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【本編完結】辺境の錬金術師 ~今更予算ゼロの職場に戻るとかもう無理~《コミックス発売!》   作者: 御手々ぽんた
第三章

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セイルークへの託宣!!

「『呪いを討ち滅ぼす』」「『聖なる担い手』」「『運命の車輪は七つの()を持つ』」


 タウラの口から語られる託宣。

 その指が経典をめくり終わる度に告げられたのは、三つのフレーズだった。


 すっとタウラの全身から魔素の光が消えていく。


「聖なる担い手……。運命の車輪の七つの輻、か。これがセイルークへの託宣か。興味深い」


 何かを考えている様子のカリーン。

 私は、輻って確か車軸からのびている棒の事だったよなと思いながら、疑問点を口に出す。


「呪いを打ち滅ぼすって、セイルークが呪術師を倒すだろうってことだよね。運命の車輪は?」


「それは多分、呪術師を倒す流れに必要な何か、だな」


 考え考えそう口にするカリーン。

 私はそれで、何となく思い当たる。半透明のプレートに表示される例の読めない文字かなと。


 そんな私たちの話をひどく真剣な顔つきで聞いているタウラ。


「しかし、カリーンは何でまたタウラにセイルークへの託宣を頼もうと思ったんだ?」


「結果的には大当たりだったろう? 呪術師はセイルークの事を執拗に狙っているようだしな。そしてセイルークが一回り大きくなったタイミングで現れた敵。それに何よりもタウラのいたアレイスラ教団の教会への襲撃。何か、つながるんじゃないかってな」


「ありがとう、カリーン。これは大きな手がかりだ。しかし、そうか。託宣の力が狙われたのか。生き残ったのが私だったのが悔やまれる、な。教団にはもっと託宣の力の強い者達がいたのに──」


 ぎゅっと拳を握りしめるタウラ。

 カリーンがそんなタウラに近づくと、そっとその握りしめられた手に、自らの手を重ねる。


「いや、そんな事は無い。生き残ったのがタウラだからこそ、ルストと出会い、今ここにいるんだ。それは間違いないさ」


 そのときだった。部屋の隅でうつらうつらしていた話題の主のセイルークが、起きて顔をあげる。

 じっと、こちらを見る。


 そのタイミングで、私とセイルークの目の前に、半透明のプレートが現れる。


 そこには、こう書かれてた。


『契約竜=セイルークが条件を達成。クエストが解放されます。


 ──ワールドクエスト:運命の車輪を支える七つの輻──

 達成2/7。


 □□□□□□□

 契約者の×%℃¥

 □□□□□□□

 □□□□□□□

 □□□□□□□

 管理されし暗黒

 □□□□□□□


 ──ワールドアナウンス──

 現存するプレイヤー三名に、ワールドクエストの解放がアナウンスされました』


 文字の横に描かれた車輪の絵。その七つある輻のうち二つが光っていた。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新ありがとうございます。 セイルークがキーなんやな。 [気になる点] 三名ってだれやろ……。
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