表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#twnovel  作者: 遠宮 にけ ❤️ nilce


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

73/79

【去りゆく季節を惜しんで】/【温もりの記憶】

 #ビンゴらんど Twitterタグ。


 #海 #一人 #秋 #花 #哀 #白 #夕暮れ #猫 #気配

 を使ってツイノベを書く。(タグの文字数を含んで1ツイート。改行含まず)



【去りゆく季節を惜しんで】


 空気が白くなり秋の去る気配を感じた。

 大丈夫。哀しくはないよ。

 海の形をなぞって一人消波ブロックを辿る。

 淀みに浮沈する花。痩せた猫。夕暮れの紅色。

 みんな行ってしまう。

 大丈夫。淋しくはないよ。

 全部浸みて私になるから。


 *****

 タイトルちょっと考えました。

 哀しくない、淋しくない何も惜しんでなどいないよと重ねた先に見えるのは、目に写り感覚した全てを取り込んで我がものにしようとする、そうしてしがみつくことで気分を宥めようとする貪欲な私の姿だなと思って。



【温もりの記憶】


 海を訪ねたのはいつぶりだろう。

 秋風の冷たい夕暮れ、秋桜の花咲く砂地を一人で歩く。

 裸足で白波を踏み歩く君の姿も今は幻。

 温い気配に振り返ると猫がいた。

 哀しく鳴いて足に体を擦り付ける。

 抱き上げて柔らかく頬を寄せた。


 *****

 きっと共通のイメージではないと思うんだけど秋桜って風が吹いても平気な荒地に咲く印象があって。

 線路沿いとかね。

 海岸近くの砂地にも咲いてないかなーと思ったのが最初でした。

 このワード並べるとどうしてもうら寂しい話になるね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ