【行いを正すということ】/【……を殺したのは】

　#リプされた宝石の石言葉で小説書く

　言葉を使わずにテーマとしておりまぜ伝えることにチャレンジです。

【行いを正すということ】

「たとえどんなに傷つけられても復讐はしない。自らを許せなくなることこそが絶望だから」

　そう口にして君は復讐を果たした。

　穢れた僕の手を取り「君の幸せが私の喜びだ」と祈りを捧げることで。

　こうして胸に宿る優越に気づかぬふりをし、純白であることを見せつけたのだ。

　これ程の屈辱はなかった。

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　オパール

　九藤朋さんから　http://mypage.syosetu.com/476884/

　石言葉

　◆「純真無垢」「歓喜」「希望」「幸運」「忍耐」

　自らの行いを良しと思えなくなることほど、自分を傷つけることってないと思うんだよね。

　だからどんな感情の元であっても、ひどい行いはしないほうがいいって思う。

　嫌悪や憎しみからだけじゃなく、愛情や、共感、同情、自分なりの正しさ、ちょっとした怠け心からでも、自分を醜く感じるような行為はできるだけしないでいられたほうがいい。

　自分の心のために。

【……を殺したのは】

「人ってそんな風になるのね」

　触れられないことを確かめ、まじまじと君を見つめた。

「典型的だと思うけど」

　脚がなくて浮かんでて見えるのに触れない。

「いや、普通すぎて却ってびっくり。……私を呪うの？」

「典型的かな」

　微笑む君に首を振る。

「思っても見なかった」

　君に見透かされていたなんて。

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　猫目石

　白い黒猫さんから　http://mypage.syosetu.com/99087/

　石言葉

　◆「驚嘆」

　典型的な幽霊になってるって通じたかっていうのが一点。

　「君」にとって身近な存在である「私」

　この「私」の策略で「君」は死に至らしめられたのだろうということが伝わるかっていうのがもう一点w

　

　私にとってツイノベを書く最大の利点は、無駄を省き的確に状況を伝える訓練になるということだな。

　出来不出来は別として、意識せざるを得ない。

　二人の関係性、性別は想像にお任せします。