令されたとき、あたくしは貴方を嫌いになる努力をしたの」
予想外だったのだろう。セラフィナが驚きに目を見開いている。
「なら……それまでは? それまでは、あたしのこと、嫌いじゃなかった?」
「――当たり前じゃない」
リスティアの魅了で本音しか語らなくなっているいま。その一言はどんな言葉よりも、ドロシーの本心を雄弁に表していた。
セラフィナは、その蒼い瞳からひとしずくの涙をこぼした。
「でも……それなら、どうしてこんな真似をしたの? フローレン子爵の命令に逆らえないってどういうこと? いくらなんでも、こんな酷い命令、断れば良いじゃない」
「養子なのよ」
「……養子って、ドロシーが?」
「ええ。あたくしの正体は、魔法の腕を見込まれて養子にされた――下賤な平民よ」
「ドロシーが養子だったなんて知らなかった。……でも、自分のことを下賤な平民なんて言うものじゃないわ。貴方は才能を見いだされて、貴族の一員となったのでしょ?」
「名目は養子だけど、実際はそんな綺麗なものなんかじゃない。本当のあたくしは、穢れきっている。当主の道具で、次期当主の……おもちゃよ」
その後に語られたのは、聞くに堪えない内容。ようするに、ドロシーはフローレン子爵家の奴隷で、様々なことを強制されていたという、なんの救いもない話である。
しかも、魅了されていたドロシーは素直に全てを打ち明けたため、その内容はとんでもなく生々しかった。セラフィナがあまりのことに顔を青ざめさせる。
「どう、して。どうしてあたしに話してくれなかったの? 話してさえくれれば……」
「助けてくれたって? ……無理よ」
「そんなことはないわ!」
セラフィナが声を荒らげるが、ドロシーはやはり無表情で首を横に振った。
「……そんなに、あたしは頼りない?」
「そうじゃないわ。妹が病気なの」
「妹? 貴方に妹がいるなんて聞いたことがないけど……もしかして」
「ええ。平民としてのあたくしの妹。その妹の治療と引き換えに従っていたの。誰かに話したことがバレたら、あの子がどうなるか……」
ドロシーの行動は全て妹のためだった。それを聞いたリスティアは、思わず魅了の力を解除してしまった。その瞬間、我に返ったドロシーが顔を上げる。
「――っ、あたくし……どうしてこんなことを」
「ごめんなさい、ドロシー。あたし、貴方がそんな境遇だってまるで気付かなかった。ずっと側にいたのに。もし許されるのなら――」
「――止めてっ。あたくしは、貴方のそういうところが嫌いよ。恵まれた環境にいるくせにそれにおごらず、平民にも優しくて、いつもまっすぐで……あたくしとはまるで違うから」
「ドロシー、あたしは……」
セラフィナはドロシーになんらかの言葉を掛けようとした――けれど、それがなんだったのかは分からない。なぜなら、セラフィナが実際に声を掛けることはなかった。
にわかに廊下が騒がしくなり、ほどなく衛兵達が流れ込んできたからだ。
「無事かセラフィナ!」
衛兵の中に一人だけいた、貴族風の服を身に纏う精悍な男がセラフィナを抱きしめた。
「――お、お父様? ど、どうしてここに。領地へ帰ったのではなかったのですか?」
「いや、パーティーでの失態を挽回するべく、王都で奔走していたのだ。それよりも、攫われたと聞いたが――っ」
腕の中にいるセラフィナを見下ろし、ジュノー辺境伯が息を呑んだ。セラフィナが身に付けている服が引き裂かれていたからだ。
「こ、これは、心配しないでください。なにもありませんでしたから」
「……本当か?」
「ええ。リスティアお姉ちゃんが助けてくださいましたから」
「……リスティアお姉ちゃん?」
ジュノー辺境伯がリスティアに視線を向ける。どうやら、セラフィナしか目に入っていなかったようで、リスティアを見たジュノー辺境伯は驚くような素振りを見せた。
「……リスティア嬢。どうしてここに……?」
「また会いましたね、ジュノー辺境伯。あたしはブレンダ理事長に依頼され、最近発生していた生徒の行方不明事件を追っていたんです」
「……そうか。リスティア嬢が後ろ盾を持っていたのはそういう理由か」
ブレンダ理事長やシャーロットはその通りだけど、ウォルター公爵については別――なのだけど、リスティアは肯定するかのように無言で微笑んだ。
次回は三日後にアップします。
そして、軽く数えたら2章だけで150回ほどの普通という単語が……w
普通ってなんだっけと、作者が良く分からなくなってきました。
また、様々なタイトルのご意見ありがとうございます。期限はだいぶ先なのでじっくり考えたいと思います! もちろん、今後もご意見あれば、教えてくださると嬉しいです。
ちなみに考えすぎた結果、昨日は『無自覚で最強の吸血姫は、妹が欲しいんだよ?』と、リスティア口調のタイトルが思い浮かびました。
なんか萌えた気がしたんですが……緋色が疲れているだけでしょうか?w
それはともかく昨日の夜、コピーライター視点によるタイトルなどによる売り込み方を書いた、なろう作品と出会いました。まだ2/3くらいしか読んでいないんですが、緋色の中では三幕構成、共感設定に続いての三つ目の衝撃の出会いとなりそうです。
あとがきに他の方の作品名を書いて良いか迷ったので、Twitterに上げておきます。ツイッターには緋色のプロフィールから飛べるので、興味がある人はご覧ください。
創作をしている人はもちろん、そうじゃない人も楽しめると思います。




