ウィンカーの出し方
こんな表題で書かなくてはならないことに、どっと疲れてしまう。
しかし普段、公道で、ウィンカーの出し方を知らないオッサンを見すぎるので、こんなことを書かなくてはならない。
まず、ウィンカーとは何のために出すのか。こんなことすらわかっていないとしか思えないオッサンが多すぎる。
ウィンカーは周囲に車線変更や右左折を予告するために出すのである。
決して曲がる時に出せと誰かに言われたからしょうがなく出すものではない。また、『ぼく、今、曲がってる』と言いたいがために出すものでもない。
出すタイミングは曲がる3秒前とされている。私は状況によってもっと前から出すべき場合も、その逆もあると思うが、基本がこれであることに間違いはない。
また、同一車線内で右に寄る時もウィンカーを出すべきであるし、駐車場内で曲がる時なども出すべきである。
これをオッサンは笑う。
そんなことをする必要はないと言って、馬鹿にして笑う。
『あの車が通っていったら横断しよう』と思って待っている歩行者などは待たせておけばいいとでも思っているのだ。
とにかくひどい運転をするのは決まってオッサンである。
なんじゃありゃー!?と思って運転席を見ると、不思議なほどに必ずオッサンの腕が偉そうに窓枠に乗っている。
いい加減にしてもらいたい。
中には車線変更したがっていることを悟られるとブロックされるから、と『わざと』ウィンカーを出さずに割り込むようなオッサンもいる。とても多いという印象だ。
逆に、割り込みをするオッサンを予め阻止しようと車間距離を詰め詰めにしてブロックするオッサンも同じぐらい多い。
双方が悪循環を作り出してしまっているのだが、それでいいと思っているらしい。
オッサンはとにかく老人や女性の運転が下手だと馬鹿にするが、私に言わせればおまえらのほうがよっぽどド下手糞である。
ウィンカーぐらいまともに出せないのであろうか。
オッサンがなぜ下手糞なのか。それは運転に慣れていて、運転操作は確かにお上手ながら、自己流になっているからである。
それでいて自分の運転に自信をもっていて、かなり強引なことをする。
『ぶつかられたくなければそこを空けろ』と言わんばかりの危険運転も当たり前である。
先日、同僚のオッサンの後ろをずっとついて走らなければならないことがあったが、ひどいものであった。
運転操作はお上手なのである。しかし右側車線を延々と走る。左からビュンビュン追い抜かれながら。それでいて自分より遅い車に追いついたら『どけや!』みたいな勢いで左から追越、すぐにまた右側に戻る。他人のふり見て我がふり直せないのであろうか。
ウィンカーの話関係なくなってしまったが、決してオッサンの真似をしてはいけない。事故を起こしたくなければ。
とりあえず、ウィンカーは進路変更する3秒前から出し、その間に安全確認をし、ゆっくりとハンドルを切って進路変更する。
オッサンのようにウィンカーとハンドルを同時に操作してはいけない。
ウィンカーを出している車の横を強引に通って行くオッサンの真似をしてはいけない。
何が言いたかったのか忘れてしまったが、以上である。




