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#twnovel  作者: 遠宮 にけ ❤️ nilce


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30/79

【それぞれの道と末路】/【それぞれの正義】

 気まぐれに「#物書き即興力テスト」にチャレンジしてみました。

 勝手に「お題の言葉を使わずに表現、文字数は指定数ではなくワンツイート縛り(改行含まず)」でやっています。


 ※今日は文頭文末お題の診断メーカーを使ったので2ツイートのが入っています。

6月14日

にけさんには「ぬくもりを半分こした」で始まり、「君はきっと泣くだろう」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば2ツイート以内でお願いします。

被ったので今日はこれ。2ツイートで。



【それぞれの道と末路】@NikeNilce

 温もりを半分こした僕らは背を向けて歩き出した。

 凍てつく夜も陽を浴びているようにポカポカだ。

 その半分が君のものだと思うと心まで温かかった。


 道中干からびかけたミミズみたいにしょぼくれた男を見た。

 力無い皮膚の内側にはもう熱を産み出す能力もないらしい。

 男は僕に温もりを半分くれと要求した。

 この温もりは僕だけのものじゃない。

 宝物を護るように自らを抱き締める。


 施しは相手の為だけに行うのではない。

 いつかは何倍もに膨らみ返ってくるものさ。

 唆す言葉に耳を向けた瞬間彼は僕の胸に手を捩じ込んだ。

 僕は彼になった。

 干からびたのは僕。

 温もりは全て彼のものだ。

 君はきっと泣くだろう。


*****

干からびた僕は誰かの温もりを奪うでしょうか。それとも朽ちるでしょうか。





6月15日

今日のにけさんのお題は『刀、約束、色違い』です。100字以内で書いてください。

#物書き即興力テスト

1ツイートで。



【それぞれの正義】@NikeNilce

 刃を重ね我々は正義の為に己が命を賭けようと誓った。

 まさか旗の色を違え相見える日が来るとは考えもせずに。

「目を覚ませ」

 我ながら無茶を言うと自嘲する。

 彼の家族は彼の勢力の手の内だ。

「侵略者はそちらだ」

 彼の目に映るのは義の心。

 正義は立場によって翻る。

 私は自分の足元が崩れる音を聞いた。


*****

人生はそういうことの繰り返しだねぇ


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