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【詩集】Shangri-La

名前のない風になって

作者: 野鶴善明
掲載日:2021/04/05


 名前のない風になって

 この空を飛ぼう

 太陽をめがけて

 どこまでも

 どこまでも

 夢を追いかけて


 君も

 名前のない風になるといいさ

 手をつないで

 海を渡ろう

 どこまでも

 どこまでも

 愛を抱きしめて


  くるりと宙返り

  右へ大きく曲がって

  それから

  爽やかな白い雲を突き抜ける

 

  海から海へ

  島から島へ

  名前のない風の

  名前のない旅

  君と僕の

  ふたりだけの旅


 名前のない風になって

 この空を飛ぼうよ

 君の夢と

 ほがらかな笑顔を

 僕は抱きしめる

 いつまでも

 いつまでも

 そばにいるから


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